マズラウィ復帰も主力CB2人が不在か? フランス戦に臨むモロッコの負傷者状況明らかに

2022.12.14 06:00 Wed
Getty Images
フランス代表との大一番に臨むモロッコ代表の最新の負傷者の状況が明らかになった。

準々決勝でポルトガル代表を1-0のスコアで破り、アフリカ勢悲願のベスト4進出を成し遂げたモロッコ。

今回のカタール・ワールドカップ(W杯)で大躍進を遂げるダークホースは、14日に行われる準決勝で前大会王者フランス代表撃破を狙う。
フランス『RMC sport』は、その大一番を前にモロッコの最新のチームニュースを提供した。

チームにとって朗報はDFヌサイル・マズラウィ。股関節屈筋の問題でポルトガル戦を欠場していた同選手だが、復帰の目途が立ち、フランス戦でプレー可能な状況にあるという。
一方、DFナイーフ・アゲルドとDFロマン・サイスのレギュラーセンターバックコンビの状態は依然として不透明だという。

ハムストリングの問題と風邪の症状があるアゲルドは、チームトレーニングに参加しているものの、ポルトガル戦に続いて欠場の可能性が高いという。

同じくハムストリングの問題を抱え、ポルトガル戦で負傷交代したサイスに関しては、アゲルドに比べて回復が遅れており、より欠場の可能性が高いという。

なお、その他ではポルトガル戦で退場したFWワリド・シェディラがサスペンションによって欠場する。

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歴史は繰り返すのだろうか。 14日、カタール・ワールドカップ(W杯)の準決勝でフランス代表はモロッコ代表と対戦した。 ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ今大会。FWカリム・ベンゼマやMFポール・ポグバ、MFエンゴロ・カンテなど主軸にケガ人が続出し、苦しい中スタートした大会だったが、順調に勝ち上がり準決勝に駒を進めると、アフリカ勢初のベスト4入りしたモロッコ相手に2-0で勝利を収めた。 これで2大会連続の決勝進出となったフランス。連覇となれば60年ぶりの快挙で、史上3カ国目の偉業となる。 フランスにとっては3度目の優勝を懸けて戦うことになるが、親子で偉業を達成する可能性があるのだ。 フランス代表FWとしてカタールW杯に参加しているFWマルクス・テュラム。モロッコ戦でも途中出場するとチームを勢いづかせていたが、父は元フランス代表DFのリリアン・テュラム氏だ。 今大会でGKウーゴ・ロリスに抜かれるまで、142試合というフランス代表の最多出場記録を保持していたのが父。息子はまだフランス代表としての歴は短いが、トロフィーに王手を掛けている。 親子でのW杯制覇となればそれこそ前人未到の偉業。『433』は赤ちゃんの頃に父に抱かれるマルクスの写真と、今大会ファイナリストになった現在のマルクスの写真を並べ、「W杯チャンピオンの子がW杯ファイナリストに」と紹介した。 これにはマルクス本人も絵文字で反応。赤ちゃん時代の写真を久々に見たからなのか、笑う絵文字で反応していた。 果たして父が歩んだ道をなぞらえるだろうか。決勝は18日にアルゼンチン代表と行われる。 <span class="paragraph-title">【写真】偉大な父と赤ちゃんのテュラムに本人も思わず爆笑</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CmKoNHDLaiw/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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モロッコ代表デビュー戦で好パフォーマンス、ブラヒム・ディアスが居心地の良さ語る「とても愛されていると感じた」

レアル・マドリーのMFブラヒム・ディアスがモロッコ代表デビューの感想を語った。スペイン『Relevo』が伝えた。 モロッコ人の父親とスペイン人の母親の元に生まれ、スペインで生まれ育ったディアス。2021年6月に行われたリトアニア代表との親善試合でスペイン代表デビューを飾ったが、以来ラ・ロハからは遠ざかっていた。 クラブでの活躍ぶりから、今回の代表ウィークでのスペイン代表再招集も噂されていたが、モロッコの政府高官クラスがかねてからディアスを勧誘。この誘いをついに受け入れた24歳は、アンゴラ代表、モーリタニア代表との親善試合に臨むモロッコ代表に初招集された。 10番を背負い、22日のアンゴラ戦でさっそく先発したディアスは、87分までプレー。中盤で精力的に動き回り、多くのチャンスを演出するなど攻撃のタクトを振った。 モロッコ代表デビューを1-0の勝利で終えたディアスは、「特別な1日だった」とコメント。積極的にボールを預けてくれた新たな仲間たちへの感謝も述べた。 「チームメイトとはとても良い感じだったし、彼らは僕を探し、ボールをくれた。とても幸せだ。とても愛されていると感じたし、今はこの瞬間を楽しむ時だ」 「ここで彼らが、どれだけ僕を愛してくれるのかがわかった。チームメイトはたくさん僕をサポートしてくれた。とても良かった。非常に良い気分だし、自分が経験したことにとても満足している。非常に愛されていると感じる。僕が感じているのは幸せだ。それしか言えない」 また、次のモーリタニア戦に向けては「とても良い感触だったし、次はゴールを決めるよ」と意気込んでおり、さらなる好パフォーマンスが期待される。 2024.03.23 20:56 Sat
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FIFA、ムニルのモロッコ代表入りをついに許可

国際サッカー連盟(FIFA)は5日、セビージャに所属するFWムニル・エル・ハダディ(25)のモロッコ代表入りを認めた。 スペイン人の母親とモロッコ人の父親との間に生まれたムニルは、昨年10月にもモロッコ代表に選出されていたが、過去にスペイン代表としてユーロ2016予選のマケドニア代表戦に出場していたことを理由に、FIFAから国籍変更を却下されていた。さらに、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への訴えも棄却されていた。 しかし、昨年9月に選手の国籍変更に関する規定が変更され、21歳以上で最初の国のA代表でプレーしていないなど、各種の条件を満たした場合、国籍変更が可能となった。 ただ、ムニルに関しては21歳を過ぎた段階でU-21スペイン代表としてプレーしていたことが、規則違反にあたるとされ、FIFAは改めて同選手の国籍変更を却下していた。 しかし、王立モロッコサッカー連盟(FRMF)はこのFIFAの決定を不服としてCASに対して訴えを起こし、ようやく念願のムニルのモロッコ代表入りが認められた格好だ。 なお、ムニルのモロッコ代表デビューは3月のアフリカネーションズカップ予選モーリタニア代表戦になる見込みだ。 2021.02.05 23:15 Fri

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