チェルシーファンの不満に理解示すポッター「わかるし、尊重する」
2023.01.09 10:45 Mon
チェルシーのグレアム・ポッター監督がコメントした。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。
「とても良いチームに対抗しようとはしたが、明らかに良い状態ではないなか、最初の20分で気の抜けない展開を強いられ、相手のディフェンスラインを十分に攻め切れなかった。シティがそれを阻止するという点で本当にうまくやったなかで、我々は苦められたんだ」
「FKからの一撃、少しかわったPKで0-2にされ、シティを相手にボールを追いかけなければならない状況を強いられてしまった。だから、前半は誰にとっても辛く、厳しいものだったと思う。後半は対応しなければならず、若手にポジティブな部分もあった」
悔しさを滲ませながら、そう言葉を紡いだポッター監督だが、チェルシーファンからは試合中にトーマス・トゥヘル前監督のチャントが歌われたりとフラストレーションが表面化。その件についても口を開いている。
「我々は自分たちの仕事をより良く、より一生懸命にやるしかない。サポーターの憤りはわかるし、尊重する。だが、我々の仕事は自分の仕事をすることだけ」
「とにかく仕事を続け、状況をありのままに受け止めるしかない。もちろん、常に色んな意見があり、結果が芳しくなければ否定的なものや批判もある。それは当然だ」
「だが、それも仕事の一部で、挑戦の一部だ」
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チェルシーは8日のFAカップ3回戦でマンチェスター・シティと対戦。3日前のリーグ戦でも対戦したばかりで、今季早くも公式戦3度目のマッチアップだが、過去2戦と同様にゴールすら奪い切れず、0-4と大敗した。これで対シティ3戦全敗となり、カラバオカップに続いてFAカップも落とす結果に。なかなか波に乗れずのポッター監督は試合後、「とても良いチームに対抗しようとはした」としつつ、厳しい戦いだったのを認めた。「FKからの一撃、少しかわったPKで0-2にされ、シティを相手にボールを追いかけなければならない状況を強いられてしまった。だから、前半は誰にとっても辛く、厳しいものだったと思う。後半は対応しなければならず、若手にポジティブな部分もあった」
「選手はすべてを出し切り、自らのクオリティを示したと思うが、大会を去ることになったのは残念だ。マン・シティを祝福する。彼らは勝利にふさわしい」
悔しさを滲ませながら、そう言葉を紡いだポッター監督だが、チェルシーファンからは試合中にトーマス・トゥヘル前監督のチャントが歌われたりとフラストレーションが表面化。その件についても口を開いている。
「我々は自分たちの仕事をより良く、より一生懸命にやるしかない。サポーターの憤りはわかるし、尊重する。だが、我々の仕事は自分の仕事をすることだけ」
「とにかく仕事を続け、状況をありのままに受け止めるしかない。もちろん、常に色んな意見があり、結果が芳しくなければ否定的なものや批判もある。それは当然だ」
「だが、それも仕事の一部で、挑戦の一部だ」
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