モイーズ監督、苦戦続けば進退危うしも「プレッシャー? いや、まったくだ」

2022.12.30 18:55 Fri
Getty Images
プレミアリーグで下位に沈むウェストハムだが、デイビッド・モイーズ監督は解任される恐れを抱いていないようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。
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ここ2シーズンのプレミアリーグで上位争いに絡み、ヨーロッパの戦いにも身を投じるウェストハム。だが、今季のプレミアリーグでは打って変わって苦戦が続いており、あと3試合で折り返し地点という現時点で降格圏の18位ウォルバーハンプトンまで1ポイント差の16位に瀕している。
カタール・ワールドカップ明けのプレミアリーグ初戦も相手が首位のアーセナルだったといえど、1-3の逆転負け。残留争いからの生還が目標となりつつあり、風当たりも厳しくなる59歳のスコットランド人指揮官だが、改めてクラブからの信頼を強調。ここからの巻き返しを期した。

「最近の我々はリーグのトップハーフにいるのが慣れっ子になってきているし、今のポジションに喜んでいるわけではない。それは認識しているし、いくつかの試合に勝って、抜け出す必要がある」

「今、プレッシャーを感じているか? いや、まったくだ。(オーナーの)デイビッド・サリバンからも素晴らしいサポートがある」
「私はバカではない。フットボールの指揮官である限り、プレッシャーは常につきまとうもの。誰もがそう。ほとんどの監督は何試合か負ければ、常にちょっとしたプレッシャーに晒されるものだ」

「自分もそうだし、どこに行っても期待感を高めていくトライが求められ、(ここ数年の)我々はそうしてきたと思う。この2年間は本当に良いシーズンだったし、もっと良い結果も見込めたはずだ」

「これほどうまくいっていないのはただ残念だが、もっとうまくやれるように計画しているし、それに向かって取り組んでいるところだ」

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