ベイルが現役引退を電撃発表!「愛するスポーツで活躍するという夢を叶えることができ、本当に幸せだった」

2023.01.10 02:01 Tue
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Getty Images
メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルスFCに所属するウェールズ代表FWガレス・ベイル(33)が現役引退を発表した。

サウサンプトンの下部組織で育ったベイルは、2006年4月にトップチームデビュー。 2007年夏にサウサンプトンから17歳でトッテナムに加入すると、2013年までの在籍期間に公式戦203試合56ゴール58アシストを記録した。

この活躍が評価され、 2013年夏にトッテナムから8500万ポンド(約115億3000万円)といわれる移籍金でマドリーに加入。クラブ公式戦通算251試合の出場で105ゴール68アシストの成績を収め、4度のチャンピオンズリーグ制覇や2度のラ・リーガ優勝など計15個ものタイトル獲得に貢献した。
昨夏に9年在籍したマドリーを退団したベイルは、1年契約でロサンゼルスFCに加入。2022年シーズンは公式戦14試合に出場し3ゴールを挙げていた。

また、2006年に弱冠16歳でデビューしたウェールズ代表では、歴代最多出場記録の通算111キャップを誇り、エースとして2度のユーロ(2016,2020)と64年ぶりとなるワールドカップ出場に貢献。通算40ゴールを挙げ、歴代最多得点記録も樹立している。

ベイルは9日に自身のSNSを通じて、現役引退の決断を報告するとともに感謝した。

「慎重に熟考した結果、クラブと代表から引退することを発表します。愛するスポーツで活躍するという夢を叶えることができ、本当に幸せだった。サッカーは僕の人生で最高の瞬間をいくつも与えてくれた。17シーズンに渡る最高の瞬間は、次のステージでどんなことが待ち受けていようと、絶対に味わうことはできないだろう」

「サウサンプトンでの最初のプレーから、ロサンゼルスFCでの最後のプレー、そしてその間にあるすべての出来事が、僕のクラブキャリアを形成し、大きな誇りと感謝の気持ちでいっぱいだ。また、母国の代表選手として111試合に出場し、キャプテンを務めたことは、まさに夢のような出来事でした」

「僕のサッカー人生を支えてくれたすべての人々に感謝の気持ちを伝えることは、不可能なことだと思っている。9歳でサッカーを始めたときには夢にも思わなかったような、自分の人生を大きく変え、キャリアを築く手助けをしてくれた多くの人たちに心から感謝しています」

「サウサンプトン、トッテナム、レアル・マドリー、そして最後にロサンゼルスFCへ。これまでの監督、コーチ、バックルームスタッフ、チームメイト、熱心なファンの皆さん、エージェント、素晴らしい友人、家族、皆さんが与えてくれた影響は計り知れません」

「両親と妹、若い頃のあなた方の献身的な努力と強い絆がなければ、今こうして文章を書いていることはないでしょう。どんな時も僕の隣にいてくれた妻と子供たち、あなた方の愛とサポートが僕を支えてくれました」

「だから、僕は人生の次のステージに期待を持って進んでいく。変化と転換の時が、新たな冒険の機会なんだ」

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