シティに完敗でFA杯敗退のチェルシーに非難の声 「チームとしてすべてが横向きか後ろ向き」
2023.01.09 18:22 Mon
元イングランド代表FWのアラン・シアラー氏がチェルシーを酷評した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
今シーズン開幕から低調なパフォーマンスが続くチェルシーは昨年9月にトーマス・トゥヘル前監督を解任すると、後任にブライトン&ホーヴ・アルビオンからグレアム・ポッター監督を招へい。しかし、チーム状態はなかなか上向かず、プレミアリーグ17試合を終えて7勝4分け6敗の10位に沈んでいる。
また、FAカップも8日に行われた3回戦で、マンチェスター・シティ相手に良い形をほとんど作れないまま0-4の完敗。チェルシーファンからはトゥヘル前監督のチャントが歌われるなど、早くもポッター監督への風当たりは強まりつつある。
シアラー氏もシティ戦を振り返り、チーム状態の悪さを口に。負傷者の多さは言い訳にならないと断じ、今後の改善を求めた。
「チェルシーにとって、あのパフォーマンスは受け入れられないだろう。彼らにはエネルギーや個性、そういったものが必要だった。チームに何人負傷者がいても、試合に出て組織を組み立てることはできるだろう。彼らがそれをしなかったのは、恥ずべきことだ」
「彼らは今、ファンに何かを与える必要があるだろう。選手たちはこのクラブを気にかけているのだと示さなければならない。それだけ、シティ戦の前半 45 分間は受け入れられないパフォーマンスだった」
「彼らにとってはこれから大事な週がやってくる。 次の 2つのリーグ戦、対戦するのはフルアムとクリスタル・パレスだ。彼らは今日示した以上のものを示す必要があるだろう」
「これだけ多くの負傷者がいるのは大変だが、それでも選手たちはピッチでしっかりとした態度を持ち、チェルシーのユニフォームを着ていることを示す必要がある。だからこそ、 次の 2 試合は彼らにとって非常に重要になるのだ」
今シーズン開幕から低調なパフォーマンスが続くチェルシーは昨年9月にトーマス・トゥヘル前監督を解任すると、後任にブライトン&ホーヴ・アルビオンからグレアム・ポッター監督を招へい。しかし、チーム状態はなかなか上向かず、プレミアリーグ17試合を終えて7勝4分け6敗の10位に沈んでいる。
また、FAカップも8日に行われた3回戦で、マンチェスター・シティ相手に良い形をほとんど作れないまま0-4の完敗。チェルシーファンからはトゥヘル前監督のチャントが歌われるなど、早くもポッター監督への風当たりは強まりつつある。
「チェルシーにとって、あのパフォーマンスは受け入れられないだろう。彼らにはエネルギーや個性、そういったものが必要だった。チームに何人負傷者がいても、試合に出て組織を組み立てることはできるだろう。彼らがそれをしなかったのは、恥ずべきことだ」
「チームの前進の仕方はとても悪い。彼らの前線でのプレーは、哀れとしか言いようがなかったね。前線に動きはなく、何もない状態だった。チームとしても、すべてが横向きか後ろ向きだったと思う」
「彼らは今、ファンに何かを与える必要があるだろう。選手たちはこのクラブを気にかけているのだと示さなければならない。それだけ、シティ戦の前半 45 分間は受け入れられないパフォーマンスだった」
「彼らにとってはこれから大事な週がやってくる。 次の 2つのリーグ戦、対戦するのはフルアムとクリスタル・パレスだ。彼らは今日示した以上のものを示す必要があるだろう」
「これだけ多くの負傷者がいるのは大変だが、それでも選手たちはピッチでしっかりとした態度を持ち、チェルシーのユニフォームを着ていることを示す必要がある。だからこそ、 次の 2 試合は彼らにとって非常に重要になるのだ」
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元イタリア代表FWのジャンルカ・ヴィアッリ氏が、すい臓がんとの長い闘病生活の末、58歳で亡くなった。イタリアメディアが一斉に報じている。 ヴィアッリ氏は2017年に膵臓がんと診断され、2018年11月に完治が発表されたものの、2021年12月に再発。2度目の闘病が自身の口から明かされていた。 昨年12月にはがん克服のため、イタリア代表での職務を辞する意向がイタリアサッカー連盟から発表された。 しかし、伝えられるところではここ数週間で病状が悪化。がんの進行が抑えられず、58歳で帰らぬ人となってしまった。 現役時代はサンプドリアやユベントス、チェルシーで活躍した生粋のストライカーだったヴィアッリ氏。引退後はイタリア、イングランドの両国でコメンテーターを務め、2019年10月からサンプドリアの元チームメイトである親友のロベルト・マンチーニ監督の誘いを受け、アッズーリのスタッフを務めていた。 同氏の遺族は「計り知れない悲しみをもって、私たちはジャンルカ・ヴィアッリの死をここに伝えます。家族に囲まれ、勇気と威厳を持って病気と向き合い、5年の歳月を経て、昨晩亡くなりました。長年にわたり、愛情を持って彼を支えてくださった多くの方がに感謝いたします。彼の記憶と模範は、永遠に私たちの心の中に生き続けることでしょう」と、訃報を伝えた。 2023.01.06 19:55 Fri4
今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」
現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon5
