リーズがロカ争奪戦をリード! バイエルンとの交渉進行中

2022.06.14 13:25 Tue
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バイエルンのスペイン人MFマルク・ロカ(25)を巡る争奪戦をリーズ・ユナイテッドがリードしているようだ。

2020年夏にエスパニョールからバイエルン入りして、2年が経つロカ。リバプール行きを決断したスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラに代わる活躍が期待されてのドイツ王者入りだったが、2シーズンで公式戦24試合にとどまり、今季も13試合の出番に終わった。

ドイツから目指したスペイン代表入りもいまだ果たせず、燻る日々が続くが、バイエルンとの契約が2025年まで残るなか、今夏の移籍が噂に。まことしやかにフランクフルトをはじめ、複数の関心が取り沙汰されるが、リーズが現時点で獲得に近い存在だという。
籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、リーズは移籍金1500万ユーロ(約21億円)を求めるバイエルンとの交渉が進行中で、今週の取引成立を視野。同じくプレミアリーグのウェストハムも獲得の道を探っているが、リーズ優位の情勢とみられる。

なお、バイエルンではロカとプレーエリアが被るオランダ代表MFライアン・グラフェンベルフの加入が決定。イングランド代表MFカルヴァン・フィリップスの去就が騒がれるリーズ行きとなれば、その穴埋めも見越した新戦力となりそうだが、果たして。

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