ヴァラン、ユナイテッド移籍を悔いず 「決断に迷いなんてなかった」

2022.07.22 13:45 Fri
Getty Images
フランス代表DFラファエル・ヴァランがイギリス『BBC』のインタビューに応じた。

昨夏に10年在籍のレアル・マドリーを離れ、ユナイテッド行きを決断したヴァラン。だが、チームはタイトル争いどころか、チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を逸し、個人も度重なるケガでフル稼働といかなかった。

レアル・マドリー時代に輝かしいキャリアを過ごしたとあって、一部でユナイテッド行きを間違った選択と見る向きもあるが、29歳のセンターバックは後悔してしないようだ。
「(移籍に後悔? )いや、全く。フットボールでは自分自身に挑戦して、向上しようとする必要がある。10年間を同じ場所で過ごして、別の経験をしてみたかったんだ」

「プレミアリーグは本当にファンタスティックだし、マンチェスター・ユナイテッドも素晴らしいクラブ。決断に迷いなんてなかった」
そうして迎えるユナイテッドでの2年目だが、チームはエリク・テン・ハグ新体制に。チームとしては戦い方の整備とともに、最低でもCL権の確保が求められるが、ここまでのプレシーズンは手応えのあるもののようだ。

「新たなシーズンで、新たなスタート。自信は大事で、何試合かで負けて自信をなくしてしまった。でも、僕らは大きなポテンシャルを秘めていると思う」

「新たな監督はすごくポジティブだ。彼はそのエネルギーを求めているし、背後のスペースを広く空け、ピッチの高い位置からプレスをかけていくのを望んでいる」

「より攻撃的なものになるけど、そのフットボールを本当に楽しめているし、良いスタートを切れたよ」

また、アルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスの加入もあって活性化するセンターバック陣のポジション争いに言及。故障がちなヴァランもうかうかしていられないが、チーム内の競争激化を歓迎している。

「競争はチームにとって良いことだ。ハリー(・マグワイア)は僕らにとってすごく重要な選手。それにキャプテンだし、良い資質もたくさんある」

「争いにより、チームは常に良くなっていくもの。偉大なクラブはどこもそうさ。誰もがチームのために戦いたいと思うなら、それは良いことだ」

最後に、いまだプレシーズンに合流していないポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの移籍希望報道にも触れ、「そのディベートはドレッシングルーム外でのこと」と前置きした上で、存在の大きさを語った。

「僕らは彼のクオリティを知っている。彼がすごく有名なのもね。だから、多くの人たちがチームのパフォーマンスと彼のパフォーマンスを話すのはわかっている」

「クリスティアーノは偉大なコンペティターだ。レジェンドだし、常にチームのことを助けてくれる。だから、当然だけど、彼と一緒にプレーするのはすごく良いことだ」

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マウント芸術弾2発で逆転ユナイテッドが連勝で4季ぶり決勝進出! スパーズとの同国対決へ【EL】

ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグ、マンチェスター・ユナイテッドvsアスレティック・ビルバオが8日にオールド・トラッフォードで行われ、ホームのユナイテッドが4-1で逆転勝利。この結果、2戦合計7-1としたユナイテッドの決勝進出が決まった。 先週行われた1stレグはアウェイのユナイテッドが3-0で先勝。数的不利に陥ったアスレティックを撃破し、ファイナル進出へ王手をかけた。 望外の結果で初戦を終えたユナイテッドは、先週末のリーグ戦で大幅なターンオーバーを敢行。主力の休養を図った一方、ブレントフォードに3-4で敗戦。今回の一戦に弾みを付けるには至らなかった。アモリム監督は1stレグと全く同じスタメンを採用した。 対して厳しい形で初戦を終えたアスレティックは、先週末のリーグ戦でレアル・ソシエダとのバスク・ダービーを0-0のドローで終えた。同試合ではターンオーバーを敢行した一方、ニコ・ウィリアムズ、イニャキ・ウィリアムズのウィリアムズ兄弟が負傷離脱。さらに、ビビアンがサスペンションと主力数名を欠くなか、ジャロやウナイ・ゴメス、ウナイ・ヌニェスを代役に据えて敵地での奇跡を目指した。 立ち上がりからアスレティックがボールを保持して押し込む展開に。開始9分にはボックス中央でウナイ・ゴメスからパスを受けたベレンゲルに決定機も、右足シュートは枠を捉え切れず。 一方、3点リードもあって相手の攻撃を受け止めながらロングカウンターの形で一発を狙うユナイテッド。15分を過ぎた辺りから前線の選手に良い形でボールが収まり始めると、ガルナチョとドルグの際どいボックス内への抜け出しやブルーノ・フェルナンデスのミドルシュートとゴールを匂わせる。 ホームチームに流れが傾き始めたが、先にゴールを奪ったのはアウェイチーム。31分、ロングボールを入れた流れでDFマグワイアのミスパスを高い位置でカットしたジャロがミドルシュート。これはDFヨロのブロックに遭うが、こぼれに反応したジャウレギサルがペナルティアーク手前で放った右足ミドルシュートがGKオナナの手をはじいてゴール右隅に突き刺さった。 21歳MFの鮮烈な一撃によって試合前から余裕のムードが漂っていたオールド・トラッフォードに少し緊迫感が生まれる。 その後、少し全体のギアを上げて押し込む形も作り出したユナイテッドは、前半終盤に決定機を迎える。43分、カウンターの形からドルグの絶妙なスルーパスで完璧に背後を取ったガルナチョがGKと一対一を迎えたが、右足のチップキックは枠の左に外れて絶好機を逸した。 2戦合計3-1で折り返した後半。立ち上がりから睨み合いの状況が続くなか、赤い悪魔が冷静に時計を進めていく。 その後、両チームは60分を過ぎて積極的にメンバーを入れ替えると、マウント、アマドらを投入したユナイテッドが一気に試合を引っくり返す。 72分、波状攻撃からボックス手前で仕掛けたヨロからボックス中央で足元にパスを受けたマウントが絶妙なファーストタッチからの右足反転シュートをゴール右隅に突き刺し、公式戦2試合連続ゴールを奪取。さらに、79分には相手陣内右サイドで得たFKの場面でキッカーのブルーノがゴール前のスペースに送り込んだボールをニアに飛び込んだカゼミロが肩付近にうまく当てて1stレグに続く2試合連続ゴール。瞬く間に試合を引っくり返した。 これで完全に心を折られたアスレティックの隙を見逃さないユナイテッドは85分、カウンターから味方との連携で右のポケットに侵入したアマドのプルバックをゴール前でフリーのホイルンドがワンタッチで合わせて3点目。さらに、試合終了間際の91分にはエリア外に飛び出した相手GKのクリアミスを収めたマウントがハーフウェイラインを越えた辺りから見事な左足ロングシュートを無人のゴールへ突き刺し、トドメを刺した。 そして、2試合連続大勝で2戦合計7-1としたユナイテッドが2020-21シーズン以来のEL決勝進出。21日には再びサン・マメスに舞い戻り、トッテナムとの同国対決でタイトル獲得を目指す。 マンチェスター・ユナイテッド 4-1(AGG:7-1) アスレティック・ビルバオ 【マンチェスター・U】 メイソン・マウント(後27、後46) カゼミロ(後35) ラスムス・ホイルンド(後40) 【アスレティック】 ミケル・ジャウレギサル(前31) 2025.05.09 06:06 Fri

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