規律違反C・ロナウドが25日のチーム練習で復帰! ELシェリフ戦でメンバー入りの可能性も

2022.10.25 22:28 Tue
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノロナウドが、25日にトップチームのトレーニングに復帰を果たした。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。ロナウドは、19日に行われたプレミアリーグ第12節トッテナム戦(2-0で勝利)で後半終盤にエリク・テン・ハグ監督から途中投入を指示された際、その指示を拒否。さらに、試合終了前にドレッシングルームに下がる規律違反を犯したことが大きな問題となっていた。

これを受け、クラブは同選手がプレシーズンマッチのラージョ戦でも同様の行為を働いていたため、22日のチェルシー戦の招集外と共に数日間のトップチームのトレーニングへの参加を禁止する処分を科していた。
その後、ロナウドは自身の公式SNSを通じて、自身の振る舞いを釈明すると共に信頼回復のためのハードワークを誓っていた。

「これまでずっとそうだったように、僕は同僚や相手、コーチに敬意をもって生き、プレーするようにしてきた。それは変わっていない。僕も変わっていない。この20年間にわたり、エリートレベルのフットボールでプレーを続ける僕とプロフェッショナルさは同じ。僕の意思決定プロセスにおいて、常に重要な役割を担ってきたのが敬意だ」
「僕が若い頃から、年上の選手や経験豊かな選手が示す模範は常に重要なものだった。だからこそ、これまでの所属チームでは若手のために自分が常に模範を示そうとしてきた。でも、いつもそうできるとは限らないし、その場の雰囲気に流されてしまうときだってある」

「今はただただキャリントンでハードワークを続け、チームメイトをサポートし、どんな試合でも万全の状態で臨むのが大切だと感じている。プレッシャーに屈するという選択肢なんてない。絶対にね。ここはマンチェスター・ユナイテッドであり、団結が必要。すぐにまた一緒になれると思う」

『スカイ・スポーツ』によると、問題発覚以降もロナウドと対話を続けていたテン・ハグ監督は、同選手の反省が十分なものだと判断し、25日のチームトレーニング参加を許可。

同選手は27日に行われるヨーロッパリーグ(EL)のシェリフ戦で招集メンバーに復帰する可能性もあるという。

また、同日のトレーニングではキャプテンのDFハリー・マグワイア、MFドニー・ファン・デ・ベーク、DFアーロン・ワン=ビサカといった負傷者も復帰しているという。

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マウント芸術弾2発で逆転ユナイテッドが連勝で4季ぶり決勝進出! スパーズとの同国対決へ【EL】

ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグ、マンチェスター・ユナイテッドvsアスレティック・ビルバオが8日にオールド・トラッフォードで行われ、ホームのユナイテッドが4-1で逆転勝利。この結果、2戦合計7-1としたユナイテッドの決勝進出が決まった。 先週行われた1stレグはアウェイのユナイテッドが3-0で先勝。数的不利に陥ったアスレティックを撃破し、ファイナル進出へ王手をかけた。 望外の結果で初戦を終えたユナイテッドは、先週末のリーグ戦で大幅なターンオーバーを敢行。主力の休養を図った一方、ブレントフォードに3-4で敗戦。今回の一戦に弾みを付けるには至らなかった。アモリム監督は1stレグと全く同じスタメンを採用した。 対して厳しい形で初戦を終えたアスレティックは、先週末のリーグ戦でレアル・ソシエダとのバスク・ダービーを0-0のドローで終えた。同試合ではターンオーバーを敢行した一方、ニコ・ウィリアムズ、イニャキ・ウィリアムズのウィリアムズ兄弟が負傷離脱。さらに、ビビアンがサスペンションと主力数名を欠くなか、ジャロやウナイ・ゴメス、ウナイ・ヌニェスを代役に据えて敵地での奇跡を目指した。 立ち上がりからアスレティックがボールを保持して押し込む展開に。開始9分にはボックス中央でウナイ・ゴメスからパスを受けたベレンゲルに決定機も、右足シュートは枠を捉え切れず。 一方、3点リードもあって相手の攻撃を受け止めながらロングカウンターの形で一発を狙うユナイテッド。15分を過ぎた辺りから前線の選手に良い形でボールが収まり始めると、ガルナチョとドルグの際どいボックス内への抜け出しやブルーノ・フェルナンデスのミドルシュートとゴールを匂わせる。 ホームチームに流れが傾き始めたが、先にゴールを奪ったのはアウェイチーム。31分、ロングボールを入れた流れでDFマグワイアのミスパスを高い位置でカットしたジャロがミドルシュート。これはDFヨロのブロックに遭うが、こぼれに反応したジャウレギサルがペナルティアーク手前で放った右足ミドルシュートがGKオナナの手をはじいてゴール右隅に突き刺さった。 21歳MFの鮮烈な一撃によって試合前から余裕のムードが漂っていたオールド・トラッフォードに少し緊迫感が生まれる。 その後、少し全体のギアを上げて押し込む形も作り出したユナイテッドは、前半終盤に決定機を迎える。43分、カウンターの形からドルグの絶妙なスルーパスで完璧に背後を取ったガルナチョがGKと一対一を迎えたが、右足のチップキックは枠の左に外れて絶好機を逸した。 2戦合計3-1で折り返した後半。立ち上がりから睨み合いの状況が続くなか、赤い悪魔が冷静に時計を進めていく。 その後、両チームは60分を過ぎて積極的にメンバーを入れ替えると、マウント、アマドらを投入したユナイテッドが一気に試合を引っくり返す。 72分、波状攻撃からボックス手前で仕掛けたヨロからボックス中央で足元にパスを受けたマウントが絶妙なファーストタッチからの右足反転シュートをゴール右隅に突き刺し、公式戦2試合連続ゴールを奪取。さらに、79分には相手陣内右サイドで得たFKの場面でキッカーのブルーノがゴール前のスペースに送り込んだボールをニアに飛び込んだカゼミロが肩付近にうまく当てて1stレグに続く2試合連続ゴール。瞬く間に試合を引っくり返した。 これで完全に心を折られたアスレティックの隙を見逃さないユナイテッドは85分、カウンターから味方との連携で右のポケットに侵入したアマドのプルバックをゴール前でフリーのホイルンドがワンタッチで合わせて3点目。さらに、試合終了間際の91分にはエリア外に飛び出した相手GKのクリアミスを収めたマウントがハーフウェイラインを越えた辺りから見事な左足ロングシュートを無人のゴールへ突き刺し、トドメを刺した。 そして、2試合連続大勝で2戦合計7-1としたユナイテッドが2020-21シーズン以来のEL決勝進出。21日には再びサン・マメスに舞い戻り、トッテナムとの同国対決でタイトル獲得を目指す。 マンチェスター・ユナイテッド 4-1(AGG:7-1) アスレティック・ビルバオ 【マンチェスター・U】 メイソン・マウント(後27、後46) カゼミロ(後35) ラスムス・ホイルンド(後40) 【アスレティック】 ミケル・ジャウレギサル(前31) 2025.05.09 06:06 Fri

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