「深く謝罪したい」中山雄太の幻ゴールに「ホークアイ」が謝罪声明…「今回の件は例外的なケース」と1万5000試合以上の運用でも奇跡的なケースに

2022.09.06 23:25 Tue
Getty Images
ゴールライン・テクノロジー(GLT)を扱う「ホークアイ」が公式声明を発表。誤作動による事故を謝罪した。
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事件が起きたのは4日に行われたチャンピオンシップ(イングランド2部)第8節のハダースフィールド・タウンvsブラックプールの一戦だった。日本代表DF中山雄太も先発出場したこの試合。ハダースフィールドは先制を許してしまうが、後半に同点のチャンスが訪れる。
60分、左CKを獲得すると、クロスを中山がヘッド。これはGKにセーブされるが、こぼれ球を自ら蹴り込んだ。

完全にゴールラインを割っていたことが後に映像でも確認されたが、これはノーゴール。中山もチームメイトも、スタンドのファンも喜んだが、一瞬で現実に引き戻されプレー再開となった。
しかし、映像で確認できたようにこれはゴールラインを超えており、本来であればゴールだったが、GLTの誤作動により主審にシグナルが行かずノーゴールに。また、主審の視界も遮られ、目視もできていなかったことが問題となった。

イングランド・フットボールリーグ(EFL)は5日に声明を発表。ゴールラインテクノロジーである「ホークアイ」が正常に作動していなかったことを認めていたなか、「ホークアイ」は6日に謝罪声明を発表した。

「システムデータをさらに検討した結果、「ホークアイ」はボールがライン上を移動する際に、ゴールライン・テクノロジーの追跡カメラからボールが見えなくなったことを確認することができました」

「選手、ゴールポスト、GKの位置が、動いているボールに対するカメラの視線に影響を与え、そのためにシステムで判定を下すことができませんでした」

「ホークアイ・ゴールライン・テクノロジーは、カメラベースのシステムであり、ピッチの両端に7台のカメラを設置。ボールを追跡して、ゴールかノーゴールの判定を行います」

「2台以上のカメラでボールを確認できた場合、FIFAのゴールライン・テクノロジーに関する品質プログラムに基づき、ボールがラインを超えたことを主審に通知します」

「EFLの声明にあるように、PGMOL(イングランドのプロ審判協会)は審判が選手による妨害のため、視界が悪くなっていたことを確認しています。そのため、ゴールを認めることができませんでした」

「ホークアイ・ゴールライン・テクノロジーは、2012年に初めて使用されて以来、世界中で1万5000試合以上に導入されています。今回の件は例外的なケースであり、このような事態が発生した場合の標準的な運用手順を、EFLおよびPGMOLと共に、引き続き検討していくことを、サッカー関係者にはお伝えしたいと思います」

「このシステムはIFABのサッカー競技規則に基づき、試合開始前にテストされ、機能することが確認され、主審によって動作することが確認されました。システムは終始機能し、30分のブラックプールのゴールの際には、正しく通知されていました」

「ホークアイは、EFLとハダースフィールド・タウンの両者と話をし、両者に深く謝罪したいと思います」

10年以上運用された中で、まさかの事態に偶然巻き込まれた中山。ゴールが認められなかったハダースフィールドは1-0で敗れ、チャンピオンシップの降格圏で苦しんでいる。



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中山雄太の所属するハダースフィールドを北米のグループ会社が買収

日本代表DF中山雄太が所属するチャンピオンシップ(イングランド2部)のハダースフィールド・タウンは23日、ディーン・ホイル氏の経営する『Pure Sports Consultancy』が株式の100%取得し、北米グループ会社に売却したことを発表した。 2009年から11年間に渡ってハダースフィールドの会長を務めたホイル氏は、2020年にフィル・ホジキンソン氏へクラブを売却。しかし、2021年に新型コロナウイルスの影響で財政難となったホジキンソン氏に資金提供する形で会長職に復帰したが、2022年に健康上の理由で会長職を退任した。 クラブによれば、ハダースフィールドの株式の25%を保有していたホイル氏は、23日に残りの75%を株式を取得する取引を完了させ、同クラブの株式を100%保有することとなった。 そして、ホイル氏は同日にハダースフィールド株式100%の売却について、北米のグループと契約を交わしたとのことだ。なお、買収先の情報について北米のグループとしか明かしておらず、「法律上およびガバナンス上の手続き」が完了した後に詳細な情報が提供すると付け加えている。 この買収は、昨シーズンのプレーオフ決勝に進出したにもかかわらず、今季のチャンピオンシップで苦戦を強いられているクラブの状況を打破するために行われたものだという。 ニール・ウォーノック監督が率いるハダースフィールドは、ここまでチャンピオンシップで9勝9分け20敗の22位と低迷。残留圏の20位カーディフとは3pt差となっている。 2023.03.24 01:30 Fri
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「ごちぃ」アキレス腱断裂の中山雄太、巨大化した上半身が話題に「どんどん中山きんに君化してる笑」

ハダースフィールド・タウンの日本代表DF中山雄太の肉体が話題となっている。 日本代表にも定着し、カタール・ワールドカップ(W杯)出場が期待されていた中山。今シーズンからチャンピオンシップ(イングランド2部)での挑戦をスタートさせた中、レギュラーを獲得しチャンピオンシップ(イングランド2部)で14試合に出場し2ゴールを記録していた。 W杯のメンバー入りを果たした中、その翌日にアキレス腱断裂という悲劇に遭い、W杯出場が叶わなかった。 長期離脱、シーズン終了の憂き目に遭った中山は、久々にインスタグラムを更新。フィジカルトレーナーとのトレーニングをしていたようだが、その肉体が話題となっている。 明らかに上半身に筋肉が付き、肩や腕、胸板が厚くなっているのが分かる。離脱中に上半身のトレーニングを行い、体を大きくしていたことがうかがえる。 これには日本代表DF菅原由勢(AZ)が「ピッチで会うのが待ちきれない」とコメント。同じく負傷離脱していたMF三好康児(アントワープ)は「#ごちぃ」とその肉体に反応した。また、柏レイソル時代の同僚でもあるサガン鳥栖のMF手塚康平は「どんどん中山きんに君化してる笑」とコメント。ファンも日本代表の復帰や、プレーの復帰に期待を寄せている。 シーズン途中までは降格の可能性もあったハダースフィールドだが、なんとか残留を果たしており、来シーズン復活する中山に期待がかかる。 <span class="paragraph-title">【画像】笑顔でピッチに戻った中山雄太、まさに“なかやま”きんに君化!?</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CsQwOmCMWjH/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); 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