6失点大敗後19分で解任発表のスピード決断…W杯後に大スランプ、スコティッシュ・プレミアシップで3位から7位に転落

2023.01.29 12:40 Sun
Getty Images
スコットランドで驚きの解任劇が起こっていた。今冬にはDF小林友希、DF岩田智輝がセルティックに、FW小田裕太郎がハート・オブ・ミドロシアン(ハーツ)、MF檀崎竜孔がマザーウェルへと加入。セルティックを中心に日本人選手が多くプレーしているのがスコティッシュ・プレミアシップだ。

注目が集まっている中、アバディーンで驚きの監督解任劇が起きていた。
解任されたのはジム・グッドウィン監督(41)。2022年2月からチームを率いていたが、28日に解任されることとなった。

今シーズンはあまり成績が上がらないながらも3位で、カタール・ワールドカップ(W杯)による中断期間を迎えていたアバディーン。しかし、その中断明けの初戦でセルティックに敗れると、4連敗を喫する。
その後、引き分け、そして再開6試合目で勝利を収めたが、リーグカップのレンジャーズ戦、リーグ戦のハーツ戦、FAカップ4回戦では格下のダーベルにも敗れ、再びチームは下降線を辿っていた。

そんな中、28日にはリーグ戦でハイバーニアンと対戦。しかし、この試合も6-0と惨敗。中断明けの公式戦10試合で1勝1分け8敗とどん底に落ち、順位も7位にまで転落していた。

ここまで我慢をし続けていたのか、試合前から決まっていたのかは定かではないが、クラブの決断は早く、6失点大敗の試合終了後19分で監督とアシスタントコーチの解任を発表するスピードを見せたのだ。

アバディーンのデイブ・コーマック会長はイギリス『BBC』に対し「ジムは良い男であり、ここで全てを捧げてきた。試合後すぐに彼に会ったら、近寄ってきてハグをしてくれた。『わかっているよデイブ。十分じゃない』とだけ言った」とコメントした。

また「だから、我々は明確な理由で別れることとなった。W杯から戻って以来、アウェイでは最悪だったがホームでは悪くなかった。何人かの選手は責任を負う必要があるだろう」とコメント。成績不振が著しかったとした。


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