湘南が鹿島からDF杉岡大暉を完全移籍で獲得、昨季途中から期限付きでプレー「タイトル争いのできるチームにしたい」
2022.11.30 17:38 Wed
湘南ベルマーレは30日、鹿島アントラーズのDF杉岡大暉(23)を完全移籍で獲得することを発表した。
杉岡は両クラブを通じてコメントしている。
◆湘南ベルマーレ
「高卒から育てていただいたこのチームをリーグ、カップ戦を問わずタイトル争いのできるチームにしたいという強い覚悟をもって決断しました。そのために自分の持ってる力を全身全霊かけて戦います。改めてよろしくお願いします!!」
◆鹿島アントラーズ
「このたび、湘南ベルマーレに完全移籍することになりました。アントラーズでの一年半がなければ今の自分はいません。そう思えるほど自分にとって濃く刺激的な日々でした。アントラーズでの経験を活かして今後も頑張ります。短い間でしたがありがとうございました」
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杉岡はFC東京U-15深川から市立船橋高校へと進学。2017年に湘南へと入団した。プロ1年目から出場機会を得てレギュラーに定着。2020年に鹿島に完全移籍するも、出場機会を得られず、2021年途中から湘南に期限付き移籍で復帰。今シーズンは明治安田生命J1リーグで29試合、YBCルヴァンカップで6試合1得点、天皇杯で1試合に出場した。◆湘南ベルマーレ
「この度、湘南ベルマーレに完全移籍することになりました。一度チームを離れたなかでも常に気にかけてくれチャンスを与えてくださったベルマーレに感謝しています」
「高卒から育てていただいたこのチームをリーグ、カップ戦を問わずタイトル争いのできるチームにしたいという強い覚悟をもって決断しました。そのために自分の持ってる力を全身全霊かけて戦います。改めてよろしくお願いします!!」
◆鹿島アントラーズ
「このたび、湘南ベルマーレに完全移籍することになりました。アントラーズでの一年半がなければ今の自分はいません。そう思えるほど自分にとって濃く刺激的な日々でした。アントラーズでの経験を活かして今後も頑張ります。短い間でしたがありがとうございました」
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17日、いよいよ2023シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。 開幕から30周年を迎える2023シーズン。2024シーズンから全カテゴリが20クラブになるため、今季は降格チームが1つという状況。新時代の幕開けとなるシーズンを迎える。 開幕を前に超ワールドサッカー編集部が、補強診断、戦力分析やシーズンの目標、注目の選手をピックアップした。 ◆湘南ベルマーレ 【直近3シーズンの成績】 2022シーズン成績:12位(10勝11分け13敗) 2021シーズン成績:16位(7勝16分け15敗) 2020シーズン成績:18位(6勝9分け19敗) 《補強診断:B》(評価:S〜E) 【IN】 GKソン・ボムグン(25)←全北現代モータース(韓国)/完全移籍 GK馬渡洋樹(28)←ファジアーノ岡山/完全移籍 DF杉岡大暉(24)←鹿島アントラーズ/完全移籍 DF柴田徹(21)←早稲田大学/新加入 DF吉田新(22)←立正大学/新加入 MF小野瀬康介(29)←ガンバ大阪/完全移籍 MF永木亮太(34)←名古屋グランパス/復帰 MF阿部浩之(33)←名古屋グランパス/完全移籍 FW山下敬大(26)←FC東京/期限付き移籍 【OUT】 GK谷晃生(22)→ガンバ大阪/期限付き移籍終了 GK堀田大暉(28)→ファジアーノ岡山/完全移籍 GK真田幸太(23)→ヴィアティン三重/期限付き移籍 DF福島隼斗(22)→栃木SC/期限付き移籍 DF石井大生(19)→ヴィアティン三重/期限付き移籍 DF蓑田広大(23)→ヴァンラーレ八戸/期限付き移籍 MF瀬川祐輔(29)→川崎フロンターレ/完全移籍 MF高橋諒(29)→ファジアーノ岡山/完全移籍 MF原直生(19)→FCティアモ枚方/完全移籍 MF米本拓司(32)→名古屋グランパス/期限付き移籍終了 MF横川旦陽(20)→アルビレックス新潟シンガポール(SIN) MF新井光(23)→FC今治/完全移籍 MF平松昇(24)→FC琉球/期限付き移籍 MF齊藤未月(24)→ヴィッセル神戸/期限付き移籍 MF柴田壮介(21)→カターレ富山/期限付き移籍延長 FW古林将太(31)→福島ユナイテッドFC/完全移籍 FWウェリントン(35)→未定 FW根本凌(23)→栃木SC/期限付き移籍延長 山口智監督体制3年目も昨季同様、期限付き移籍組を除けば大幅な入れ替わりはなく、既存戦力を維持しつつ、ポイントとなる選手が加入した。レンタル組だったDF杉岡大暉(←鹿島アントラーズ)やMF阿部浩之(←名古屋グランパス)の完全移籍も大きいだろう。 最大の注目はGK谷晃生(ガンバ大阪)の後継を担う守護神。カタール・ワールドカップ(W杯)の韓国代表メンバーにも選出された194cmの大型GKソン・ボムグンがポテンシャル通りの力を発揮てきるかにも注目が集まる。 常套句となっている決定力不足を踏まえては、FW町野修斗の相方にも焦点が当たる。新加入のFW山下敬大はレノファ山口FC、ジェフユナイテッド千葉、サガン鳥栖時代にハードワークの中でも決定力を見せつけてきた。昨季のFC東京ではくすぶったシーズンだっただけに、再燃してチャンスは作るが決め切れないというチームの悪癖払拭に一役買いたい。 アタッカー陣には山口監督のいじり方を知るMF小野瀬康介(←ガンバ大阪)も加入。サイドからのチャンスメイクのみならず、得点力向上にも期待がかかる。 他方、大学経由でアカデミー出身のDF柴田徹(←早稲田大学)が加入したものの、今季は育成組織からの昇格者がゼロに。新卒組も含めて昨年は試合に絡むことがほぼなかっただけに、育成をベースに考えるクラブとしてはやや寂しさを感じるのは、感傷的過ぎるだろうか。 ◆チーム目標:5位以内 昨シーズン同様、目標は5位以内。大言壮語とも囁かれ、スタートダッシュでは躓いたものの、後半戦だけならばそれに相当する勝ち点を積算した。 上位相手に主導権を握る時間もあった一方、下位に取りこぼすことも多々。組織力やチームとしての統一感は確実に向上しており、高い水準でムラのないシーズンを送ることが脱残留争いへのステップだ。 ◆期待の新戦力 FW山下敬大(26) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/2023j1_bellmare_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©️J.LEAGUE<hr></div> 昨季J1日本人最多の13得点を挙げた町野に期待が寄せられる分だけ、相手の警戒度も増加する。そこで、カギになるのは2トップの相方や2列目の得点力だ。 前述の通り、山下はこれまでハードワークを信条とするチームの中で得点を積み重ねてきた。守備のタスクを全うできる選手は数多くいるが、その中でもFWに最も欲されているゴールを得られる力は証明済み。 昨季ノーゴールという不本意な数字は、新天地での結果で見返すしかない。 ◆編集部イチオシ選手 DF杉岡大暉(24) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/2023j1_bellmare_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©️J.LEAGUE<hr></div> 市立船橋高校卒業時のルーキーイヤー2017年は湘南でウイングバックを主戦場に、ゴリゴリのドリブルと速度のあるクロスで主軸を担った。 東京オリンピックへのメンバー入りを目指して2020年に鹿島アントラーズへと移籍したが、壁は想像以上に厚く出場機会は減少。輝きを取り戻すべく、2021年8月に期限付き移籍という形で古巣へと帰還した。 復帰後は3バックの左がメインポジションとなり、後方からのビルドアップで速攻以外の攻撃手段を構築するのに一役買った。特に、外回りではなく、中央への1つ飛ばしの縦パスを積極的に使用すると同時に、精度もアップ。国内組のみとはいえ、2022年E-1サッカー選手権では日本代表にも再び招集されるに至った。 今季は完全移籍へと切り替わり、昨年に続いて副キャプテンも担う。24歳とはいえ、すでにプロ7年目でJ1キャップも100を超える剛脚が、チームを戦える集団から勝てる組織へと導けるか。 2023.02.16 21:15 Thu5
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8月が中断期間となっている2023シーズンの日本フットボールリーグ(JFL)。9月2日〜3日の第19節から再開される。 今季のJFLはFC神楽しまねのリーグ脱退が開幕直前に決定したため、従来の16チームではなく15チーム編成。中断期間に突入した段階で首位に立つのは“Jへの門番”として名高いHonda FCだ。 ◆“覇権奪還へ!” 首位「Honda FC」 1999年に現行のJFLとなって以来、最多9回の優勝を誇るHonda。しかし、ここ数年は栗本広輝(現・大宮アルディージャ)らを擁して前人未到の4連覇を成し遂げたころの力強さが鳴りを潜め、2019年を最後にリーグ優勝から遠ざかっている。 今季もスロースタートの印象が否めなかったが、6月25日の第13節でクリアソン新宿を3-0と撃破してからギアが上がり、中断期間までに破竹の6連勝。残り11試合で2位・ソニー仙台FCとの勝ち点差は「4」とさほど開いていないが、中断前の戦いを継続できれば、4年ぶりの覇権奪還は固いだろう。 また、Hondaの再開初戦はアウェイでの13位・東京武蔵野ユナイテッドFC戦。下位に沈む相手からしっかり白星をもぎ取れれば、中断前の勢いを継続することもできるはずだ。2021シーズンのJFL得点王であるFW岡﨑優希(25)は現在、得点ランキング2位タイの8ゴール。さらなるゴール量産に期待したい。 ◆“1年での降格は避けたい” 最下位「沖縄SV」 心配なのは最下位に沈む沖縄SVだ。元日本代表FW高原直泰(43)が2015年に立ち上げ、オーナーとなり、監督を務め、自ら背番号10を背負ってピッチにも立つなか、昨年11月の全国地域チャンピオンズリーグ(地域CL)で準優勝し、2016年の沖縄県3部リーグ参入から7年でJFLまで辿り着いた。 チームの看板はもちろん高原だが、DF岡根直哉(35)やDF安在和樹(29)といった複数のJ経験者も所属。しかし、第18節を終えて2勝3分け12敗。14位・ミネベアミツミFCとの勝ち点差だけで「9」がつき、このままだと今年の地域CL準優勝チームとの入替戦(※)へ進むことに。そうなると、1年での九州リーグ降格という最悪の結末もあり得るかもしれない。 (※)今季のJFLは、最下位は地域リーグへの自動降格とはならず、地域CL2位との入替戦という変則レギュレーション 今夏はJ2のFC町田ゼルビアからMF樋口堅(20)を育成型期限付き移籍で獲得。17試合でわずか「6」ゴールという深刻な得点力不足に悩まされ、9試合白星から遠ざかる沖縄だが、残り11試合で最下位を抜け出し、入替戦を回避できるだろうか。再開初戦はミネベアミツミとアウェイで対戦する。 ◆“魅惑の攻撃陣” 8位「ブリオベッカ浦安」 都並敏史監督率いるブリオベッカ浦安は4連勝で中断期間に突入。沖縄とともに今季から2度目のJFL昇格を果たしたなか、開幕9試合未勝利と苦しむも、徐々にチーム全体がJFLに適応し、気づけば4連勝とともに8試合無敗に。順位も最下位から8位まで上昇した。 好調を支えるのはブラウブリッツ秋田などでも活躍し、第13~17節にかけて5試合連続ゴールをマークしたFW峯勇斗(30)。また、背番号「2」を背負う快足アタッカーMF村越健太(26)が崩しの切り札を担い、中盤ではMF伊藤純也(25)が長短のパスを散らして攻撃にリズムを与える。 さらに元FC東京のFW林容平(34)や、市立船橋高校時代に杉岡大暉(湘南ベルマーレ)らとともにインターハイを制した経験を持つ身長187cmFW村上弘有(25)など、興味を惹く経歴を持つFWも複数所属。昇格組ながらもリーグ5位の「23」ゴールを誇る攻撃陣がさらなる浮上のカギを握るだろう。再開初戦は6位・レイラック滋賀FCをホームに迎え撃つ。 ◆“県勢初のJリーグへ!” 6位「レイラック滋賀FC」 その滋賀は今夏、新戦力として9人を補強。FCティアモ枚方からFW大垣勇樹(23)とMF薬真寺孝弥(24)を完全移籍で獲得し、Jリーグからは栃木SCのDF面矢行斗(24)やV・ファーレン長崎のMF五月田星矢(21)など大量7人を期限付き移籍で獲得した。 滋賀に2023シーズンJ3クラブライセンスは交付されていないものの、先月21日には「滋賀にJリーグを」と銘打った署名活動を開始。長年「MIOびわこ滋賀」として親しまれた滋賀は、今季からのチーム名称変更に署名活動開始、さらに大型補強と、一歩ずつ県勢初のJリーグ参入に向けた動きを強めている。 ◆“外国籍FW2人が加入” 3位「ラインメール青森」 一方で、2023シーズンJ3クラブライセンスを交付されている4チームに目を向けると「J3への自動昇格、もしくはJ3との入替戦への進出」となる2位以内に最も近いのは3位・ラインメール青森。柴田峡監督率いるチームはリーグ最少タイの「12」失点と堅守が光る一方、17試合で17ゴールと得点力は高くない。 それでも中断直前に身長193cmのコスタリカ人FWクルーニー(28)、元栃木SCのブラジル人FWヴィニシウス(27)を相次いで獲得と、FW船山貴之(36)のけん引する攻撃陣に助っ人がやってきた。2位ソニーとの勝ち点差は「2」。2位以内でフィニッシュする可能性は十分にあるだろう。 また、ヴェルスパ大分は7位、ヴィアティン三重は9位、高知ユナイテッドSCは11位となっている。順位上は3チームとも中位・下位だが、ここまで沖縄以外の14チームは混戦状態が続いており、毎節のように順位が入れ替わる。2位以内の確保を諦めるにはまだ早い。 青森、V大分、V三重、高知。彼らは2位ソニー、そして国内最強の企業クラブであるHondaの壁を越えられるだろうか。 ◆J3とJFL、今季の入れ替えは? なお、HondaのようにJ3ライセンスを持たないチームで2位以内が占められた場合は、J3とJFLの間でチームの入れ替えは行われないということになる。 ◆順位表 [勝ち点(第18節終了時点)] 1.Honda 33pt 2.ソニー 29pt 3.青森 27pt 4.新宿 27pt 5.マルヤス 24pt 6.滋賀 24pt 7.V大分 24pt 8.浦安 23pt 9.V三重 22pt 10.枚方 22pt 11.高知 21pt 12.鈴鹿 20pt 13.武蔵野 19pt 14.ミネベアミツミ 18pt 15.沖縄 9pt ◆第19節 ▽9月2日(土) [14:30] FCティアモ枚方 vs 高知ユナイテッドSC [15:00] FCマルヤス岡崎 vs ラインメール青森 [18:00] 東京武蔵野ユナイテッドFC vs Honda FC ヴィアティン三重 vs クリアソン新宿 ▽9月3日(日) [13:00] 鈴鹿ポイントゲッターズ vs ヴェルスパ大分 [15:00] ミネベアミツミFC vs 沖縄SV ブリオベッカ浦安 vs レイラック滋賀FC ※今節試合なし ソニー仙台FC 2023.08.24 20:38 Thu湘南ベルマーレの人気記事ランキング
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10月のJ1優秀監督は絶好調の湘南・山口智監督! J2は連続逆転勝利の千葉・小林慶行、J3は4試合3勝の鳥取・林健太郎監督が受賞
Jリーグは12日、10月度の「明治安田Jリーグ 月間優秀監督賞」を発表した。 10月度はJ1が湘南ベルマーレの山口智監督、J2がジェフユナイテッド千葉の小林慶行監督、J3がガイナーレ鳥取の林健太郎監督に決定。山口監督は今季2度目、小林監督は今季初受賞、林監督は監督として初受賞となる。 山口監督率いる湘南は10月の2試合2勝。特にJ1リーグ第34節のサンフレッチェ広島戦では、優勝争い真っ只中の相手から白星を掴み取っており、残留に向けても大きな1カ月となった。 選考委員会の総評と山口監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「選手入れ替えが激しい中、指導者として継続していることの信念が結果に表れている」 JFA技術委員 「残留できるかどうかの局面で、限られた予算の中でも勝負強さを発揮。監督としての実力が如実に表れた」 槙野智章委員 「マネジメント力、チームを束ねるコーチングなど、シーズン通して見習うべき部分が多い。どの選手を起用しても同じ表現をさせるマネジメント力がさすがだと思う」 北條聡委員 「2戦2勝の好成績に加え、内容も充実。好例は広島の無敗を止めた逆転勝利。素早い決断による交代策で流れを呼び込んだ采配は見事だった」 丸山桂里奈特任委員 「今月唯一の無敗、残留争いから大きく抜け出した。首位の広島戦では、圧倒された前半から、後半は主導権を握り、投入した選手の活躍もあって逆転勝ち。素晴らしい試合運びと采配で、監督の手腕が光った」 ◆山口智監督(湘南ベルマーレ) 「明治安田J1リーグ10月度の「月間優秀監督賞」に選んでいただきありがとうございます。非常に嬉しく、誇りに思います。選手はもちろん、チーム全員での日々の積み重ねがあってこその賞なので、みんなで喜びを分かち合いたいと思います。また、いつも支えていただいている湘南に関わる全ての方々にも感謝いたします。これからも『Step by Step』で続けていきたいと思います。」 小林監督率いる千葉は10月の3試合で全勝。そのうち2試合は逆転勝利であり、チームを勢いに乗らせる結果となった。 選考委員会の総評と小林監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「結果としてしっかりと数字が出ており、良いサッカーをしている」 JFA技術委員 「10月の結果を見れば際立っている」 佐藤寿人委員 「局面を変えなくてはいけない場面での交代カードの使い方が変化として表れている。ボランチの起用についても非常に難しい選択になっているが、面白い采配。ぎりぎりの状況で勝ち続けて勢いを与えるベンチワークが素晴らしい」 寺嶋朋也委員 「昨年に引き続き、魅力的なチームを作り上げている。ボール保持のスタイルを根付かせるだけでなく、選手たちを走り切らせる手腕も素晴らしい。サポーターも巻き込んで一体感を醸成し、2試合連続の逆転勝利も見事」 丸山桂里奈特任委員 「終盤に連勝してプレーオフ圏内へ。逆転勝ちの試合が続いていて、1点差ゲームを勝ち切る感じがチームが乗っていることを物語っている」 植松隼人特任委員 「月間だけ見れば3連勝、チームとして5連勝。追いつかれても勝ち切る力を評価」 ◆小林慶行監督(ジェフユナイテッド千葉) 「この度は、2024明治安田Jリーグ10月度のJ2月間優秀監督賞に選出して頂きありがとうございます。チームとして不運な怪我が続いてしまっている今シーズンこのタイミングで勝利を重ねることが出来たのは、自分たちの目指すスタイルを信じてハードワークし続けてくれている選手たちとそれをサポートしてくれるスタッフ陣の質の高さのおかげです」 「そして2試合連続で逆転勝ちすることが出来たのは、最高のサポーターたちの“苦しい時ほど俺たちがチームを勝たせるんだ“というとんでもない熱量のおかげでした。全ての方々に感謝します。そしてジェフユナイテッド市原・千葉に関わる全ての人を代表してこの賞を受け取らせて頂きます。ありがとうございました」 林監督率いる鳥取は10月の4試合で3勝1分け。そのうち3試合で複数得点と攻撃力あるサッカーを披露しており、プレーオフ圏内を目指せる状況にまでチームを押し上げた。 選考委員会の総評と林監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「ショートパスを崩さないスタイルだったが、最近縦に長いボールを入れるスタイルも取り入れていて、それが結果に繋がっている」 平畠啓史委員 「10月、3勝1分。ボールも持てるが速い攻撃もある。外も使えば中も使う。パスの長短の使い分けも見事。スタメンの選手はもちろん、途中投入された選手も活躍。攻守に充実の内容だった」 橋本英郎委員 「これまではやりたいことをやって勝ち点を落としていたこともあったが、苦しい試合を巻き返したり同点にしたりなど、勝負強さがあり良い」 丸山桂里奈特任委員 「シーズン終盤の今月を無敗で終え、プレーオフ圏内を目指せる状況にまでにぐっと順位を上げたのは素晴らしい」 ◆林健太郎監督(ガイナーレ鳥取) 「本賞をいただき、大変うれしく思っています。受賞に至ったのは、日々の選手の努力があってこそだと思っています。また、それを支えるクラブスタッフ、コーチングスタッフのおかげだと思います。何よりもサポーターの皆様の熱い声援があって背中を押していただきこのような結果が出ており、感謝に堪えません」 「これを続けながら、よりチーム力を上げて、サポーターの皆様と勝利を分かち合えるよう日々努力してまいります。まことにありがとうございました」 2024.11.12 17:15 Tue2
G大阪が降格圏の磐田に劇的勝利、前半戦苦しんだ13位湘南や14位京都など6クラブのJ1残留が確定!
9日、明治安田J1リーグ第36節の8試合が行われた。 首位のヴィッセル神戸、2位のサンフレッチェ広島は10日に試合が控える中、3位のFC町田ゼルビアは今まで勝ったことがない国立競技場でFC東京との“新東京ダービー”を戦い、3-0で快勝。国立で初めて勝利したとともに、逆転優勝への望みを繋いだ。 熾烈な優勝争いとは真逆の残留争いも今シーズンは白熱。残留ラインの17位・柏レイソルと16位・アルビレックス新潟の直接対決は柏が勝利目前でまたしても失点。新潟はルヴァンカップ決勝同様に粘りを見せ、1-1のドローに終わった。 そんな中、降格圏の18位に位置するジュビロ磐田(勝ち点35)と5位のガンバ大阪(勝ち点60)の対戦は激闘に。試合は23分に磐田が渡邉りょうのゴールデ先制するも27分に半田陸のゴールでG大阪が同点に。前半アディショナルタイム9分には山下諒也がゴールを決めて逆転に成功する。 さらに62分には宇佐美貴史がネットを揺らして追加点。しかし、残留するためには負けられない磐田は87分に上原力也、そして91分に鈴木海音がゴールを奪い、土壇場で同点に追いつく。 残留に向けて貴重な勝ち点1を手にできるかと思われたが、G大阪は93分にパスを繋いで崩すと最後は坂本一彩が落ち着いて決めて勝ち越しに成功。G大阪が粘りを見せて勝利を収めた。 これにより、降格圏の18位・磐田は勝ち点35のまま。消化が1試合少ないものの、3試合で最大勝ち点「9」しか積み上げられないため、「44」までに。これにより、残留が確定していなかった多くのチームの残留が確定した。 磐田の敗戦により、勝ち点47の9位・名古屋グランパス、10位・アビスパ福岡、勝ち点46に伸ばした11位・横浜F・マリノス、勝ち点45の12位・川崎フロンターレ、13位・湘南ベルマーレ、14位・京都サンガF.C.までが残留決定となった。 15位の浦和レッズは10日に広島と対戦し、勝利すれば残留が確定する。 <h3>◆明治安田J1リーグ順位表(11/9時点)</h3> 1位:ヴィッセル神戸|勝ち点67/35試合/20 2位:サンフレッチェ広島|勝ち点65/35試合/30 ーーーーーACLE出場 3位:FC町田ゼルビア|勝ち点63/36試合/19 4位:ガンバ大阪|勝ち点60/36試合/10 5位:鹿島アントラーズ|勝ち点58/35試合/13 6位:東京ヴェルディ|勝ち点54/35試合/1 7位:セレッソ大阪|勝ち点52/36試合/-1 8位:FC東京|勝ち点51/36試合/5 9位:名古屋グランパス|勝ち点47/36試合/-2 10位:アビスパ福岡|勝ち点47/36試合/-4 11位:横浜F・マリノス|勝ち点46/35試合/-2 12位:川崎フロンターレ|勝ち点45/35試合/8 13位:湘南ベルマーレ|勝ち点45/36試合/-3 14位:京都サンガF.C.|勝ち点45/35試合/-12 ーーーーー残留決定 15位:浦和レッズ|勝ち点43/34試合/2 16位:アルビレックス新潟|勝ち点41/36試合/-14 17位:柏レイソル|勝ち点40/36試合/-10 ーーーーー残留ライン 18位:ジュビロ磐田|勝ち点35/35試合/-15 19位:北海道コンサドーレ札幌|勝ち点34/36試合/-20 20位:サガン鳥栖|勝ち点29/36試合/-26 ※降格決定 2024.11.09 17:59 Sat3
JFLを戦うFCティアモ枚方が群馬MF中田湧大、湘南DF石井大生を期限付き移籍で獲得
日本フットボールリーグ(JFL)のFCティアモ枚方は5日、ザスパクサツ群馬のMF中田湧大(20)を育成型期限付き移籍で、湘南ベルマーレのDF石井大生(20)を期限付き移籍で獲得することを発表した。 共に移籍期間は2025年1月31日までとなる。 中田は地元の大阪府枚方市出身。2021年に香里ヌヴェール学院高校から群馬に加入すると、2022年は育成型期限付き移籍で枚方に加入しJFLで6試合に出場していた。 2023シーズンは群馬に戻り、明治安田生命J2リーグで1試合、天皇杯で1試合に出場していた。 石井は湘南の下部組織出身で、U-15、U-18と昇格し、2022年にトップチーム昇格。天皇杯で1試合に出場しデビューを果たしていた。 2023シーズンはJFLのヴィアティン三重に期限付き移籍しており、JFLで4試合2得点を記録していた。 両選手はクラブを通じてコメントしている。 ◆MF中田湧大 【FCティアモ枚方】 「明けましておめでとうございます。再びFC ティアモ枚方でプレーすることになりました。今年こそ個人とチームの結果にこだわって戦っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」 【ザスパクサツ群馬】 「明けましておめでとう御座います。昨シーズンはなかなか試合に絡めず、悔しい思いをしました。今シーズンは群馬の地を離れますが、良いニュースを届けられるよう頑張ってきますので、少しでも気にかけてくれたら嬉しいです。引き続き応援よろしくお願いします!」 ◆DF石井大生 【FCティアモ枚方】 「初めまして、石井大生です。このチームでプレーできることを嬉しく思います。結果にこだわり、チームの勝利のために全力で頑張ります。応援よろしくお願いします」 【湘南ベルマーレ】 「今年も湘南ベルマーレを離れることになりました。チームを勝たせられる選手になれるよう、覚悟を持って戦ってきます。応援よろしくお願いします!」 2024.01.05 21:15 Fri4
【Jリーグ出場停止情報】天皇杯敗退の山口、DF沼田圭悟の出場停止はリーグ戦で消化へ
Jリーグは26日、最新の出場停止選手情報を発表した。 24日に出場停止選手が発表されていた中、25日の天皇杯準々決勝を受けて1名が追加された。 出場停止となるのはレノファ山口FCのDF沼田圭悟。25日に行われた横浜F・マリノスとの天皇杯準々決勝で2度のイエローカードをもらい退場処分となっていた。 なお、山口は5-1で横浜FMに敗れてベスト8で敗退。消化できないためリーグ戦での消化となる。 【明治安田J1リーグ】 FW細谷真大(柏レイソル) 第32節 vsセレッソ(9/28) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF高井幸大(川崎フロンターレ) 第28節 vs浦和レッズ(11/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFファンウェルメスケルケン際(川崎フロンターレ) 第32節 vsアルビレックス新潟(9/27) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW西村拓真(横浜F・マリノス) 第32節 vsFC東京(9/28) 今回の停止:2試合停止(2/2) FWルキアン(湘南ベルマーレ) 第32節 vs鹿島アントラーズ(9/28) 今回の停止:3試合停止(2/3) 第33節 vs東京ヴェルディ(10/6) 今回の停止:3試合停止(3/3) MF宮本英治(アルビレックス新潟) 第32節 vs川崎フロンターレ(9/27) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J2リーグ】 FW佐川洸介(ザスパ群馬) 第33節 vsロアッソ熊本(9/29) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF横山暁之(ジェフユナイテッド千葉) 第33節 vs愛媛FC(9/29) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFモヨマルコム強志(藤枝MYFC) 第33節 vs大分トリニータ(9/28) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF平瀬大(レノファ山口FC) 第33節 vsベガルタ仙台(9/29) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF沼田圭悟(レノファ山口FC) 第33節 vsベガルタ仙台(9/29) 今回の停止:他の大会での出場停止処分 FW渡大生(徳島ヴォルティス) 第33節 vsブラウブリッツ秋田(9/29) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF弓場将輝(大分トリニータ) 第33節 vs藤枝MYFC(9/28) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF岡本將成(鹿児島ユナイテッドFC) 第33節 vs水戸ホーリーホック(9/28) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J3リーグ】 DF藤原拓也(Y.S.C.C.横浜) 第30節 vsアスルクラロ沼津(9/29) 今回の停止:の1試合停止 DF高野遼(SC相模原) 第30節 vs大宮アルディージャ(9/28) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF碓井鉄平(AC長野パルセイロ) 第30節 vs福島ユナイテッドFC(9/29) 今回の停止:1試合停止 DF附木雄也(アスルクラロ沼津) 第30節 vsY.S.C.C.横浜(9/29) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW荒木大吾(FC岐阜) 第30節 vsツエーゲン金沢(9/28) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF下川陽太(奈良クラブ) 第30節 vs(9/29) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 2024.09.26 20:25 Thu5