ベンチ喫煙で無期限追放処分中のナインゴラン、モンツァ移籍の可能性
2022.11.28 14:05 Mon
ロイヤル・アントワープで無期限追放処分中の元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴラン(34)にイタリア復帰の可能性が浮上している。ベルギー『Het Nieuwsblad』が伝えている。
ナインゴランは先月16日に行われたスタンダール・リエージュ戦で、試合前にベンチで電子タバコを吸っていたことが発覚し、クラブから無期限追放処分が科された。同選手が喫煙や飲酒で問題に上がるのはこれが初めてではなく、これまでのキャリアを通じて浮いた存在だった。
ベルギーでのキャリア継続は困難とみられ、アントワープとの契約も残り半年という状況から、34歳にはイタリア復帰の可能性が浮上。イタリアではカリアリやローマ、インテルでプレーした経験を持つが、候補に挙がっているのはセリエA新参のモンツァだ。
同クラブはかつてミランを経営したシルヴィオ・ベルルスコーニとその腹心であるアドリアーノ・ガッリアーニ氏が所有しており、初のセリエA挑戦となる今夏には、ジャンルカ・カプラーリ、ステファノ・センシ、パブロ・マリのほか、9月に現役引退を発表した元イタリア代表のアンドレア・ラノッキアら実力者を続々と獲得していた。
『Het Nieuwsblad』によると、ナインゴランはすでにガッリアーニ氏と接触。同メディアの取材で「カタールでアドリアーノ・ガッリアーニに会って『もしプレーしたいなら電話してこい。ただし、給与は少ないがね』と言われたよ。僕は止まれない。解決策を見つけたい」とコメントしており、移籍を前向きに検討していることを示唆したようだ。
ナインゴランは先月16日に行われたスタンダール・リエージュ戦で、試合前にベンチで電子タバコを吸っていたことが発覚し、クラブから無期限追放処分が科された。同選手が喫煙や飲酒で問題に上がるのはこれが初めてではなく、これまでのキャリアを通じて浮いた存在だった。
ベルギーでのキャリア継続は困難とみられ、アントワープとの契約も残り半年という状況から、34歳にはイタリア復帰の可能性が浮上。イタリアではカリアリやローマ、インテルでプレーした経験を持つが、候補に挙がっているのはセリエA新参のモンツァだ。
『Het Nieuwsblad』によると、ナインゴランはすでにガッリアーニ氏と接触。同メディアの取材で「カタールでアドリアーノ・ガッリアーニに会って『もしプレーしたいなら電話してこい。ただし、給与は少ないがね』と言われたよ。僕は止まれない。解決策を見つけたい」とコメントしており、移籍を前向きに検討していることを示唆したようだ。
ラジャ・ナインゴランの関連記事
モンツァの関連記事
|
ラジャ・ナインゴランの人気記事ランキング
1
ナインゴランの新天地がインドネシアのバヤンガラFCに決定!今季終了までの契約を締結
インドネシアのバヤンガラFCは3日、元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴラン(35)をフリートランスファーで獲得した。契約期間は今季終了までとなる。 イタリアでプロキャリアをスタートさせたナインゴランは、ピアチェンツァ、カリアリ、ローマ、インテルでプレー。2021年8月にプロとなってから初めて母国ベルギーのアントワープに完全移籍。 経験豊富なベテラン選手として重宝されたが、昨年10月16日に行われたスタンダール・リエージュ戦で、試合前にベンチで電子タバコを吸っていたことが発覚。クラブから無期限追放処分が科され、今冬に契約を解消していた。 その後、1月31日に当時ローマ時代のチームメイトでもあったダニエレ・デ・ロッシ氏が監督を務めていたセリエBのSPALに加入。契約延長オプションの付随した半年契約を結んでいたが、ケガの影響で10試合の出場にとどまり、シーズン終了後に退団していた。 ナインゴランの入団したバヤンガラFCは、2017年にはインドネシアリーグの王者に輝いたこともある古豪。しかし、今季はここまで21試合終了時点で1勝8分け12敗で最下位に沈んでいる。 2023.12.04 08:00 Mon2
「ユベントスにもチェルシーにも行くことができた」元ベルギー代表MFナインゴランがキャリアの選択を明かす「お金なんてどうでも良い」
日本代表MF三好康児の同僚でもある元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランが、自身のキャリアについて言及した。 母国ベルギーのベールスホットの下部組織で育ったナインゴラン。2004年7月にピアチェンツァの下部組織へと加入しイタリアでのキャリアがスタートする。 ピアチェンツァでプロキャリアをスタートさせたナインゴランは、2010年1月にカリアリへと移籍。2014年1月にローマへとレンタル移籍すると、同年7月に完全移籍。その後、インテルへ移籍すると、カリアリへと2度のレンタル移籍を経験。2021年8月にロイヤル・アントワープへと完全移籍し、母国で初のキャリアを積んでいる。 アントワープではジュピラー・プロ・リーグで20試合に出場し2ゴール3アシストを記録。ヨーロッパリーグでも3試合に出場し1ゴールを記録しているナインゴラン。イタリア『OCW Sport』のTwichチャンネルのインタビューで自身のキャリアについて言及。過去に、ユベントス、チェルシー行きを断っていたと明かした。 「お金なんてどうでも良い。もし、お金のことを考えていたら、全く違うキャリアを歩んでいたかもしれない。カリアリの後、ローマ時代に僕を欲しがっていたユベントスに行くこともできた。それだけでなく、チェルシーに行くことだってできた」 「でも、僕は選手としても1人の男としても、いつも受け入れられていると感じるこの街で自分らしくいることを優先した」 「ローマと共にチャンピオンズリーグの準決勝に進出し、残留を説得された。ただ、モンチが来てからは引き留めようとはして来なかった。ローマは交渉の代理人を特定のじぶんつに委任しており、僕の代理人も外されてしまった。その時点で行き先を決め、スパレッティについていくためにインテルを選んだんだ」 2022.02.14 12:43 Mon3
テオ・エルナンデスが第一子誕生を報告!
ミランのフランス代表DFテオ・エルナンデスに待望の第一子が誕生した。 2019年夏にレアル・マドリーから2100万ユーロ(約28億円)の移籍金で加入したテオ・エルナンデス。人材不足だった左サイドバックで、1年目から期待以上の活躍を披露すると、在籍2年半で公式戦114試合に出場し19ゴール22アシストを記録。今年2月にはミランとの契約を2026年まで延長した。 また、昨年9月にフランス代表デビューを飾ると、同年10月に行われたUEFAネーションズリーグ2020-21ファイナルズで2試合にフル出場し、フランス代表の初優勝に貢献した。 昨年10月にかねてから交際していたモデルのゾーイ・クリストフォリさんの妊娠を明かしていたテオ・エルナンデスは、7日にインスタグラムで第一子の誕生を発表。 子供を抱いた白黒の写真を公開し、「07-04-22“Te Amo Hijo”(私はあなたを愛している)」と報告した。 テオ・エルナンデスからのおめでたい報告には、バイエルンに所属する兄のリュカやフランス代表の同僚DFレオ・デュボワに加え、アレシャンドレ・パトやラジャ・ナインゴランからも祝福のコメントが送られている。 2022.04.08 02:30 Fri4
ローマへの愛情ゆえにナインゴランは復帰を除外 「素晴らしい思い出を台無しにしてしまう危険がある」
ロイヤル・アントワープで無期限追放処分中の元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴラン(34)だが、愛するローマへの帰還は考えていないようだ。 ナインゴランは10月16日に行われたスタンダール・リエージュ戦で、試合前にベンチで電子タバコを吸っていたことが発覚し、クラブから無期限追放処分が科された。同選手が喫煙や飲酒で問題に上がるのはこれが初めてではなく、ベルギーでのキャリア継続は困難だ。 アントワープとの契約も残り半年という状況から、今冬のタイミングでの退団が決定的。そういった中、新天地には過去の在籍時に相思相愛の関係にあったローマも選択肢に挙がる。だが、『Tradizione Romanista』のインタビューに応じた34歳MFは、古巣を愛するが故に以前のように重要な戦力になれない自身の現状を鑑みて、復帰の可能性を除外した。 「もうローマに戻るには歳を取りすぎている。オレはフットボールに生きているが、それは自分なりのやり方でだ。他の人はスポーツとしてあるべき姿のために生きている」 「オレはいつもピッチの上ですべてを捧げてきた。もちろん、ローマにはまだ家もあるし、戻って住むこともできる」 「ローマは、フットボールという側面において、愛され、尊敬されていると感じられる場所だった。フィールドの外で起こったことでさえもね。ローマでは、そういうエピソードはあまり重要視されなかった。ピッチの上で捧げたものだけが重要で、それがオレをもっともっと突き動かしてくれたんだ」 「ただ、今ローマに戻ったら、素晴らしい思い出をすべて台無しにしてしまう危険性がある」 また、“ニンジャ”の愛称でロマニスタに愛された元ベルギー代表MFは、近年のローマの全盛期と評された過去の在籍時を回想。現在のセリエAであれば、スクデット獲得の可能性も十分にあると主張している。 「ローマでは常に非常に強いチームがあったが、その頃のユーベも非常に強かった。今のユベントスと対戦していたら、スクデットを獲得していたかもしれない。オレたちはいつも2位だったが、選手層は厚かった」 「ケガをする前のストロートマンはとても強く、おそらくチームで一番強かったと思う。デ・ロッシはクオリティの見本であり、真のロマニスタを感じさせてくれた。前線には、無限の気品を備えたトッティがいた。唯一の心残りは、彼らと一緒に何かを勝ち取ることができなかったことだ」 さらに、過去に在籍したスポーツディレクターに関しては自身をカリアリから呼び寄せたワルテル・サバティーニ氏を称賛した一方、現在セビージャで同職を務めているモンチ氏を酷評した。 「サバティーニは、オレがこれまでに関係した中で最高のスポーツディレクターの一人だった。彼はフットボールを理解し、他の誰よりも先をいっていた。その後、セビージャからもう一人が来たんだ」 「アイツはチームをダメにした。アイツはみんなを売ったんだ。アイツの名前を出すことも嫌だね。もしアイツがすぐにローマを去ると知っていたら、オレは残っていたはずだ」 なお、ローマ帰還を除外したナインゴランは自身の去就に関して、「新しい経験を試すことにはオープンだ」と、新たな挑戦を示唆している。 2022.12.15 00:22 Thu5
ローマ生え抜きボーヴェのアイドルは“Ninja”…名前挙げられた本人は可愛い後輩にエール
ローマのU-21イタリア代表MFエドアルド・ボーヴェが、自身のアイドルを明かした。 ローマ生まれローマ育ちのボーヴェは、ジョゼ・モウリーニョ監督が就任した2021-22シーズンからファーストチームで出場機会を確保。テクニックと運動量、献身性を併せ持ったボックス・トゥ・ボックス型のMFとして離脱者も少なくないジャッロロッシの中盤を支える。 ポルトガル人指揮官からの信頼も厚い21歳MFは、イタリア『DAZN Talks』のロングインタビューでクラブへの強い想いを語っている。 「その情熱は家族から受け継がれ、子供の頃から持っていたんだ。僕は10歳でトリゴリアに入り、12年経った今21歳だけど、家にいるよりもここで過ごした時間の方が長いと言えるね」 「良いことは、決して慣れることがないということだけど、毎年より良いものになっている。遠くに行けば行くほど、自分がいる場所の重要性がより理解されるんだ。そういった意味で自分の幸運を感じているよ」 「もちろん、自分の仕事に満足しているし、若手と言われるけど常に未来に目を向けている。監督の信頼? それ以上に素晴らしいことはないと信じているよ。監督はメンタリティを伝える達人で、彼が与えてくれた信頼が自分を成長させてくれた。試合ごとに自分自身を確認することはとても難しいことでもある」 また、ローマ生え抜きの選手の多くはフランチェスコ・トッティ、ダニエレ・デ・ロッシ、アレッサンドロ・フロレンツィ、ロレンツォ・ペッレグリーニらローマ人の偉大な先達をアイドルとして挙げるが、ボーヴェは今回のインタビューで元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランの名前を挙げている。 「ドレッシングルームを共有したかった元ローマのプレーヤー? ナインゴランだね。フットボールに関して言えば、彼がとても好きで、お気に入りのフットボーラーの一人だった」 「平凡な人間であるのであれば、トッティとデ・ロッシと言うよ。彼らを選ばない人なんていないでしょ(笑)」 なお、今回のボーヴェのインタビューを伝え聞いたナインゴランは、自身のインスタグラムで「俺らと一緒にプレーしたり、ドレッシングルームを共有したかっただろうね。これからも自分らしくあり続けてくれ」と、可愛い後輩へエールを送っている。 2023.12.08 00:07 Friモンツァの人気記事ランキング
1
アタランタがFWダニエル・マルディーニをモンツァから獲得! 昨年10月に祖父、父に続くイタリア代表デビュー
アタランタは1日、モンツァからイタリア代表FWダニエル・マルディーニ(23)の完全移籍加入を発表した。 『フットボール・イタリア』によると、契約期間は2029年6月までで、移籍金は1000万ユーロ(約16億1000万円)+ボーナス300万ユーロ(約4億8000万円)となった。 ダニエル・マルディーニは元イタリア代表DFチェーザレ・マルディーニ氏の孫で、元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏の息子。両者が活躍したミランの下部組織で育ち、2020年2月にファーストチームデビューを飾った。 2021-22シーズンはセリエAで待望の初ゴールを奪うも、なかなか出番を得られず2022年7月にスペツィアへレンタル移籍。2023-24シーズンは前半をエンポリ、後半をモンツァで過ごした。 2024年7月にミランからモンツァへ完全移籍。今シーズンはレギュラーとしてプレーし、セリエAで20試合3ゴール1アシストを記録。レンタル期間も含めた在籍1年間で、通算32試合7ゴール2アシストの成績を残した。 2024年10月にはイタリア代表に初招集され、イスラエル代表戦でデビュー。マルディーニ家はイタリア代表史上初の親子3世代でプレーしたファミリーとなり、ダニエル・マルディーニはここまで2試合キャップを記録している。 2025.02.01 23:40 Sat2
モンツァ、ボローニャで不遇のポーランド代表MFウルバンスキをレンタル移籍で獲得
モンツァは25日、ボローニャからポーランド代表MFカツペル・ウルバンスキ(20)を今季終了までのレンタル移籍で獲得した。 ポーランド代表として11キャップを誇るウルバンスキは、母国のレヒア・グダニスクから2021年冬にレンタル移籍でボローニャのプリマヴェーラに加入。同年夏に完全移籍を果たすと、2021-22シーズンはプリマヴェーラ1で31試合に出場し2ゴール3アシストを記録。また、2022年5月のジェノア戦でセリエAデビューを飾った。 2022年夏にトップチーム昇格を果たしたが、2022-23シーズンもプリマヴェーラでプレー。2023-24シーズンはトップチームに帯同し、準主力としてセリエA22試合を含む、公式戦25試合に出場。 しかし、今シーズンは新監督に就任したヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督の信頼を得られておらず、ここまで公式戦12試合の出場に留まると、昨年12月12日のベンフィカ戦を最後に出場がない状態だった。 2025.01.26 10:45 Sun3
ペリシッチがセリエA復帰? 風紀を乱して無所属となった35歳に接触したのは…
現在無所属のクロアチア代表MFイバン・ペリシッチ(35)にモンツァが接触しているそうだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 現役クロアチア代表の35歳ペリシッチは先月、所属するハイドゥク・スプリトで出場機会が少ないことに不満を爆発させ、チームメイトにも悪影響を及ぼすほど不穏な空気をもたらしたとして排除されることに。 結果、1月に母国復帰で加入したばかりのハイドゥクを契約解除。ユーロ2024で腕章を巻くこともあったベテランの身勝手さは、クロアチア国内で冷笑の対象とされてしまっている。 考えうるに、強豪ハイドゥクを去るなら、国内で受け皿となれそうなクラブは敵対するディナモ・ザグレブしかなく、それは非現実的。よって現役続行なら国外再挑戦一択となり、そこへモンツァが接触してきたという。 モンツァはフリートランスファー市場を抜け目なくチェックし、“獲るならベテラン”と35歳ペリシッチに着目。もちろん、アドリアーノ・ガッリアーニCEOの推進するリストアップだ。 ただ、どうやらコモもペリシッチと連絡をとっているようで、ガッリアーニCEOはペリシッチと同時期にインテルでプレーした元イタリア代表MF、アントニオ・カンドレーバ(37)も念頭に置いているとのことだ。 <span class="paragraph-title">【動画】利き足の概念がなく、ヘディングも強いペリシッチ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> Just how good was Ivan Perisic at the 2018 <a href="https://twitter.com/hashtag/WorldCup?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#WorldCup</a>?<br><br> We hope the player who covered the most distance at Russia 2018 has an equally good 32nd birthday<br><br> <a href="https://twitter.com/HNS_CFF?ref_src=twsrc%5Etfw">@HNS_CFF</a> | <a href="https://twitter.com/Inter_en?ref_src=twsrc%5Etfw">@Inter_en</a> <a href="https://t.co/b9lRg2jU1X">pic.twitter.com/b9lRg2jU1X</a></p>— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) <a href="https://twitter.com/FIFAWorldCup/status/1356512176144412672?ref_src=twsrc%5Etfw">February 2, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.12 21:05 Thu4
ユベントスで残念な終わり方も…引く手数多な様子のアッレグリ氏
ユベントスを去ったマッシミリアーノ・アッレグリ氏(56)。次なる指揮官職を希望するなら選択肢は少なくないようだ。 コッパ・イタリア決勝における投げやりな言動・行動で即刻解任されたアッレグリ氏。もとより今季着任のクリスティアーノ・ジュントリSDと関係が悪く、リーグ戦の不調ぶりも際立っており、シーズン後の解任ならある意味妥当だったろうが、やはり残念な終わり方である。 ともあれ、カルチョにおける長い指導者キャリアで培った人脈があり、次なる指揮官職を希望するなら選択肢は少なくない模様。 イタリア『コリエレ・デラ・セーラ』いわく、モンツァの最高経営責任者(CEO)を務めるアドリアーノ・ガッリアーニ氏が、ミラン時代の仲間に対し、ユベントスでの解任劇を笑い飛ばしながら「ウチの監督ポストが空くから頭に入れておいて」と電話をかけたという。 モンツァは躍進の立役者となったラッファエレ・パッラディーノ監督(40)が、来月の契約満了に伴う退任を決意。ガッリアーニCEOは水面下で後任を探し、アレッシオ・ディオニージ氏(44)、アレッサンドロ・ネスタ氏(48)とともに、アッレグリ氏も候補の1人とされる。 また、高待遇を求めるならサウジアラビア行きという選択肢も。つい先日、アッレグリ氏のマネージメントを担当する代理店が、リヤドでアル・イテハドとミーティング。会談内容の詳細こそ不明も同クラブはマルセロ・ガジャルド監督(48)との契約解除が確実視される。 アッレグリ氏の“師匠”であり、個人アドバイザーも担うイタリアサッカー界の長老、ジョバンニ・ガレオーネ氏は最近、自身の一番弟子について「欧州内でオファーがあるだろうけどね」とコメントしつつ、来季いきなりの現場復帰については否定的な見解を寄せた。 振り返ると、アッレグリ氏はユベントスで第1次政権を終えたあと、2年間のブランクを経て再登板。ここ10年、ユベントス以外で指揮を執ったことがない。 再登板後はユベンティーノにほとんど良い印象を与えなかったアッレグリ氏だが、純粋に、他クラブで指揮を執ってどのような采配を振るうか、見てみたい。 2024.05.27 20:50 Mon5