次節ダービー控えるユナイテッドが厳しい連敗…ウッドに33歳バースデー弾献上などフォレストに打ち負ける【プレミアリーグ】
2024.12.08 04:34 Sun
ユナイテッドが新体制初の連敗…
プレミアリーグ第15節、マンチェスター・ユナイテッドvsノッティンガム・フォレストが7日にオールド・トラッフォードで行われ、アウェイのフォレストが2-3で勝利した。前節、アーセナル相手に0-2の敗戦を喫し、新体制初黒星を喫した13位のユナイテッド。その敗戦からのリバウンドメンタリティが試されるホームゲームでは、7位のフォレストとの対戦となった。アモリム監督は難敵との一戦へ前節から先発4人を変更。カゼミロとマグワイアに代わってサスペンション明けのメイヌーとマルティネスが復帰したほか、マラシアとマズラウィに代わってアマドと加入後初スタメンのヨロが起用された。
試合は開始早々に動く。2分、フォレストの右CKの場面でキッカーのアンダーソンが右足アウトスウィングの浮き球のボールを入れると、ニアで競り勝ったミレンコビッチのヘディングシュートがゴール右隅に突き刺さった。
セルビア代表DFのプレミア初ゴールで早くも均衡が破られると、試合はここから一気にオープンな展開に。リスクを冒して前に出るユナイテッドは、失点直後にガルナチョの左クロスから際どいシーンを作り出すと、ここから畳みかける。
すると18分、カウンターからウガルテのスルーパスでゴール前に抜け出したガルナチョのシュートはGKセルスのビッグセーブに阻まれるが、こぼれに詰めたホイルンドが冷静に押し込んだ。
前半半ば過ぎの27分にはフォレストが再びセットプレーからイエーツのヘディングの折り返しに反応したジョタ・シウバがクロスバー直撃のヘディングシュートを放てば、ユナイテッドも41分にはボックス手前の好位置で得たFKをブルーノ・フェルナンデスが直接狙うと、壁を掠めたシュートがゴールに向かうが、これはGKセルスのセーブとクロスバーに阻まれた。
1-1のイーブンで折り返した試合は後半も早い時間帯に動く。47分、自陣右サイドでブルーノがヨロに繋ごうとしたバックパスをハドソン=オドイが前向きでカット。DFを引き付けて右でフリーのギブス=ホワイトに横パスを送ると、ギブス=ホワイトが低弾道の右足高速シュートを放つ。これはGKオナナの正面を突いたかに思われたが、アウトサイドにかかって変化したボールをオナナがはじき出せず。ゴールネットに突き刺さった。
2つのミスが重なって後半も開始早々の失点となったユナイテッド。これに動揺したか、フォレストに畳みかける攻撃を許した。54分、右サイドに流れたギブス=ホワイトが浮き球で入れたクロスを、ファーで競り勝ったウッドが折り返しのようなヘディングで合わせると、GKオナナも2人のDFもクリアできずに、右のサイドネットに吸い込まれた。なお、ウッドは33歳のバースデーを自ら祝う今季リーグ10点目となった。
この連続失点に加えて、直後にはオナナの軽率なパスミスからあわや4失点目という場面を作られるなど劣勢が続くユナイテッド。流れを変えたいアモリム監督はガルナチョを下げて59分にラッシュフォードを投入。
すると、この交代直後の61分にはカウンターから右サイドで仕掛けたアマドがボックス内に持ち込んで丁寧なマイナスの折り返しを入れると、フリーのブルーノが強烈な右足ダイレクトシュートをゴール左隅に突き刺した。
このゴールで一気にスタジアムのボルテージが上がると、以降も再三の決定機を作って同点に迫るホームチーム。65分にはデ・リフト、ヨロを下げてマグワイア、マズラウィを、76分にはブルーノとウガルテを下げてマウント、ザークツィーを同時投入。15分を残して交代カードを使い切り、攻撃的な布陣でゴールを目指す。
これに対してフォレストもモラト、ドミンゲス、エランガらの投入で[5-4-1]に布陣を変更。堅守速攻の色合いを深めて逃げ切りを意識しつつも、カウンターの脅威を強めた。
その後、後半最終盤にリスクを冒して前に出たホームチームはセットプレー流れからラッシュフォード、マルティネスがボレーシュートでゴールに迫ったが、最後まで同点ゴールを奪うことはかなわず。この結果、次節にマンチェスター・ダービーを控えるなか、厳しい新体制での連敗となった。
マンチェスター・ユナイテッド 2-3 ノッティンガム・フォレスト
【ユナイテッド】
ラスムス・ホイルンド(前18)
ブルーノ・フェルナンデス(後16)
【フォレスト】
ニコラ・ミレンコビッチ(前2)
モーガン・ギブス=ホワイト(後2)
クリス・ウッド(後9)
試合は開始早々に動く。2分、フォレストの右CKの場面でキッカーのアンダーソンが右足アウトスウィングの浮き球のボールを入れると、ニアで競り勝ったミレンコビッチのヘディングシュートがゴール右隅に突き刺さった。
すると18分、カウンターからウガルテのスルーパスでゴール前に抜け出したガルナチョのシュートはGKセルスのビッグセーブに阻まれるが、こぼれに詰めたホイルンドが冷静に押し込んだ。
1-1の振り出しに戻った試合はボールを握るユナイテッド、ロングカウンターで応戦するフォレストという構図の下、見応え十分の攻防が繰り広げられていく。
前半半ば過ぎの27分にはフォレストが再びセットプレーからイエーツのヘディングの折り返しに反応したジョタ・シウバがクロスバー直撃のヘディングシュートを放てば、ユナイテッドも41分にはボックス手前の好位置で得たFKをブルーノ・フェルナンデスが直接狙うと、壁を掠めたシュートがゴールに向かうが、これはGKセルスのセーブとクロスバーに阻まれた。
1-1のイーブンで折り返した試合は後半も早い時間帯に動く。47分、自陣右サイドでブルーノがヨロに繋ごうとしたバックパスをハドソン=オドイが前向きでカット。DFを引き付けて右でフリーのギブス=ホワイトに横パスを送ると、ギブス=ホワイトが低弾道の右足高速シュートを放つ。これはGKオナナの正面を突いたかに思われたが、アウトサイドにかかって変化したボールをオナナがはじき出せず。ゴールネットに突き刺さった。
2つのミスが重なって後半も開始早々の失点となったユナイテッド。これに動揺したか、フォレストに畳みかける攻撃を許した。54分、右サイドに流れたギブス=ホワイトが浮き球で入れたクロスを、ファーで競り勝ったウッドが折り返しのようなヘディングで合わせると、GKオナナも2人のDFもクリアできずに、右のサイドネットに吸い込まれた。なお、ウッドは33歳のバースデーを自ら祝う今季リーグ10点目となった。
この連続失点に加えて、直後にはオナナの軽率なパスミスからあわや4失点目という場面を作られるなど劣勢が続くユナイテッド。流れを変えたいアモリム監督はガルナチョを下げて59分にラッシュフォードを投入。
すると、この交代直後の61分にはカウンターから右サイドで仕掛けたアマドがボックス内に持ち込んで丁寧なマイナスの折り返しを入れると、フリーのブルーノが強烈な右足ダイレクトシュートをゴール左隅に突き刺した。
このゴールで一気にスタジアムのボルテージが上がると、以降も再三の決定機を作って同点に迫るホームチーム。65分にはデ・リフト、ヨロを下げてマグワイア、マズラウィを、76分にはブルーノとウガルテを下げてマウント、ザークツィーを同時投入。15分を残して交代カードを使い切り、攻撃的な布陣でゴールを目指す。
これに対してフォレストもモラト、ドミンゲス、エランガらの投入で[5-4-1]に布陣を変更。堅守速攻の色合いを深めて逃げ切りを意識しつつも、カウンターの脅威を強めた。
その後、後半最終盤にリスクを冒して前に出たホームチームはセットプレー流れからラッシュフォード、マルティネスがボレーシュートでゴールに迫ったが、最後まで同点ゴールを奪うことはかなわず。この結果、次節にマンチェスター・ダービーを控えるなか、厳しい新体制での連敗となった。
マンチェスター・ユナイテッド 2-3 ノッティンガム・フォレスト
【ユナイテッド】
ラスムス・ホイルンド(前18)
ブルーノ・フェルナンデス(後16)
【フォレスト】
ニコラ・ミレンコビッチ(前2)
モーガン・ギブス=ホワイト(後2)
クリス・ウッド(後9)
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クリス・ウッド
カゼミロ
ジョタ・シウバ
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