新生シュツットガルトがボーフムとの裏天王山を制して初勝利、遠藤がダメ押しの4点目をマーク《ブンデスリーガ》

2022.10.16 00:29 Sun
Getty Images
シュツットガルトは15日、ブンデスリーガ第10節でボーフムをホームに迎え、4-1で快勝した。

シュツットガルトのMF遠藤航はフル出場、DF伊藤洋輝は76分から出場し、ボーフムのFW浅野拓磨は負傷欠場となった。

前節ウニオン・ベルリンに敗れて未勝利が続く17位シュツットガルト(勝ち点5)はついにマタラッツォ監督を解任。アシスタントコーチを務めていたヴィマー暫定監督が指揮を執る中、遠藤が引き続きスタメンとなったものの、伊藤が開幕以降初めて先発を外れた。

最下位ボーフム(勝ち点4)に対し、[3-5-2]で臨んだシュツットガルトは中盤アンカーに遠藤が入った中、開始3分にPKを獲得する。右サイドで仕掛けたムヴァンパがボックス内に侵入したところでダニーロに倒された。

このPKをムヴァンパ自ら決めて先制したシュツットガルトが主導権を握る中、20分に追加点のチャンス。ボックス内でのファイファーとのパス交換からミロがシュートに持ち込むもミートしきれずGKにセーブされた。
それでも22分、ムヴァンパのパスを受けたボックス内のアーマダがシュートを蹴り込んでシュツットガルトがリードを広げた。

2点差とされたボーフムだったが、すかさず1点差とする。29分、スローインの流れからボックス内に突っ込んだツォラーがゴールに押し込んだ。

1-1となって以降は互角の攻防が続き、シュツットガルトの1点リードで前半を終えた。

迎えた後半、膠着状態で推移した中、64分にシュツットガルトが大きな3点目を挙げる。ソサの左クロスがファーに流れ、これを拾ったムヴァンパがシュートを決めきった。

そして71分、遠藤が勝負を決定付ける4点目を挙げる。FKの流れからルーズボールを遠藤が蹴り込んだ。

このまま4-1でシュツットガルトが快勝。待望の今季初勝利を飾った。

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