ローマMFダルボエが右ヒザのACL断裂の重傷…
2022.07.21 19:20 Thu
ローマは21日、ガンビア代表MFエブリマ・ダルボエが右ヒザの前十字靭帯(ACL)断裂の重傷を負ったことを発表した。
ガンビアからの難民としてイタリアに渡り、後にローマのプリマヴェーラに加入したダルボエは、戦術眼とパスセンスに長けた若きレジスタ。2021年5月に行われたセリエAサンプドリア戦でトップチームデビューを飾った。
ジョゼ・モウリーニョ監督の下では守備強度の問題などもあり、思うように出場機会を得られていないが、昨年末には契約を2026年まで延長していた。
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ダルボエは先日に行われたポルティモネンセとのプレシーズンマッチに出場した際、相手選手との接触プレーで同箇所を痛めて負傷交代を余儀なくされていた。その後、精密検査を受けた結果、ACL断裂という診断結果が下された。数日以内にスイスで手術を受けることになり、少なくとも半年前後の離脱が見込まれる。ジョゼ・モウリーニョ監督の下では守備強度の問題などもあり、思うように出場機会を得られていないが、昨年末には契約を2026年まで延長していた。
今夏には国内外のクラブからレンタル移籍のオファーが届いていると言われていたが、今回の長期離脱によってその可能性はなくなった。
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