「我々にはゴールを決める力がある」 大逆転劇のペップが攻撃力を誇る

2022.08.28 09:45 Sun
Getty Images
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が逆転劇で飾ったプレミアリーグ第4節のクリスタル・パレス戦を振り返った。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。
PR
前節のニューカッスル・ユナイテッド戦を3-3のドローに持ち込み、開幕3試合で2勝1分けのシティ。仕切り直しを期す一戦でも21分までに2失点と守りの不安定さを露呈したが、53分にポルトガル代表MFベルナルド・シウバの2戦連発弾で反撃の狼煙を上げると、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドも加入後初のハットトリックで続いて、4-2で制した。
自慢の攻撃力で試合をひっくり返して2試合ぶりの白星を手にしたグアルディオラ監督はここ2試合連続で複数失点の守備面に頭を悩ませつつ、逆境を跳ね除けた戦いぶりに満足感を示した。

「我々にはゴールを決める力がある。ただ、最近は失点が多い。ニューカッスル戦で3失点、バルセロナ戦で3失点、今日も2失点。だが、良い逆転劇で乗り切れたのは良かった」

「こういう状況は起こりうる。でも、普通ならこうした状況に陥れば負けるものだ。相手は良く組織され、我々はああいう試合でプレーするために必要な準備をしていなかった」
51歳のスペイン人指揮官はまた、チームを救う今回のハットトリックで開幕から4戦6発と前評判通りの活躍を披露するハーランドに触れ、改めてフィニッシャーぶりを評価している。

「ハーランドが今日の試合でやったことは彼のキャリアを通じてずっとやってきたこと。だから、特別なことじゃないし、あれが彼のスタイルなんだ。彼は驚くべき存在だね」

そして、今夏も移籍報道に揺れるなか、2試合連続のゴールで逆転劇の口火を切ったB・シウバにも「彼は今日の勝利における功労者。劣勢でも力を出せるタイプの選手さ」と賛辞の言葉を送った。

「あの力は選手としての最も大きな資質。誰にでもスキルというものがあるが、状況が悪いときにどう反発するか、彼はおそらく我々のなかで最高の選手だね」

PR
関連ニュース

三笘不在のブライトンに4発快勝のシティが2位に浮上!【プレミアリーグ】

マンチェスター・シティは25日、プレミアリーグ第29節延期分でブライトン&ホーヴ・アルビオンと対戦し4-0で勝利した。ブライトンの三笘薫はケガのため欠場している。 FAカップ準々決勝の影響で延期となっていた11位ブライトン(勝ち点44)とのアウェイゲームでリーグ5連勝を狙う3位シティ(勝ち点73)。 20日に行われたFAカップ準決勝のチェルシー戦をベルナルド・シウバの決勝点で勝利したシティは、その試合からスタメンを3人変更。グリーリッシュやストーンズ、GKオルテガに代えてコバチッチやグヴァルディオル、GKエデルソンをスタメンで起用した。 立ち上がりこそブライトンのマンマークに手を焼いたシティだったが、徐々にボールを保持する時間を増やすと17分に先制する。フォーデンのパスで右サイド深くまで駆け上がったウォーカーのダイレクトクロスをデ・ブライネがダイビングヘッドで叩き込んだ。 幸先良く先制したシティは、26分にもボックス右手前で獲得したFKをフォーデンが直接狙うと、グロスにディフレクトしたボールがゴールに吸い込まれ、追加点。さらに34分には、ハイプレスから相手ボックス内でボールを引っかけると、こぼれ球をボックス右のフォーデンがゴール左隅にシュートを流し込んだ。 ハーフタイムで2選手を交代したブライトンに対し、シティは62分にGKエデルソンのロングフィードで右サイドを抜け出したウォーカーがボックス右から侵入。切り返しで相手DFをかわし、飛び出したGKを引きつけてから中央へラストパスを送ると、最後はアルバレスが無人のゴールに流し込んだ。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。シティは試合終了間際の94分、アルバレスのラストパスから途中出場のドクが決定機を迎えたが、シュートはGKスティールのセーブに阻まれ、試合はそのまま4-0でタイムアップ。 危なげない試合運びでリーグ戦5連勝を飾ったシティは、リバプールをかわし2位に浮上している。 2024.04.26 06:05 Fri

ハーランドはブライトン戦も欠場に…グアルディオラ監督「まだ万全ではない」

マンチェスター・シティは24日、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが25日に行われるプレミアリーグ第29節延期分のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦を欠場することを明かした。 ハーランドは17日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのレアル・マドリー戦で筋肉系を負傷。20日に行われたFAカップ準決勝のチェルシー戦も欠場していた。 シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、前日会見で複数抱えているケガ人の状態についてコメント。 「フィル・フォーデンとジョン・ストーンズの2人大丈夫だが、ハーランドはまだ万全ではない。それほど大きな問題ではないが、出場できる状態ではないよ」 アーセナル、リバプール、シティの3つ巴の優勝争いとなっているプレミアリーグ。2試合消化の少ないシティは、首位に立つアーセナル(勝ち点77)と4pt差の3位に位置している。 2024.04.25 07:00 Thu

今度こそスペインへ? ベルナルド・シウバのバルセロナ移籍説が再度浮上

バルセロナにマンチェスター・シティのポルトガル代表MFベルナルド・シウバ(29)獲得の可能性が出てきている。スペイン『スポルト』が報じた。 先日のラ・リーガ第32節レアル・マドリー戦の敗北により、逆転でのリーグ優勝が難しくなったバルセロナ。チャビ・エルナンデス監督が退任の意向を覆すのか、新たな指揮官を迎え入れるのかはまだはっきりしないが、来シーズンにも目を向けていく必要がある。 そんな中、今夏の獲得候補に挙がっているというのがベルナルド・シウバ。チャビ監督が昨夏獲得を望んだ上、バルセロナも指揮官が誰になろうと獲得を希望しているという。 また、ベルナルド・シウバもシティでの時間は終わったと考えている模様。家族の意向も踏まえ、以前と変わらずスペインでのプレーを希望しているようだ。 実際、ベルナルド・シウバはここ数カ月の間にバルセロナを数回訪れているとのこと。シティでチームメイトだったドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンや、ポルトガル代表でチームメイトのFWジョアン・フェリックス、DFジョアン・カンセロらに様子を尋ねているとのことだ。 一方、昨夏シティはベルナルド・シウバとの契約を2026年6月まで延長したが、クラブもジョゼップ・グアルディオラ監督も本人の移籍願望は承知。5000万ポンド(約5800万ユーロ/約96億3000万円)の契約解除条項が設けられているという。 昨夏、バルセロナと同様にベルナルド・シウバの獲得を目指していたパリ・サンジェルマン(PSG)は、別の補強計画を立てているようで、バルセロナがこの移籍を実現できるかどうかは自分たち次第。財政難やサラリーキャップ制限、選手登録に悩まされる状況を打破する必要があり、特に、選手の売却やそれによって浮いた年俸を100%費やすことができる「1対1」の状態に戻せるかどうかが肝となる。 また、現在ベルナルド・シウバはシティから1000万ユーロ(約16億6000万円)以上の年俸を受け取っているとのこと。本人や代理人との給与交渉も課題となるが、バルセロナ行きを熱望しているというこの29歳は、この点においても努力する可能性があるようだ。 2024.04.24 21:12 Wed

昨夏ライスに続き今夏もシティとアーセナルによる中盤補強巡る争奪戦勃発か?

昨夏に続いてマンチェスター・シティとアーセナルによる中盤の補強を巡る争奪戦が勃発することになりそうだ。イギリス『テレグラフ』が報じている。 両クラブは昨夏の移籍市場でイングランド代表MFデクラン・ライスの獲得を巡って熾烈な争奪戦を繰り広げ、最終的に総額1億500万ポンド(約202億3000万円)をウェストハムに支払ったアーセナルが獲得にこぎ着けた。 その両者は今夏の移籍市場に向け、今度はニューカッスルのブラジル代表MFブルーノ・ギマランイス(26)を巡って争奪戦を繰り広げる可能性があるという。 2022年1月にリヨンから4000万ポンド(約77億円)で加入して以降、プレミアリーグ屈指の守備的MFとしての評価を確立したギマランイス。 そのブラジル代表MFに関しては1億ポンド(約192億7000万円)の契約解除条項が設定されているものの、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の問題を抱えるクラブは、それ以下の金額で売却を受け入れる可能性も報じられており、今夏の去就に注目が集まっている。 すでに同選手に対しては、パリ・サンジェルマンが関心を示しているが、ここにきてプレミアリーグのライバル2クラブが関心を強めているという。 シティはポルトガル代表MFベルナルド・シウバの去就が不透明なことに加え、替えが利かないスペイン代表MFロドリゴ・エルナンデスのバックアップが今夏の補強の優先事項となっており、以前から獲得に興味を示すウェストハムのブラジル代表MFルーカス・パケタと共にギマランイスの両獲りを画策している模様。 両者はリヨンとブラジル代表の同僚であり、プライベートでも親友という関係にあり、個々の能力の高さに加えてユニットとしての機能性も魅力的だ。 一方のアーセナルはガーナ代表MFトーマス・パルティ、イタリア代表MFジョルジーニョのベテラン2選手に移籍の可能性があり、ギマランイスをその後釜候補の一人とみなしている。 なお、ギマランイスサイドも両クラブからの関心を認識しているようだが、先日にはニューカッスル近郊のノーサンバーランドの高級住宅街にある新しい不動産に入札を行ったとの報道もあり、マグパイズ残留の可能性も残されているとのことだ。 2024.04.24 08:30 Wed

チェルシーFWジャクソンがSNS上で人種差別被害…クラブ&指揮官がサポート

チェルシーのセネガル代表FWニコラス・ジャクソンが人種差別の被害を受けた。 20日に行われ、0-1で敗北したFAカップ準決勝のマンチェスター・シティ戦に先発したジャクソン。センターフォワードとして幾度かチャンスが巡ったが、決め切れず、個人としても悔しい結果に終わった。 イギリス『BBC』によると、SNS上では今季のここまで公式戦13ゴールの22歳FWを巡る批判が人種差別的なものに発展しているようで、事態を重くみたチェルシーは声明を出したという。 「社会にいかなる形の差別も許される余地などなく、我々はこのような類の件を一切寛容するつもりもない。クラブはあらゆる刑事訴追を支持し、シーズンチケット保有者、あるいは会員であるのがわかった個人に対しては入場禁止を含め、可能な限りの強力な措置を講じる」 また、率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督も23日に敵地で行われるプレミアリーグ第29節延期分のアーセナル戦に向けた会見で、信頼揺るがずを強調した。 「彼は我々の主力ストライカーで、フィットする唯一のストライカー。彼はファンタスティックだし、チームのために素晴らしい仕事をしている。走ったり、ゴールを決めたり、アシストをしたりね」 「移籍初年度のシーズンであり、スペインから来た若い選手で、スペインでの経験もそれほど多くないんだ。(ディディエ・)ドログバのようなアイコン的な選手と比べるなら、今の彼は明らかに劣る」 「だが、彼は私のサポートを受けていくことだろう。仮にゴールを決められなくてもだ。彼はクラブとチームメイトのために戦っているし、チャンスを作り出してくれている。良くなるには時間が必要だ」 「来季は確実により良くなるはず。それは間違いないよ」 2024.04.23 14:50 Tue
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly