U-20女子W杯MVPにも浜野まいかは謙虚「もっと成長したい」 現地ファンの声援には「目が温かった」
2022.09.01 16:45 Thu
                U-20日本女子代表(ヤングなでしこ)のFW浜野まいか(INAC神戸レオネッサ)が1日、U-20女子ワールドカップ(W杯)を終えての帰国報告会見に出席した。U-20日本女子代表は現地時間8月10日から28日にかけてコスタリカで行われたU-20女子ワールドカップ(W杯)に参加し、準優勝という成績を収めた。
グループステージでは、オランダ、ガーナ、アメリカを破り、3連勝で決勝トーナメント進出を決めた。ノックアウトステージではフランス、ブラジルを下して決勝進出。大会史上初の連覇を目指したファイナルではスペインに敗れ、惜しくも世界一には及ばなかった。
浜野は4得点1アシストでシルバーブーツを獲得。大会MVPにあたるゴールデンボールにも選ばれた。日本選手としては2016年大会の杉田妃和に次いで2人目の受賞となった。
会見では日本のファンや現地サポーター、家族などの関係者への感謝を口にした浜野。時に池田太監督に目で助けを求めるなど、年相応のあどけなさも見せつつ、W杯開催期間中の1カ月はこれまでの人生の中でもっとも濃かったと振り返っている。
「前のポジションをやっているからか、怖さっていうのはあまりなくて、点を決められてもフランス戦では勝ち切ることができてとても自信になりました。次の試合(ブラジル戦)で失点した時も、負ける怖さっていうのはあまり感じなかったけど、一対一の強さ、(自身の)フィジカルの強さっていうのは劣っていて少し怖いなとは感じましたけど、ほかの部分で、みんなと協力して勝つことができました」
「この大会で自分自身の技術であったり、フィジカル面の足りなさをすごく感じました。なでしこジャパンで世界一になるためには、世界中の誰よりも努力してもっと日々成長しないといけないと感じたので、自チームに帰っていろんな偉大な先輩から話を聞いてもっともっと成長したいと感じました」
試合中は虎視眈々とゴールを狙うハンターだが、ピッチ外では独特の雰囲気を醸し出す浜野。MVPと発表された際にはブラジル選手から盛大に祝福された18歳は、ホームのようになった決勝戦の雰囲気を含め、コスタリカのファンに対して独特の表現で感謝を述べた。
「1試合ごとに観客席(の空席)が見えなくなってきました。試合中に相手チームが持った時にブーイングが起こっちゃったり、日本が持っているときに応援してくれたりウェーブが起こっちゃったり、目が温かったです」
                    
                                            
                                        
                                        
                                        
                                        
                    
                    
                                            グループステージでは、オランダ、ガーナ、アメリカを破り、3連勝で決勝トーナメント進出を決めた。ノックアウトステージではフランス、ブラジルを下して決勝進出。大会史上初の連覇を目指したファイナルではスペインに敗れ、惜しくも世界一には及ばなかった。
会見では日本のファンや現地サポーター、家族などの関係者への感謝を口にした浜野。時に池田太監督に目で助けを求めるなど、年相応のあどけなさも見せつつ、W杯開催期間中の1カ月はこれまでの人生の中でもっとも濃かったと振り返っている。
そんなピッチ外の様子とは異なり、ピッチ内では劣勢の時間でもあまり動じていなかったと、頼もしい言葉も。準々決勝では一時逆転となるゴールも決め、交代となる延長戦111分までスプリント。準決勝でも試合終盤に決勝点を挙げた殊勲の浜野は、それでも謙虚にさらなる向上心を示している。
「前のポジションをやっているからか、怖さっていうのはあまりなくて、点を決められてもフランス戦では勝ち切ることができてとても自信になりました。次の試合(ブラジル戦)で失点した時も、負ける怖さっていうのはあまり感じなかったけど、一対一の強さ、(自身の)フィジカルの強さっていうのは劣っていて少し怖いなとは感じましたけど、ほかの部分で、みんなと協力して勝つことができました」
「この大会で自分自身の技術であったり、フィジカル面の足りなさをすごく感じました。なでしこジャパンで世界一になるためには、世界中の誰よりも努力してもっと日々成長しないといけないと感じたので、自チームに帰っていろんな偉大な先輩から話を聞いてもっともっと成長したいと感じました」
試合中は虎視眈々とゴールを狙うハンターだが、ピッチ外では独特の雰囲気を醸し出す浜野。MVPと発表された際にはブラジル選手から盛大に祝福された18歳は、ホームのようになった決勝戦の雰囲気を含め、コスタリカのファンに対して独特の表現で感謝を述べた。
「1試合ごとに観客席(の空席)が見えなくなってきました。試合中に相手チームが持った時にブーイングが起こっちゃったり、日本が持っているときに応援してくれたりウェーブが起こっちゃったり、目が温かったです」
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INAC神戸レオネッサのMF成宮唯が貴重なプライベートショットを公開した。 今季から「10」番を背負い、攻撃的なスタイルに舵を切ったINACを攻守にわたって支える成宮。10月30日に行われた2022-23 Yogibo WEリーグ 第2節ジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦では、今季リーグ戦初ゴールとなる見事なミドルシュートを古巣相手に突き刺した。 6日の第3節はWE ACTION DAYのため、試合のなかったINACは、淡路島国営明石海峡公園で大運動会「UNDOKAI WORLD CUP」に参加。成宮もその様子を投稿し、翌日にはチームメイト山本摩也、脇阪麗奈とのプライベートプリクラ写真も公開したが、これが注目を集めた。 ノリよく猫の手ポーズなどを決めた3人だが、プリクラの写真加工技術には驚いた様子。成宮が「現代のプリクラ恐るべし、ノリノリな30歳27歳23歳」と綴れば、脇阪も「たまげた」とリアクション。山本は成宮の投稿を「#山本摩也 #29歳」とやんわり訂正している。 意外な写真にはファンからも「ギャル」、「目デカ」、「可愛いがすぎます」、「誰やねん」、「ギャルじゃないですか!」、「かわゆい」、「ホンマ恐るべし」など、ツッコミと賛辞が合わさった声が寄せられている。 山本はエスパニョールから、脇阪はノジマステラ神奈川相模原から今季加入したばかりだが、すでに3人の連携は深まっている様子。INACの連覇へ向け、ピッチでも活躍が期待される。 <span class="paragraph-title">【写真】本人も驚きの加工技術!INAC3人組のプリクラ写真</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CkqBSKWP-UJ/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); 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width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CkqBSKWP-UJ/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">成宮 唯/YUI NARUMIYA(@yui.narumiya7)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.11.09 21:05 Wed2
    「悔しさが抜け切れていない」スクランブルで両ウイングバックを務めた守屋都弥、将来の海外挑戦を視野に意欲高く成長を誓う「意識して取り組みたい」
パリ・オリンピックを戦ったなでしこジャパンが5日に帰国。DF守屋都弥(INAC神戸レオネッサ)が大会を振り返った。 守屋は当初はバックアップメンバーとして招集を受けていた中、大会のレギュレーションが変更となり、22人のメンバーが試合ごとに18名になるレギュレーションに。そんな中、初戦でDF清水梨紗が負傷離脱すると、右サイドバックとして抜擢された。 第2戦のブラジル女子代表戦は左ウイングバックでプレーすると、ナイジェリア女子代表戦、アメリカ女子代表戦は右ウイングバックとしてプレー。両サイドを支えるウインガーとしてチームに貢献した。 守屋はオリンピックを終え、「自分の打ったシュートだったり、相手の得点シーンが凄く飛行機の中でもよぎる感じでした。まだ、悔しさが抜け切れていないと思います」と現在の心境を語った。 世界を相手には2023年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)でも経験している中、「アメリカ戦の前半だったりは相手も疲れている部分がありましたが、突破をさせなかったり、守備でもできた部分は多かったです」と、プレーには一定の手応えも感じたようだ。 スクランブルにチームを支えた守屋。「自チームでも何回もスプリントしてクロスを上げることは持ち味なので、海外のチーム相手でも関係なく挑戦しようと思っていました。そこから得点やアシストはなかったので、そこが課題かなと思います」と、攻撃的にプレーしたいと考えていた通りのプレーはできたものの、数字に繋がらなかったことを悔やんだ。 なでしこジャパンは海外組が増えてきた中、守屋もその考えはあるとのこと。「海外にはいずれ行きたいと思っていますが、タイミングとかもありますし、オファーがあれば考えたいです」と、今はINAC神戸に集中しているという。 プレー強度の部分については「ナイジェリア戦では一発で抜かれたり、アメリカ戦も攻撃面のファーストタッチで食われる部分もあったので、自チームでやっていることとの差も感じました」とコメント。「自チームでも海外を意識して取り組んでいかないと、また海外でプレーした時にブランクも生まれてしまうので、これから意識しつつやって行きたいです」と、今後のチームではレベルを高くトレーニングしたいとのこと。「攻撃面でもっとドリブルで仕掛けることは挑戦したいです。出してもらってクロスということはできているので、そこから自分で切り込んであげるためにどうやるかということを自チームでもやりたいです」と、より攻撃面に磨きをかけたいと意気込んだ。 大会中に印象に残っているシーンについては、「(植木)理子に上げたクロスというのは、INACでもやっている持ち味でもあるので、あそこから得点が生まれたことはプラスかなと思います」と振り返り、ナイジェリア戦での田中美南のゴールに繋がったクロスをピックアップした。 次は3年後の女子W杯。守屋は「一旦は休もうかなとも思いますが、WEリーグも始まるので難しいところです」と語り、「取り敢えずは、WEリーグを盛り上げるために自分も頑張りたいですし、そこから代表に呼ばれたら目標を持ってやりたいです」とコメント。海外へこのオフも多くの選手がWEリーグから移籍し、INAC神戸もGK山下杏也加、FW田中美南となでしこでもチームメイトの2人はチームを去ることが決まっている。 「今までは(田中)美南さんだったり、(北川)ひかる、山さん(山下杏也加)だったりに頼っていて、そのままでは勝っていけないと思うので、自分が昨シーズンよりももう一歩、もう二歩成長したプレーをしないと、WEリーグ優勝、皇后杯、カップの優勝も遠いと思うので、自チームでも高めあって行きたいです」 「今までチームにプラスな言葉をかけてくれた美南さん、山さんがいなくなるということは、自分は苦手なんですがやっていかないといけないなと思います。まだINACに一度も合流していないですが、自分の役割を見つめ直して行きたいと思います」 意欲も十分な守屋。オリンピックでの悔しさを胸に、このまま精進して行きたいという。 「得点に絡めていなかったり、自分が決められるシーンもあったりしたので、ふとした時に絶対過ぎると思います。悔しさをバネにじゃないですが、W杯もずっと悔しさがあって、メダルを獲るまでやりきったと思うことはないと思うので、そこに向かってこれから頑張って行きたいです」 2024.08.06 06:25 Tue3
    SOMPO WEリーグのキックオフカンファレンス開催! 12クラブの選手が集結、「みんなが主人公になるためにプレーする」
26日、2024-25シーズンのSOMPO WEリーグのキックオフカンファレンスがJFAサッカー文化創造拠点「blue-ing!」で行われた。 新シーズンの開幕を前に、12クラブの代表選手が集った中、1部と2部に分かれて行われた。 第1部では髙田春奈チェアが新シーズンに向けた挨拶。また、新たにタイトルパートナーとなった「SOMPOホールディングス」のグループCEO取締役代表執行役社長の奥村幹夫氏が登壇。今回のパートナーシップ契約についての説明を行った。 髙田チェアは4シーズン目を迎えるWEリーグを前に昨シーズンを振り返り、「リーグ戦は三菱重工浦和レッズレディースが連覇と強さを見せつけたわけですが、WEリーグカップではサンフレッチェ広島レジーナが創設3年目で初タイトル、1月の皇后杯では三菱重工浦和レッズレディースをやぶって、INAC神戸レオネッサが優勝するということで、本当に色々なクラブが出てきたシーズンになったと思う」とコメントした。 「みんなが主人公になるためにプレーする」という言葉をテーマにしている新シーズンのWEリーグ。「クラブにおいてもどのクラブが主人公になってもおかしくない、色々な主人公が生まれてくると私自身もワクワクしています」と語った。 また、昨シーズンからは多くの選手が海外へと移籍していった。特になでしこジャパンの選手たちが多く移籍している。「WEリーグ寂しくなったんじゃないの?と言われることも多いですが、実際に寂しさもあります。ただ、中を見れば、あの選手がいる、この選手がいるとワクワクする選手たちが日本にはたくさんいて、その選手たちが主人公になっていくということを考えると、培った日本の女子サッカーの育成を感じますし、これから益々新しい主役を生み出していくリーグになることが求められていると思います」と、新シーズンへの想いを語った。 奥村氏は今回のタイトルパートナー契約の経緯について言及。「WEリーグの理念である、『女子サッカー、スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、1人1人が輝く社会の実現・発展に貢献する』というものと、SOMPOのパーパスである『安心・安全・健康で溢れる未来へ』という理念が共鳴し合ったのが最初のキッカケです」と語った。 その後、トークセッションが行われ、損害保険ジャパン株式会社の常務執行役員[CHRO・CCuO]の酒井香世子さん、SOMPOひまわり生命保険株式会社の執行役員 CHROである野田美智子さん、SOMPOケア株式会社の執行役員 CHROである恒松敬子さんと髙田チェア、そしてWEリーグのコミュニオーガナイザーを務める元なでしこジャパンGKの海堀あゆみさんがWEリーグとSOMPOホールディングとの協力による今後の展開について語り合った。 第2部では12クラブの代表選手が登壇。開幕節の対戦カードごとに登場し、お互いの印象やここまでのチームの完成度、自身の目標などを語った。プレゼンターは昨シーズン限りで現役を引退した元なでしこジャパンの鮫島彩さんが務め、選手たちは「2桁ゴール」、「得点王」、「タイトルを獲る」、「5ゴール5アシスト」など、具体的な目標を掲げていた。 SOMPO WEリーグの開幕は9月14日に開幕。8月31日からは WEリーグ クラシエカップが開催され、12クラブがカップ女王を目指して戦う。 ◆参加選手 マイナビ仙台レディース:廣澤真穂 三菱重工浦和レッズレディース:島田芽依 大宮アルディージャVENTUS:林みのり ちふれASエルフェン埼玉:吉田莉胡 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース:大熊環 日テレ・東京ヴェルディベレーザ:木下桃香 ノジマステラ神奈川相模原:榊原琴乃 AC長野パルセイロ・レディース:伊藤めぐみ アルビレックス新潟レディース:滝川結女 セレッソ大阪ヤンマーレディース:脇阪麗奈 INAC神戸レオネッサ:水野蕗奈 サンフレッチェ広島レジーナ:瀧澤千聖選手 2024.08.26 22:20 Mon4
    E-1連覇見据える守護神・山下杏也加、代表としての緊張感を訴える「チャンスを掴みにきている選手は何人いるのか」
なでしこジャパンのGK山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)が25日、メディアのオンライン取材に応対。日の丸を背負って戦うことや、中国戦への意気込みを語った。 E-1サッカー選手権決勝大会に参加しているなでしこジャパンは、19日に行われた韓国女子代表との初戦を2-1で勝利。23日の第2戦チャイニーズ・タイペイ女子代表戦も4-1で勝利を飾り、26日には優勝を懸けて中国女子代表と相まみえる。 実績を踏まえれば現GKメンバーの中では1番手と思われる山下だが、ここまでの2試合ではベンチを温めている。 夏のデーゲームで連勝を飾ったチームメイトを労う一方で、日本代表という立場に対しての厳しい言葉も残している。ポジション柄ワンプレーが結果を大きく左右するだけに、誰よりも志は高い。 「代表は結果を残す場なので、その2試合を勝てて、次は引き分け以上で優勝という好条件でいけたのは、みんながこの暑さの中で走ったからかなと思います」 「(男子の代表戦をテレビで見て)チームの士気を上げたり、鼓舞しなきゃいけないっていうのを聞いて、なでしこにもそういう選手が何人いるのだろうなとは思いました。自分はなるべくリーダーシップを取ってやっていきたいのはあるので、平等に声をかけているつもりはなんですけど、このチャンスを本当に掴みにきている選手は何人いるのだろうなとは、後ろから見ていて思います」 「(GKやDFは)点が動くポジション。(アジアカップの)中国戦なんかはもったいない失点だった。その課題に対しての修正を練習中から指示を出して、もう一度起きないようにしたいと思っているので。厳しめの声だったり、ゴール周辺の緊張感を(出すなどして)、プレーしていないときにもコミュニケーションは取るようにしています」 中国とは2月3日にAFC女子アジアカップ2022で対戦したばかり。2度リードを奪いながらも追い付かれてのPK戦負けという結果に終わっている。借りを返し、最良の結果を得るためには、連戦も考慮して守備に追われる時間を減らし、攻守において適切な準備やポジショニングを取ることが重要だと述べた。 「韓国対中国戦(34分に韓国が先制し、76分に中国がCKから追い付き1-1)も見て、(中国は)1点を取られても追い付ける力を持っている。身長も高い分クロスがストロングで、準備次第ではやられてしまう可能性もある。この2試合は(日本も)失点が続いているので、自分が出たらゼロにしたいなとは思います」 「ストロングであるビルドアップは、中国戦でもやっていきたいと思いますし、みんな疲労も溜まっていると思うので、守備をする時間を少なくしたいです」 「(中国の守備からは)組織的なプレッシャーは感じなかったので、(味方が適切な)配置に立てば簡単に剝がせることはできると思いますし、そうすれば相手は走らざるを得ない。90分を通して相手のボロが出た時にチャンスを作りたいなとは思いますし、得点できるチャンスはたくさんあるかなと思います」 2022.07.25 17:54 Mon5
    






