今年2月に56歳の三浦知良、JFL鈴鹿とのレンタル契約終了 「新天地での新たな挑戦を選択」

2023.01.16 16:55 Mon
Getty Images
元日本代表FW三浦知良(55)が日本フットボールリーグ(JFL)の鈴鹿ポイントゲッターズを退団した。鈴鹿が16日に横浜FCとのレンタル契約終了を発表している。

“カズ”こと三浦は昨季、横浜FCから鈴鹿にレンタル移籍。実兄であり、監督兼ゼネラルマネージャーを務める三浦泰年氏の下で自身初のJFL挑戦を果たして、18試合出場で2ゴールを決めた。
今年2月の誕生日で56歳となるが、ポルトガル2部のオリヴェイレンセに半年レンタルの報道が飛び交うなか、鈴鹿退団が決まった三浦。クラブを通じて1年間を振り返り、感謝の言葉を綴った。

「鈴鹿ポイントゲッターズの関係者、ファン、サポーター、スポンサーの皆様。
このたび、私三浦知良は横浜FCからのレンタル移籍が満了したことをご報告させていただきます」

「初めてのJFL移籍ということもあり、何かと不慣れな自分を支え、共に競い合い、そして温かく見守ってくれたポイントゲッターズの選手、スタッフのみんなには感謝しかありません。みんなと共に戦い抜いたこの約1年間は大変充実したものであり、自分のサッカー人生にとっても大きな財産となりました」
「さらに、応援していただいた鈴鹿市を含む三重県の方々にも深く感謝申し上げます。練習場や公式戦にも遠くから大変多くの方々が来場してくださいました。また、試合会場ではホームもアウェイも関係なく日本中で大きな声援をいただきました。まさに選手冥利に尽きる思いで感激いたしました」

「特に鈴鹿市内においては行く先々で温かい言葉をかけていただきました。鈴鹿で新しい友人もたくさんできました。市内の小学校では生徒のみなさんとの触れ合いの時間をいただき、思い出深い経験になりました。関係各位に改めて御礼申し上げます」

「さて、私は新天地での新たな挑戦を選択いたしました。鈴鹿のみなさんからいただきました優しさを胸に精一杯頑張っていきます。みなさんにBOA SORTE!」

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