ホフマン2戦連発も攻撃停滞のドイツは善戦ハンガリーとドロー…3戦未勝利に《UEFAネーションズリーグ》

2022.06.12 05:47 Sun
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Getty Images
UEFAネーションズリーグ(UNL)のリーグAグループ3第3節、ハンガリー代表vsドイツ代表が11日に行われ、1-1のドローに終わった。

ここまで1勝1敗でグループ2位に付けるハンガリーは、1-2で惜敗したイタリア代表戦から大きくメンバーを変えず、ショボスライやオルバン、守護神グラーチがスタメンに入った。

一方、試合内容は悪くないものの、ここまで2戦連続ドローと未勝利が続くドイツは、今大会初勝利を目指して敵地に乗り込んだ。前節のイングランド代表戦からは先発4人を変更。リュディガーとクロステルマン、ギュンドアン、ミュラーに代えてケーラー、ジューレ、ゴレツカ、ヴェルナーを起用。[3-4-2-1]の布陣を採用した。

過密日程が続く中、試合は立ち上がりからゴールを奪い合うオープンな展開となった。

まずは開始6分、最後尾のオルバンからのロングフィードに反応した右ウイングバックのフィオーラが深い位置まで運んでクロスを供給。アダム・サライのヘディングシュートはGKノイアーにはじき出されるが、こぼれ球に反応したジョルト・ナジが右足の鋭いシュートを突き刺し、値千金の代表初ゴールとした。

格下相手に先制を許したドイツだったが、失点からわずか3分後にスコアをタイに戻す。9分、味方がプレスバックで奪い返したボールを最後尾のシュロッターベックがすかさず相手の背後へ送り込むと、右サイドから絶妙な斜めのランニングで抜け出したホフマンが飛び出したGKグラーチの寸前でボールを触ってかわすと、無人のゴールへ左足のシュートを流し込み、2試合連続ゴールとした。

1-1のイーブンに戻った試合だが、ここから一気にスピードアップすることはなく、ドイツがボールを握りながら自分たちのペースでゲームを進めていく。対するハンガリーは先制点同様に、相手を引き込みハイラインの背後をシンプルに狙う形で応戦。

前半半ばから終盤にかけて試合は完全に膠着。ドイツは幾度かヴェルナー得意の背後への抜け出しから惜しい場面を作り出すが、オフサイドや相手守備にうまくシュートコースを限定され、決定機まであと一歩という足踏みが続く。

一方、ハンガリーは3トップの前を向いた仕掛けからカウンターを繰り出すが、個の能力が高い3バックにうまく封じられる。それでも、前半終了間際の44分には左サイドからのアーリークロスのこぼれに反応したフィオーラにビッグチャンス。ゴール右で渾身の右足ダイレクトボレーを枠に飛ばすが、ここはGKノイアーの右足を使った圧巻のファインセーブに阻まれた。

結局、1-1のスコアで折り返した試合は後半も前半の流れを踏襲する形で拮抗した展開が続く。

ドイツは70%近い支配率で相手を押し込むが、ブロックの前でボールを動かすに留まり、効果的にフィニッシュまで持ち込めない。72分にはホフマンが完璧なタイミングで背後へ抜け出してボックス内まで持ち込むが、シュートを逡巡して左を並走するヴェルナーに出したラストパスはDFオルバンに触られてCKに。絶好の逆転機を逸した。

その後、両チームは積極的に交代カードを切って流れに変化を加えようとする。80分過ぎには守勢が続いたハンガリーが途中出場のガズダグの鋭いミドルシュートなどで、後半初めて決定機を作り出す。だが、GKノイアーの牙城を再び破るまでには至らない。

試合終盤にかけてはアデイェミ、エンメチャと若手アタッカーをピッチに送り込んだドイツが、何とかゴールをこじ開けにかかる。だが、格上相手に引き分け良しとするホームチームの堅守に最後まで苦戦を強いられ、試合はこのままタイムアップを迎えた。

この結果、ドイツは3試合連続ドローでまたしても初勝利を逃すことになった。一方、善戦のハンガリーは2位キープに成功した。

なお、ドイツは14日に今月最後の一戦でイタリアと、ハンガリーはイングランドと対戦する。

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