初招集多数で中心の役割担う山根視来、「勝ってからの評価。必ず優勝したい」
2022.07.17 16:26 Sun
EAFF E-1サッカー選手権に臨む日本代表が17日から始動。DF山根視来(川崎フロンターレ)がメディアのオンライン取材に対応し、意気込みを語った。
19日に開幕するE-1サッカー選手権。日本代表は、初戦をカシマサッカースタジアムで戦うと、2戦目、3戦目を豊田スタジアムで戦うこととなる。
今大会は国内組のみの構成となり、17日にFW武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)の招集辞退及び、FW岩崎悠人(サガン鳥栖)の追加招集が決定したため、11人が初招集という非常にフレッシュな顔ぶれとなった。
そういった中、W杯アジア予選や直前のテストマッチにも招集されていた山根には、中心選手としての役割が求められるところ。そして、同選手自身も、これまでと異なる役割をこなす覚悟を持っている。
「今までと役割が違うというか、コミュニケーションを多くとったりというのは、初めての選手が多いという部分で、僕自身も一緒にプレーしたことがない選手がほとんどなので、自分がスムーズにプレーするためにも、チームがスムーズに戦うためにもコミュニケーションを取ることは必要だと思います」
さらに、ポジション争いのライバルやディフェンスラインでコンビを組む選手たちの印象についても言及。
湘南ベルマーレ時代の同僚であるDF杉岡大暉(湘南)については、「大暉とはJリーグデビューした試合が同じですし、右のセンターバックと左のセンターバックでずっと一緒にやってきた仲なので、また一緒にプレーできることが嬉しいです。湘南の試合を見ていてもすごくいいなと思っていたので、またお互いに成長して刺激し合えたらいいなと思います」と、久々の共闘への思いを口に。
一方、その他のディフェンスラインの選手については、「運動量があって左右もできて中盤もできますし、マリノスにとって重要な選手だと思います。僕自身も中盤での関わり方、サイドでの崩しの部分は参考になる選手だと思っています。(小池龍太[横浜F・マリノス])」、「身体能力が高く、身長も高くスピードがある選手という印象。そういう自分にないところを持っていてすごいと思う反面、自分も求めていかなければいけないところ。(大南拓磨[柏レイソル])」と、その印象を語っている。
そういった新たなライバルと共に、W杯に向けては今回招集されていない一部国内組や、海外組と熾烈なポジション争いを勝ち抜く必要がある。山根は「自分が起用されれば、どういう形になるのかを結果で示す必要がある。特長であるゴールに絡むプレーを見せたい」、「危機感を持っていないことは一度もないですし、自分は代表の試合で全部を出してアピールしていかなければならないと思っているので、それは今回も変わらないですし、覚悟を持ってやっていかないとダメです」と、改めて決意を語った。
また、通算9度目を迎えるEAFF E-1選手権だが、日本が同大会を制したのは2013年大会の一度のみ。今大会に出場する選手にとってはW杯出場に向けても優勝という結果がほしいところだ。
山根も「勝ってからの評価だと思う。3試合全部勝って、必ず優勝したい」と、チームと共に結果にこだわっていきたいと、大会に対する意気込みを語る。
さらに、日本にとってアジア最大のライバルと言える韓国代表との一戦に向けては、「負けちゃいけないと思いますし、日本開催なので自分たちの力を発揮して勝ちたいと思っています」と勝利を誓った。
19日に開幕するE-1サッカー選手権。日本代表は、初戦をカシマサッカースタジアムで戦うと、2戦目、3戦目を豊田スタジアムで戦うこととなる。
今大会は国内組のみの構成となり、17日にFW武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)の招集辞退及び、FW岩崎悠人(サガン鳥栖)の追加招集が決定したため、11人が初招集という非常にフレッシュな顔ぶれとなった。
「今までと役割が違うというか、コミュニケーションを多くとったりというのは、初めての選手が多いという部分で、僕自身も一緒にプレーしたことがない選手がほとんどなので、自分がスムーズにプレーするためにも、チームがスムーズに戦うためにもコミュニケーションを取ることは必要だと思います」
「こういう短い時間ではすぐに試合が来たりするので、自分がどういう選手かを発信していく必要がありますし、逆にどういう選手なのかを知る必要もあります。全員がJリーグで一緒にやっているので、どういうプレースタイルなのかは大方理解していると思いますが、細かいところで理解し切れてない部分もあるので、そこのコミュニケーションを取ることが大事だと思います」
さらに、ポジション争いのライバルやディフェンスラインでコンビを組む選手たちの印象についても言及。
湘南ベルマーレ時代の同僚であるDF杉岡大暉(湘南)については、「大暉とはJリーグデビューした試合が同じですし、右のセンターバックと左のセンターバックでずっと一緒にやってきた仲なので、また一緒にプレーできることが嬉しいです。湘南の試合を見ていてもすごくいいなと思っていたので、またお互いに成長して刺激し合えたらいいなと思います」と、久々の共闘への思いを口に。
一方、その他のディフェンスラインの選手については、「運動量があって左右もできて中盤もできますし、マリノスにとって重要な選手だと思います。僕自身も中盤での関わり方、サイドでの崩しの部分は参考になる選手だと思っています。(小池龍太[横浜F・マリノス])」、「身体能力が高く、身長も高くスピードがある選手という印象。そういう自分にないところを持っていてすごいと思う反面、自分も求めていかなければいけないところ。(大南拓磨[柏レイソル])」と、その印象を語っている。
そういった新たなライバルと共に、W杯に向けては今回招集されていない一部国内組や、海外組と熾烈なポジション争いを勝ち抜く必要がある。山根は「自分が起用されれば、どういう形になるのかを結果で示す必要がある。特長であるゴールに絡むプレーを見せたい」、「危機感を持っていないことは一度もないですし、自分は代表の試合で全部を出してアピールしていかなければならないと思っているので、それは今回も変わらないですし、覚悟を持ってやっていかないとダメです」と、改めて決意を語った。
また、通算9度目を迎えるEAFF E-1選手権だが、日本が同大会を制したのは2013年大会の一度のみ。今大会に出場する選手にとってはW杯出場に向けても優勝という結果がほしいところだ。
山根も「勝ってからの評価だと思う。3試合全部勝って、必ず優勝したい」と、チームと共に結果にこだわっていきたいと、大会に対する意気込みを語る。
さらに、日本にとってアジア最大のライバルと言える韓国代表との一戦に向けては、「負けちゃいけないと思いますし、日本開催なので自分たちの力を発揮して勝ちたいと思っています」と勝利を誓った。
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7日にBE:FIRSTがブランドアンバサダーに就任したことを発表した『FILA(フィラ)』。ファッションブランドとしての認識が強い同ブランドだが、かつてはサッカースパイクも手掛けていた。 フィラは1911年、フィラ兄弟によってイタリアのビエラでニット素材工場として誕生した。1940年に社名を『FILA』に変更。1970年代からスポーツウェア業界でも地位を築き始め、次第に大きな注目を集めていった。 現在はテニスやゴルフを中心としたブランド展開に加え、バーチャルシンガー・初音ミクとのコラボレーションシューズなどカジュアルウェアに注力しているフィラだが、1998年にイタリアへと渡った元日本代表MF中田英寿氏が身に着けていたのがフィラのファッシノだ。 当時世界の最高峰と言われていたセリエA。中田氏はユベントスを相手にデビュー戦で2ゴールというセンセーショナルな活躍を披露した。足元には黒を基調に黄色のFマーク。シュータンには『FILA』の文字がはっきりと見て取れる。 現在のサッカー界からは姿を探すことが難しくなったフィラだが、今季はセリエCのヴィチェンツァのサプライヤーとなった。『Footy Headlines』によれば、イタリアのピッチに同ブランドが戻ってくるのは、フィオレンティーナとの1999-2000シーズンの終了以来、22年ぶりとのことだ。 かつてはウェストハムやフランクフルトのサプライヤーも務めていたフィラ。現在はヴィチェンツァのほか、イスラエルのマッカビ・テルアビブや韓国の済州ユナイテッドなどのクラブのサプライヤーを務めている。 <span class="paragraph-title">【写真】ペルージャ時代の中田英寿とその足元</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila01.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila02.jpg" style="max-width:100%;"></div> <span class="paragraph-title">【写真】FILAがサプライヤーを務めたフィオレンティーナやフランクフルトのユニフォーム</span> <span data-other-div="movie2"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila03.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila04.jpg" style="max-width:100%;"></div> 2022.09.07 20:30 Wed3
21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu4
ザッケローニは総勢77名の日本代表を招集!
▽3月5日にキリンチャレンジカップ2014 ニュージーランド戦を控えたザックジャパン。ニュージーランド戦は、ブラジルワールドカップ本大会のメンバー発表前最後の試合となるため、本大会を目指す選手にとっては大事なアピールの場となる。<br/><br/>▽超ワールドサッカーでは、ニュージーランド戦に臨むメンバー発表に向けアンケートを実施予定(有料版のみとなります)。それに先駆け、これまでにザッケローニ監督が招集してきたメンバーを調査した。<br/><br/>▽招集から最も遠ざかっているのは、代表復帰待望論も囁かれているDF闘莉王、そして現在はポルトガル2部のポルティモネンセに所属するFW金崎の2名だ。その他、MF阿部、FW森本など、2010年南アフリカワールドカップに招集されたメンバーや、昨シーズンのJリーグ得点王でもあるFW大久保、Jリーグ2連覇を果たした広島のエースであるFW佐藤なども 2012年を最後に招集されていない。ザッケローニ監督が招集した全77名の選手は以下の通り。<br/><br/>GK 東口順昭 2011/8/4<br/>GK 山本海人 2012/2/25<br/>GK 林卓人 2013/7/15<br/>GK 川島永嗣 2013/11/7<br/>GK 西川周作 2013/11/7<br/>GK 権田修一 2013/11/7<br/><br/>DF 田中マルクス闘莉王 2010/9/30<br/>DF 永田充 2010/12/24<br/>DF 安田理大 2011/11/1<br/>DF 近藤直也 2012/2/17<br/>DF 岩政大樹 2012/8/30<br/>DF 水本裕貴 2013/1/31<br/>DF 栗原勇蔵 2013/7/15<br/>DF 槙野智章 2013/7/15<br/>DF 森脇良太 2013/7/15<br/>DF 徳永悠平 2013/7/15<br/>DF 鈴木大輔 2013/7/15<br/>DF 千葉和彦 2013/7/15<br/>DF 駒野友一 2013/8/8<br/>DF 長友佑都 2013/11/7<br/>DF 内田篤人 2013/11/7<br/>DF 伊野波雅彦 2013/11/7<br/>DF 今野泰幸 2013/11/7<br/>DF 吉田麻也 2013/11/7<br/>DF 酒井宏樹 2013/11/7<br/>DF 酒井高徳 2013/11/7<br/>DF 森重真人 2013/11/7<br/><br/>MF 本田拓也 2011/3/18<br/>MF 関口訓充 2011/5/27<br/>MF 西大伍 2011/5/27<br/>MF 柴崎晃誠 2011/5/27<br/>MF 松井大輔 2011/8/4<br/>MF 阿部勇樹 2012/2/17<br/>MF 磯村亮太 2012/2/17<br/>MF 柴崎岳 2012/2/17<br/>MF 谷口博之 2012/2/17<br/>MF 柏木陽介 2012/2/25<br/>MF 増田誓志 2012/2/25<br/>MF 長谷川アーリアジャスール 2012/5/18<br/>MF 藤本淳吾 2012/8/9<br/>MF 中村憲剛 2013/6/7<br/>MF 高萩洋次郎 2013/7/15<br/>MF 扇原貴宏 2013/7/15<br/>MF 青山敏弘 2013/8/29<br/>MF 遠藤保仁 2013/11/7<br/>MF 長谷部誠 2013/11/7<br/>MF 細貝萌 2013/11/7<br/>MF 本田圭佑 2013/11/7<br/>MF 乾貴士 2013/11/7<br/>MF 香川真司 2013/11/7<br/>MF 清武弘嗣 2013/11/7<br/>MF 高橋秀人 2013/11/7<br/>MF 山口蛍 2013/11/7<br/><br/>FW 金崎夢生 2010/9/30<br/>FW 興梠慎三 2011/5/27<br/>FW 家長昭博 2011/8/4<br/>FW 田中順也 2012/2/17<br/>FW 久保裕也 2012/2/17<br/>FW 石川直宏 2012/2/17<br/>FW 大久保嘉人 2012/2/17<br/>FW 李忠成 2012/2/25<br/>FW 森本貴幸 2012/5/24<br/>FW 宮市亮 2012/10/4<br/>FW 佐藤寿人 2012/10/4<br/>FW 宇佐美貴史 2012/11/5<br/>FW 大津祐樹 2013/3/1<br/>FW 東慶悟 2013/5/23<br/>FW 前田遼一 2013/6/7<br/>FW 原口元気 2013/7/15<br/>FW 山田大記 2013/7/15<br/>FW 豊田陽平 2013/8/8<br/>FW 工藤壮人 2013/8/29<br/>FW ハーフナー・マイク 2013/10/3<br/>FW 齋藤学 2013/10/3<br/>FW 岡崎慎司 2013/11/7<br/>FW 大迫勇也 2013/11/7<br/>FW 柿谷曜一朗 2013/11/7<br/><br/>※左からポジション、名前、最終招集日<br/>※合宿のみの招集やケガで辞退した選手は含まない 2014.02.21 11:30 Fri5