ハーランドが欲しければ283億円! 2年後発動の契約解除条項、プレミア勢は対象外
2022.10.11 20:30 Tue
今夏マンチェスター・シティに加入し、ゴールを量産し続けているノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(22)。そのハーランドには、レアル・マドリーが変わらずに熱視線を注いでいる。
獲得したいマドリーにはハーランドを獲得できる特別な手段があるという。イギリス『The Athletic』によれば、2億ユーロ(約283億円)の契約解除条項があるというのだ。
破格の値段ではあるが、移籍が可能なことを示す数字でもある2億ユーロ。この条項は、2024年の夏から発動するもの。来シーズンの終わりからということになる。
マドリーが獲得に動く際には可能だが、イングランドのクラブが獲得に動く際にはその条項は適用されない。つまり、シティからプレミアリーグの他クラブに移籍する可能性はほぼないと見て良い状況だ。
もちろん、完全に可能性がないわけではない。シティは一貫して、選手の意思を尊重する方針を貫き、移籍の邪魔をしないというスタンス。ただ、それ相応のオファーがない限り、クラブは認めない。
一方で、マドリーなどイングランド以外のクラブが獲得するにしても、大きなハードルが。破格の移籍金に加え、高額なサラリー、ボーナス、エージェントフィーなどが加わるため、大きすぎる出費になることは間違いない。
シティで快適な生活を今のところは過ごしているハーランド。果たして、2年後に獲得に動くクラブが現れるのだろうか。今のペースでゴールを決め続ければ、その価値は余りあると言えるかもしれない。
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予てから獲得したがっていたマドリーだが、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペ(23)というターゲットもいる状況。新時代を牽引する2人のストライカーへの関心は止まない。ハーランドは、加入から間もない中ですでにシティにフィット。周りの選手もハーランドの得点力を生かすために動き、その期待に応える活躍をゴールという結果でもたらしているから素晴らしい。破格の値段ではあるが、移籍が可能なことを示す数字でもある2億ユーロ。この条項は、2024年の夏から発動するもの。来シーズンの終わりからということになる。
ハーランドとシティは5年契約を結んでおり、契約満了に向けたその金額は減るとのこと。ただ、発動条件は他にもある。
マドリーが獲得に動く際には可能だが、イングランドのクラブが獲得に動く際にはその条項は適用されない。つまり、シティからプレミアリーグの他クラブに移籍する可能性はほぼないと見て良い状況だ。
もちろん、完全に可能性がないわけではない。シティは一貫して、選手の意思を尊重する方針を貫き、移籍の邪魔をしないというスタンス。ただ、それ相応のオファーがない限り、クラブは認めない。
一方で、マドリーなどイングランド以外のクラブが獲得するにしても、大きなハードルが。破格の移籍金に加え、高額なサラリー、ボーナス、エージェントフィーなどが加わるため、大きすぎる出費になることは間違いない。
シティで快適な生活を今のところは過ごしているハーランド。果たして、2年後に獲得に動くクラブが現れるのだろうか。今のペースでゴールを決め続ければ、その価値は余りあると言えるかもしれない。
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