インテル構想外センシの新天地はモンツァ?フィオレンティーナ?

2022.06.20 12:13 Mon
Getty Images
インテルに所属するイタリア代表MFステファノ・センシ(26)の新天地としてセリエAの2クラブが候補に挙がっているようだ。
PR
2019年7月にサッスオーロからインテルへと加入したセンシ。セントラルハーフとしての実力に疑いの余地はないものの、度重なるケガも影響し、これまで定位置確保には至っていない。今シーズンも昨年12月までにリーグ戦でわずか9試合の出場にとどまると、今年1月からはサンプドリアへのレンタル移籍を決断していた。
サンプドリアでは実質4カ月のみのプレーながら11試合1得点を記録するなど、コンスタントな出場機会に恵まれたセンシ。だが、レンタルバックする新シーズンのインテルではシモーネ・インザーギ監督の構想に入っていないとみられており、ここに来てインテルの首脳陣らもセンシを売却する方針で最終決定した模様。そんな中、モンツァやフィオレンティーナがセンシの新天地として有力視されているようだ。

イタリア『カルチョ・メルカート』によると、以前よりセンシに関心を寄せてきたモンツァが本腰を入れてインテルとの交渉に臨むとのこと。インテルがセンシに設定した移籍金は1500万ユーロ(約21億2000万円)とされており、ボーナス諸々を含めると2000万ユーロ(約28億円)が両者の合意ラインとなる模様だ。

一方、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、インテルがフィオレンティーナのセルビア代表DFニコラ・ミレンコビッチ(24)に関心を寄せており、獲得交渉の一部としてセンシの譲渡を提示するのではとの観測を示している。今シーズン限りでセンシがインテルを離れる可能性は高いようだ。

PR
関連ニュース

シュチェスニーの後継者探すユベントス、イタリア代表入りも見えるモンツァGK獲得へ

ユベントスがモンツァのイタリア人GKミケーレ・ディ・グレゴリオ(26)の獲得に迫っている。イタリア『トゥット・スポルト』が報じた。 長らく正守護神を務めるポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーとの契約が2025年6月までとなっているユベントス。昨年9月あたりから契約延長交渉へ動いていると報じられた一方、イタリア代表入りが囁かれるディ・グレゴリオや、アタランタのイタリア代表GKマルコ・カルネセッキ(23)が後継者候補に浮上している。 シュチェスニーの年俸を650万ユーロ(約10億9000万円)+ボーナスから引き下げたいユベントスは、現在も契約更新に至っておらず。また、控えの元イタリア代表GKマッティア・ペリン(31)も先発を望んで移籍の可能性があるという。 チャンピオンズリーグ(CL)復帰が濃厚なユベントスは、シュチェスニーとディ・グレゴリオの2人体制で来シーズンに臨み、2025年夏のシュチェスニー退団にも備えるプランを立てている模様。24日にはユベントスのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏とモンツァの最高経営責任者(CEO)を務めるアドリアーノ・ガッリアーニ氏がミラノで会談し、インテルやミランも注目する守護神の移籍に向け、交渉を行ったようだ。 ディ・グレゴリオに対しては、1月の移籍市場でニューカッスルが2000万ユーロ(約33億6000万円)を用意したものの、選手本人が移籍を拒否。モンツァはユベントスに同額の2000万ユーロを求めているようで、1500万ユーロ(約25億2000万円)+ボーナスなどの形もありえるという。 また、ユベントスはイタリア代表MFアンドレア・コルパーニ(24)にも好感。対するモンツァはU-21イタリア代表MFファビオ・ミレッティ(20)がかねてからお気に入りで、レンタルを望む可能性があり、両クラブの話し合いは今後も続きそうだ。 2024.04.26 17:25 Fri

モンツァがネスタ招へいを検討か? 今季はセリエBのレッジャーナを指揮

モンツァが、アレッサンドロ・ネスタ氏(48)の招へいを検討しているようだ。 現役時代にラツィオ、ミランで活躍した元イタリア代表DFは2015年に引退。その後、アメリカのマイアミFCで監督業をスタートし、ペルージャ、フロジノーネの指揮官を経て、今シーズンからセリエBのレッジャーナを指揮。ここまでチームはセリエBで12位に位置している。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏など複数国内メディアによると、そのネスタ氏に関してモンツァが招へいに関心を示しているという。 今季ここまでのリーグ戦で11位に位置し、2シーズン連続のセリエA残留が決定的なモンツァでは、ラッファエレ・パッラディーノ監督に引き抜きの噂が絶えず。ナポリやフィオレンティーナ、トリノといったクラブへのステップアップが既定路線となっている。 これを受け、クラブはすでにジェノアのアルベルト・ジラルディーノ監督を始め、マントヴァのダビデ・ポッサンツィーニ監督、アレッシオ・ディオニージ氏ら複数の後任候補をリストアップしている。 そういった中、ミラン時代からモンツァの現CEOであるアドリアーノ・ガッリアーニ氏と旧知の仲にあるネスタ氏が新たにリストアップされた模様だ。 なお、ネスタ氏が率いるレッジャーナは昨年8月に行われたコッパ・イタリアでモンツァに勝利を収めていた。 ネスタ氏とレッジャーナの契約にはセリエB残留を果たした場合、延長オプションが行使される条項が盛り込まれているが、モンツァ行きに向けては大きな障害とはならないとのことだ。 2024.04.17 07:00 Wed

ボローニャに痛手…ファーガソンが右ヒザ前十字じん帯損傷で今季絶望に

ボローニャは15日、スコットランド代表FWルイス・ファーガソンが手術を受けることを報告した。 ファーガソンは、直近に行われたセリエA第32節のモンツァ戦の後半に右ヒザを負傷していた。 その後の検査の結果、右ヒザの前十字じん帯を損傷していることが判明。これを受け、同選手は今後手術を受ける予定だという。 全治に関しては手術後に改めてアナウンスされる予定だが、『フットボール・イタリア』はこの類のケガでは通常6カ月程度の離脱を要すると報じており、今シーズンの残りの試合に加え、今夏にスコットランド代表として出場予定だったユーロ2024の欠場も決定的となった。 重傷で長期離脱の決まったファーガソンは、自身のインスタグラムで以下のようにコメントしている。 「この知らせにはショックを受けているが、人生とはそういうものだ。僕は前よりももっと強くなって戻ってくるために全力を尽くすよ。応援ありがとう。また会おう」 2024.04.16 06:30 Tue

ベルルスコーニ・グループがモンツァの株式過半数を売却へ ガッリアーニCEOは続投

「ベルルスコーニ・グループ」がモンツァの株式過半数を売却へ。 “ベルルスコーニ”が指すのは、もちろん故シルヴィオ・ベルルスコーニ氏のこと。のちにイタリア共和国首相も務める実業家は1986年にミランを買収。氏がもたらしたミラン栄光の時代は、すなわちイタリアサッカー栄光の時代を指すものだ。 近年はミラノ近郊のモンツァを買収し、クラブ史上初のセリエA昇格を果たすなど、80代を過ぎても衰え知らずの情熱がそこにあったが、昨年6月、白血病のため亡くなった。 現モンツァは”盟友”アドリアーノ・ガッリアーニCEOが残り、実弟パオロ・ベルルスコーニ氏が兄から会長の座を受け継いでいる。 ただ、イタリア『カルチョメルカート』いわく、弟パオロ氏らオーナー陣は株式の過半数売却を目指しており、「オリエンタ・キャピタルズ・パートナーズ・ファンド」と1億ユーロ(約163億9000万円)相当の交渉が順調に推移しているという。 どうやらパオロ氏は少数株主としてモンツァに残ることを望んでおり、今後数週間以内に交渉がまとまる見通し。ガッリアーニCEOは職を継続するようだが、パオロ氏としては自身も高齢であり、「ベルルスコーニ・グループ」としてクラブをけん引するのは潮時と判断したようだ。 なんとも、時の流れを感じさせるニュースだ。 2024.04.15 18:55 Mon

モンツァGKディ・グレゴリオの牙城崩せず、ボローニャはゴールレスドロー【セリエA】

ボローニャは13日、セリエA第32節でモンツァをホームに迎え、0-0で引き分けた。 前節フロジノーネにゴールレスドローに終わった4位ボローニャ(勝ち点58)は、サーレマーケルスが累積で出場停止となった中、最前線にザークツィーを配す[4-1-4-1]で臨んだ。 11位モンツァ(勝ち点42)に対し、立ち上がりから押し込んだボローニャは20分、オルソリーニの直接FKでゴールに迫ると、25分にもオルソリーニに先制の好機。ボックス右からカットインシュートを放ち、枠を捉えたが、GKディ・グレゴリオのファインセーブに阻まれた。 前半半ば以降も敵陣でのプレーを続けたボローニャは40分、CKからファーガソンのボレーでゴールに迫るも枠を捉えきれずゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、開始4分にコルパーニのボレーでゴールを脅かされたボローニャは、69分にディフェンスライン裏を取ったオルソリーニがボックス右からシュート。しかし、ここもGKディ・グレゴリオの好守に阻まれた。 さらに77分、ボックス右に抜け出したフロイラーが好機を迎えたが、シュートは枠を捉えきれず。結局、ボローニャはゴールをこじ開けられずゴールレスでタイムアップ。勝ち点1を積み上げるに留まった。 2024.04.14 05:48 Sun
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly