UEFAがマルセイユvsフランクフルトのファンの問題行為受け懲戒手続き開始…マルセイユには無観客処分の可能性も
2022.09.15 07:30 Thu
欧州サッカー連盟(UEFA)が、チャンピオンズリーグ(CL)のマルセイユvsフランクフルトの観客同士のトラブルを受け、懲戒手続きを開始した。
13日にマルセイユの本拠地スタッド・ヴェロドロームで行われたCLグループD第2節は、アウェイのフランクフルトの1-0の勝利に終わった。
同試合では熱狂的なサポーターとして知られる両クラブのサポーターが、試合前からヒートアップを見せ、試合中には幾つかのトラブルを起こした。
これを受けてUEFAは、「2022年9月13日にフランスで行われたCLグループステージ、マルセイユvsフランクフルトでの出来事を受け、UEFA規律規則第55条に従って懲戒手続きが開始された。UEFAの懲戒機関は、この件について順次決定を下すことになる」と声明を発表した。
なお、マルセイユに関しては、物品の投擲、爆竹や花火の点火、レーザーポインターの使用、群衆の乱れ、公共通路の閉鎖の疑いがある。
この一件に関してフランクフルトは、「CLのマルセイユvsフランクフルトの試合前に起きた、ナチス式の敬礼に似たジェスチャーを行った一件について、クラブは完全かつ全面的に関わりを断つものである。反ユダヤ的な考えは、クラブの断固とした不変の価値観やルーツと全く相反するものである」と、怒りの声明を発表していた。
なお、現時点で両クラブに対しては、罰金やホーム開催時にスタンドの一部閉鎖などの処分が科される可能性があるという。
フランス『レキップ』によると、マルセイユは昨シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ準決勝のフェイエノールト戦での問題行為によって、執行猶予付きの1試合の無観客処分を科されており、今回の一件で正式に処分が下される場合、10月4日に予定されるスポルティングCP戦が無観客開催となる可能性があるようだ。
一方、フランクフルトに何らかの処分が科される場合、同じく10月4日に予定されるトッテナム戦で処分が適用される模様だ。
13日にマルセイユの本拠地スタッド・ヴェロドロームで行われたCLグループD第2節は、アウェイのフランクフルトの1-0の勝利に終わった。
同試合では熱狂的なサポーターとして知られる両クラブのサポーターが、試合前からヒートアップを見せ、試合中には幾つかのトラブルを起こした。
なお、マルセイユに関しては、物品の投擲、爆竹や花火の点火、レーザーポインターの使用、群衆の乱れ、公共通路の閉鎖の疑いがある。
一方、フランクフルトは物品の投擲、爆竹や花火の点火、破壊行為、人種差別的行動の疑いで調査を受けることになる。とりわけ、問題視されているのが、一部サポーターが行ったナチス式の敬礼だ。
この一件に関してフランクフルトは、「CLのマルセイユvsフランクフルトの試合前に起きた、ナチス式の敬礼に似たジェスチャーを行った一件について、クラブは完全かつ全面的に関わりを断つものである。反ユダヤ的な考えは、クラブの断固とした不変の価値観やルーツと全く相反するものである」と、怒りの声明を発表していた。
なお、現時点で両クラブに対しては、罰金やホーム開催時にスタンドの一部閉鎖などの処分が科される可能性があるという。
フランス『レキップ』によると、マルセイユは昨シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ準決勝のフェイエノールト戦での問題行為によって、執行猶予付きの1試合の無観客処分を科されており、今回の一件で正式に処分が下される場合、10月4日に予定されるスポルティングCP戦が無観客開催となる可能性があるようだ。
一方、フランクフルトに何らかの処分が科される場合、同じく10月4日に予定されるトッテナム戦で処分が適用される模様だ。
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