鎌田&長谷部が小野伸二以来の大会制覇! フランクフルトがレンジャーズとのPK戦制し42年ぶり2度目の優勝《EL》
2022.05.19 07:07 Thu
ヨーロッパリーグ(EL)決勝、フランクフルトvsレンジャーズが18日にセビージャのエスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアンで行われ、1-1のまま120分間の戦いが終了。その後、PK戦を5-4で制したフランクフルトが1979-80シーズン以来、2度目の優勝を果たした。なお、フランクフルトのMF鎌田大地は先発フル出場、MF長谷部誠は59分から途中出場した。
前身UEFAカップ時代の1979–80シーズン以来、2度目の大会制覇を目指すフランクフルトは、決勝トーナメントでベティス、優勝候補大本命のバルセロナ、ウェストハムを破ってファイナル進出を決めた。
ただ、先週末に終幕を迎えたブンデスリーガではシーズン最終盤の8戦未勝利が大きく響き、UEFAコンペティション圏外の11位でフィニッシュ。来シーズンに再び欧州の舞台で戦うにはこの決勝での勝利が必須となった。その運命のファイナルに向け、グラスナー監督は2-2のドローに終わった直近のマインツ戦から先発1人を変更。ハウゲに代わって負傷明けのリンドストロームを鎌田大地、ボレと共に[3-4-2-1]の前線で起用した。
一方、大会初制覇を目指すレンジャーズは決勝トーナメントのプレーオフで優勝候補ドルトムントを破って勢いに乗ると、以降はツルヴェナ・ズヴェズダ、ブラガというアウトサイダー、準決勝ではRBライプツィヒをいずれも接戦の末に退け、準優勝した2007–08シーズン以来のファイナル進出を果たした。
両者共に久々のタイトルが懸かる一戦ということもあり、ドイツ、スコットランドから多くのサポーターが集結し、非常に良い雰囲気でスタートした運命のファイナル。互いに集中して試合に入ったが、5分過ぎにはローデが額に裂傷を負ったことで治療のため数分間の中断を余儀なくされた。
10分過ぎに仕切り直しでの再開となると、2001-02シーズンにフェイエノールトでプレーしたMF小野伸二以来の決勝スタメン出場となった日本人MFにいきなり見せ場が訪れる。高い位置で相手を潰したトゥーレからの浮き球のパスを受けた鎌田がそのままボックス内に持ち込むが、ここはシュートを逡巡した末に相手に囲まれて強いシュートは打てず。ただ、こぼれ球を繋いだ味方がソウのシュートでGKマクレガーを脅かした。
最初の決定機を逸したフランクフルトだが、強度の高い連動した守備で相手に自由を与えず。鎌田やリンドストロームを経由したカウンターの形からゴールを目指す。20分には右サイドからカットインしたクナウフがボックス付近で右足を振っていくが、枠の右隅を捉えたシュートはGKマクレガーの好守に阻まれる。
一方、守備では粘り強く対応するものの、相手のプレスや対人の勝負で苦戦するレンジャーズ。なかなか自分たちのリズムでボールを動かせないが、27分にはライトがうまく潰れて繋いだボールをペナルティアーク付近で受けたアリボが反転から得意の左足を振り抜き枠のわずか左に外れる際どいシュートで最初の決定機を創出した。
前半半ばから終盤にかけてはレンジャーズがより落ち着いてボールを持てるようになり、試合は完全にイーブンな展開に。その中でフランクフルトはコスティッチの推進力と左足を生かした攻めからチャンスを窺うが、序盤に比べて決定機まで持ち込めない。
対するレンジャーズも相手の鋭いカウンターを警戒してか、攻撃にリスクを冒し切れず、セットプレーの流れからランドストラムのヘディングシュートや徐々に存在感を示したアリボを起点にフィニッシュのシーンを作り出したが、こちらも決め手を欠く形で前半を終えた。
ゴールレスで折り返した試合は互いに交代なしでスタート。前半同様にフランクフルトが良い入りを見せると、立ち上がりの49分にはボックス手前左でDFを引き付けながら鎌田が中央へ出した横パスをリンドストロームが右足でシュート。これが相手DFにディフレクトしてゴール左隅へ向かうが、わずかに枠の左に外れる。
一方、序盤の守勢を凌いだレンジャーズはカウンターからクナウフのミス絡みでケントが惜しいシュートシーンを作ると、57分に相手のミスを突いてゴールをこじ開ける。GKトラップのロングフィードをゴールドソンが頭で大きく撥ね返すと、ディフェンスラインの手前でソウが頭でクリアを試みたボールが背後へ流れる。これに対してDFトゥタが良い立ち位置にいたものの痛恨のスリップ。そのままボールをかっさらったアリボがボックス内でのGKとの一対一を制した。
失点に絡んだトゥタが負傷か、プレー続行が難しくなったことで、直後の59分に長谷部を3バックの中央に投入したフランクフルト。すぐさま反撃に打って出た中、67分には鎌田に絶好機。前線からのプレスで高い位置を取ったローデの潰しからの縦パスに抜け出した鎌田がボックス内で飛び出したGKの頭上を狙ったループシュートを放つが、これは惜しくもクロスバーを越える。
絶好の同点機を逃して苦しくなったかに思われたグラスナー率いるチームだったが、この直後に頼れるアタッカー陣の見事なコンビネーションからゴールをこじ開ける。69分、相手陣内左サイドでのスローインの流れからコスティッチが絶妙な左足の低いクロスをゴール前に供給すると、センターバック2枚の間に飛び込んできたボレが右足ワンタッチで押し込んだ。
1-1のイーブンに戻った試合はここからよりオープンな展開に。追いついた勢いを持ち込みたいフランクフルトは、負傷明けのリンドストロームを下げてハウゲを投入。対するレンジャーズは疲労が見え始めたジャックとライトを下げて百戦錬磨のスティーブン・デイビス、より個で勝負できるストライカーのサカラを投入し、アリボを右に配置替えした。
その後も一進一退の緊迫感のある攻防を繰り広げた両者だったが、互いに集中した相手の守備をこじ開けるまでには至らない。そして、90分間で決着は付かず、延長戦へ突入することになった。
延長戦では立ち上がりの5分にフランクフルトにビッグチャンス。自陣左サイドでバックパスを受けたDFバッシーのコントロールミスからボールをかっさらったボレがそのままボックス内まで運んでシュートに持ち込むが、ここは決死の戻りを見せたバッシーにブロックされてしまう。
互いに交代カードを切りつつ、レンジャーズは並びを[5-4-1]に変更して微調整を図りながら最後の勝負に打って出るが、試合は完全に消耗戦の様相に。睨み合いの状況が続く中、延長後半の終盤にはレンジャーズが底力を見せ、118分にはルーフェのボックス右での折り返しに飛び込んだケントにビッグチャンスも、ここはGKトラップがビッグセーブ。さらに、ラストプレーで得たボックス手前好位置でのFKを名手タベルニエが直接狙うが、これもトラップに防がれて120分の戦いは1-1のまま終了した。昨シーズンのビジャレアルvsマンチェスター・ユナイテッドに続き大会史上初2年連続のPK戦によって決着を付けることに。
その運命のPK戦ではフランクフルトの3人目を務めた鎌田を含め、互いに3人ずつが成功。そして、4人目では先攻レンジャーズのラムジーが中央を狙って蹴ったシュートをGKトラップがうまく足を残してビッグセーブ。対して後攻フランクフルトはコスティッチがきっちり決め切る。5人目ではルーフェが決めて可能性を残したが、フランクフルトの5人目のボレがきっちり左隅に突き刺して勝負あり。
土壇場でのビッグセーブを含めGKトラップが値千金の活躍を見せたフランクフルトが42年ぶり2度目の優勝を果たし、鎌田と長谷部は小野伸二以来となる日本人での同タイトル優勝を果たし、来シーズンのCL出場権獲得にも成功した。
前身UEFAカップ時代の1979–80シーズン以来、2度目の大会制覇を目指すフランクフルトは、決勝トーナメントでベティス、優勝候補大本命のバルセロナ、ウェストハムを破ってファイナル進出を決めた。
一方、大会初制覇を目指すレンジャーズは決勝トーナメントのプレーオフで優勝候補ドルトムントを破って勢いに乗ると、以降はツルヴェナ・ズヴェズダ、ブラガというアウトサイダー、準決勝ではRBライプツィヒをいずれも接戦の末に退け、準優勝した2007–08シーズン以来のファイナル進出を果たした。
国内リーグでは宿敵セルティックに屈して連覇を逃したものの、リーグ2位でチャンピオンズリーグ(CL)予選3回戦出場権を確保。対戦相手に比べ、精神的な余裕を持って大一番を迎えた。ファン・ブロンクホルスト監督は3-1で勝利したライプツィヒとの2ndレグと同じスタメンを採用したが、並びを[5-4-1]から本来の[4-3-3]に変更した。
両者共に久々のタイトルが懸かる一戦ということもあり、ドイツ、スコットランドから多くのサポーターが集結し、非常に良い雰囲気でスタートした運命のファイナル。互いに集中して試合に入ったが、5分過ぎにはローデが額に裂傷を負ったことで治療のため数分間の中断を余儀なくされた。
10分過ぎに仕切り直しでの再開となると、2001-02シーズンにフェイエノールトでプレーしたMF小野伸二以来の決勝スタメン出場となった日本人MFにいきなり見せ場が訪れる。高い位置で相手を潰したトゥーレからの浮き球のパスを受けた鎌田がそのままボックス内に持ち込むが、ここはシュートを逡巡した末に相手に囲まれて強いシュートは打てず。ただ、こぼれ球を繋いだ味方がソウのシュートでGKマクレガーを脅かした。
最初の決定機を逸したフランクフルトだが、強度の高い連動した守備で相手に自由を与えず。鎌田やリンドストロームを経由したカウンターの形からゴールを目指す。20分には右サイドからカットインしたクナウフがボックス付近で右足を振っていくが、枠の右隅を捉えたシュートはGKマクレガーの好守に阻まれる。
一方、守備では粘り強く対応するものの、相手のプレスや対人の勝負で苦戦するレンジャーズ。なかなか自分たちのリズムでボールを動かせないが、27分にはライトがうまく潰れて繋いだボールをペナルティアーク付近で受けたアリボが反転から得意の左足を振り抜き枠のわずか左に外れる際どいシュートで最初の決定機を創出した。
前半半ばから終盤にかけてはレンジャーズがより落ち着いてボールを持てるようになり、試合は完全にイーブンな展開に。その中でフランクフルトはコスティッチの推進力と左足を生かした攻めからチャンスを窺うが、序盤に比べて決定機まで持ち込めない。
対するレンジャーズも相手の鋭いカウンターを警戒してか、攻撃にリスクを冒し切れず、セットプレーの流れからランドストラムのヘディングシュートや徐々に存在感を示したアリボを起点にフィニッシュのシーンを作り出したが、こちらも決め手を欠く形で前半を終えた。
ゴールレスで折り返した試合は互いに交代なしでスタート。前半同様にフランクフルトが良い入りを見せると、立ち上がりの49分にはボックス手前左でDFを引き付けながら鎌田が中央へ出した横パスをリンドストロームが右足でシュート。これが相手DFにディフレクトしてゴール左隅へ向かうが、わずかに枠の左に外れる。
一方、序盤の守勢を凌いだレンジャーズはカウンターからクナウフのミス絡みでケントが惜しいシュートシーンを作ると、57分に相手のミスを突いてゴールをこじ開ける。GKトラップのロングフィードをゴールドソンが頭で大きく撥ね返すと、ディフェンスラインの手前でソウが頭でクリアを試みたボールが背後へ流れる。これに対してDFトゥタが良い立ち位置にいたものの痛恨のスリップ。そのままボールをかっさらったアリボがボックス内でのGKとの一対一を制した。
失点に絡んだトゥタが負傷か、プレー続行が難しくなったことで、直後の59分に長谷部を3バックの中央に投入したフランクフルト。すぐさま反撃に打って出た中、67分には鎌田に絶好機。前線からのプレスで高い位置を取ったローデの潰しからの縦パスに抜け出した鎌田がボックス内で飛び出したGKの頭上を狙ったループシュートを放つが、これは惜しくもクロスバーを越える。
絶好の同点機を逃して苦しくなったかに思われたグラスナー率いるチームだったが、この直後に頼れるアタッカー陣の見事なコンビネーションからゴールをこじ開ける。69分、相手陣内左サイドでのスローインの流れからコスティッチが絶妙な左足の低いクロスをゴール前に供給すると、センターバック2枚の間に飛び込んできたボレが右足ワンタッチで押し込んだ。
1-1のイーブンに戻った試合はここからよりオープンな展開に。追いついた勢いを持ち込みたいフランクフルトは、負傷明けのリンドストロームを下げてハウゲを投入。対するレンジャーズは疲労が見え始めたジャックとライトを下げて百戦錬磨のスティーブン・デイビス、より個で勝負できるストライカーのサカラを投入し、アリボを右に配置替えした。
その後も一進一退の緊迫感のある攻防を繰り広げた両者だったが、互いに集中した相手の守備をこじ開けるまでには至らない。そして、90分間で決着は付かず、延長戦へ突入することになった。
延長戦では立ち上がりの5分にフランクフルトにビッグチャンス。自陣左サイドでバックパスを受けたDFバッシーのコントロールミスからボールをかっさらったボレがそのままボックス内まで運んでシュートに持ち込むが、ここは決死の戻りを見せたバッシーにブロックされてしまう。
互いに交代カードを切りつつ、レンジャーズは並びを[5-4-1]に変更して微調整を図りながら最後の勝負に打って出るが、試合は完全に消耗戦の様相に。睨み合いの状況が続く中、延長後半の終盤にはレンジャーズが底力を見せ、118分にはルーフェのボックス右での折り返しに飛び込んだケントにビッグチャンスも、ここはGKトラップがビッグセーブ。さらに、ラストプレーで得たボックス手前好位置でのFKを名手タベルニエが直接狙うが、これもトラップに防がれて120分の戦いは1-1のまま終了した。昨シーズンのビジャレアルvsマンチェスター・ユナイテッドに続き大会史上初2年連続のPK戦によって決着を付けることに。
その運命のPK戦ではフランクフルトの3人目を務めた鎌田を含め、互いに3人ずつが成功。そして、4人目では先攻レンジャーズのラムジーが中央を狙って蹴ったシュートをGKトラップがうまく足を残してビッグセーブ。対して後攻フランクフルトはコスティッチがきっちり決め切る。5人目ではルーフェが決めて可能性を残したが、フランクフルトの5人目のボレがきっちり左隅に突き刺して勝負あり。
土壇場でのビッグセーブを含めGKトラップが値千金の活躍を見せたフランクフルトが42年ぶり2度目の優勝を果たし、鎌田と長谷部は小野伸二以来となる日本人での同タイトル優勝を果たし、来シーズンのCL出場権獲得にも成功した。
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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cfma0fADjbr/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Eintracht Frankfurt 15 鎌田 大地(@kamadadaichi)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.07.05 11:50 Tue2
「上手すぎ」「信じられない」バイエルンMF谷川萌々子が途中出場で衝撃のプレー、3人抜き去り決勝点アシスト&ミドル弾「将来バロンドール獲るな」
なでしこジャパンのMF谷川萌々子が大仕事をやってのけた。 12日、DFBポカール準々決勝が行われ、バイエルン・フラウエンがフランクフルトと対戦した。 谷川はベンチスタートとなった中、試合は前半をゴールレスで終えると、79分にフランクフルトが先制。バイエルンはゴールが奪えずに敗戦かと思われた。 しかし、終了直前の90分に左サイドを崩すと、ニアで合わせたヨバナ・ダムンヤノビッチが値千金の同点ゴールを記録。試合は延長戦に突入した。 すると、93分に途中出場の谷川が魅せる。左CKからのクロスがクリアされると、ボックス左でボールを拾った谷川がドリブルを仕掛けると、3人をかわしてボックス内左をえぐりクロス。これをグロディス・ペルラ・ヴィゴスドッティルが合わせて逆転ゴールを生み出した。 谷川の圧倒的な仕掛けから逆転に成功したバイエルン。衝撃のゴールが生まれた中、104分にも谷川が圧巻のプレー。バイタルエリアで横パスを受けると、ボックス手前中央から相手をかわして左足ミドル。クロスバーを叩いたシュートがネットを揺らし、バイエルンがリードを2点とした。 バイエルンはその後も1点を加えて3-1で勝利。谷川の1ゴール1アシストの活躍もあり準決勝へと駒を進めた。 谷川は試合後「交代で出場したときは、試合に完全に集中することができ、チームを助けたいと思っただけです」とコメント。「準備はできていましたし、貢献できたことをとても嬉しく思っています。このまま続けて行きたいです」と、冷静に振り返った。 また「自分自身とチームを信頼しているので、自信が持てますし、このチームとともにカップ戦でプレーし続けることを楽しみにしています」と、このままタイトル獲得へ向かう意気込みを語った。 アシストシーンにファンは「センセーショナルだ」、「これは上手すぎる」、「ニャブリとコマンを足したより良い」、「信じられない」、「サネより良い選手だ」、「将来バロンドール獲るぞ」と絶賛のコメントを寄せている。 <span class="paragraph-title">【動画】谷川萌々子が圧巻のドリブル突破!3人をかわし決勝ゴールをアシスト!さらにミドルでゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="7XYvI-MnBx0";var video_start = 8804;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.13 12:22 Thu3
キャリア原点で輝きを取り戻したハウゲがボデ/グリムト完全移籍!
FKボデ/グリムトは17日、フランクフルトからノルウェー代表MFイェンス・ペッター・ハウゲ(25)を完全移籍で獲得した。契約期間は2028年6月30日までとなる。 ボデ/グリムトへの完全移籍を決断した理由について、ハウゲは公式サイトで以下のように語った。 「何よりもまず、ここが僕のホームタウンなんだ。多くの良き仲間、一緒に育ってきた仲間、アカデミーを通じて同じ道を歩んできた仲間、そしてトップチームでデビューした仲間たちとここでプレーするのは、とても楽しいことだよ」 「ここ数年、クラブがヨーロッパで安定した地位を築き、その道のりをずっと追ってこられたのは本当に素晴らしいことだった。来週にはヨーロッパリーグ、夏にはチャンピオンズリーグのプレーオフと、新しい楽しみがたくさんある。多くの魅力的な経験があり、それは僕にとって大きな刺激で、さらに成長し、新たなステップを踏み出すための一歩でもある」 ハウゲは2020年夏に母国のボデ/グリムトからミランに加入。公式戦26試合で8ゴール3アシストを記録したものの、2020-21シーズン後半戦は出場機会がなく、2021年8月にフランクフルトへ。 その後、ヘントへレンタルを経て、2024年2月にボデ/グリムトへレンタル移籍で復帰。2024シーズンは公式戦44試合に出場し12ゴール11アシストを記録していた。 また、ここでの活躍が評価され、2024年10月に約2年ぶりとなるノルウェー代表に選出された。 2025.01.18 10:20 Sat4
【欧州4大リーグ日本人選手前半戦総括&評価】長谷部が最高評価! 最低は香川…
欧州4大リーグの2018-19シーズンの前半戦が終了しました。そこで本稿では4大リーグに所属する日本人12選手のパフォーマンスを5段階で独自に評価してみました。総括とともにご覧ください。 ※<span style="color:#ff3300">★★★★★</span>が最高、☆が最低 ★長谷部誠[フランクフルト]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:11(先発:11)ゴール数:0 ヨーロッパリーグ出場試合数:6(先発:6)ゴール数:0 DFBポカール出場試合数:1(先発:1)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★★★★</span>☆ ◆新監督の下でもリベロ定着 フランクフルトでの5シーズン目を迎えた今季も、ここ2シーズン定位置となった3バックのセンターで抜群の存在感を示した。開幕当初はヒュッター新監督の信頼を得られていなかったが、前任のニコ・コバチ監督同様にリベロで起用されると、チームは安定感を増し、2度の公式戦5連勝に貢献した。ヨーロッパリーグ(EL)を平行して戦っていたチームはラツィオやマルセイユが同居したグループを圧巻の全勝で首位通過を果たし、ブンデスリーガでも6位と好成績を収めて前半戦を終えた。縁の下の力持ち的な存在となっている長谷部に対しクラブは12月、今季で切れる契約を1年延長する当然の決断を下している。 ★大迫勇也[ブレーメン]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:14(先発:11)ゴール数:3 DFBポカール出場試合数:1(先発:1)ゴール数:1 評価: <span style="color:#ff3300">★★★</span>☆☆ ◆移籍成功 降格したケルンからブレーメンに新天地を求めた大迫。ロシア・ワールドカップでゴールを決めるなど存在感を示した大迫はその勢いのまま、新チームでも一定の活躍を見せた。伝統的に攻撃色の強いチームカラーであるブレーメンに大迫はうまくフィットし、第9節終了時には4位とチーム共々、好スタートを切った。ただ、その後失速したチームは10位で前半戦を終えており、大迫としては3ゴールに終わった得点数を後半戦に伸ばしたいところだ。 ★原口元気[ハノーファー]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:14(先発:8)ゴール数:0 DFBポカール出場試合数:1(先発:1)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★★</span>☆☆☆ ◆守備に奔走 昨季後半、昇格に貢献したデュッセルドルフではなく、ハノーファーが新天地となった原口。背番号10を背負い、意気揚々と臨んだはずのシーズンだったが、元々ハードワークが売りの無骨なチームであるハノーファーでは、ヘルタ・ベルリン時代同様に守備に奔走することになった。大半のチームがハノーファーより格上であることから3バックの右ウイングバックを務めた原口は守備をせざるを得ず、苦しいプレーが続いた。当然ゴールも奪えずチームも17位に沈み、後半戦に向けて不安が募る前半戦となった。 ★浅野拓磨[ハノーファー]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:7(先発:6)ゴール数:0 DFBポカール出場試合数:2(先発:2)ゴール数:1 評価: <span style="color:#ff3300">★</span>☆☆☆☆ ◆ケガ続きでアピールできず 昨季のシュツットガルトに続き、同じブンデスリーガのハノーファーへのレンタル移籍となった浅野。カウンター主体のチームで彼の走力が生きそうな予感もしたが、如何せん負傷が多く、肝心なところでチャンスをフイにしてしまった。結局、リーグ戦でゴールは奪えず、チームの力になることはできずじまいだった。 ★宇佐美貴史[デュッセルドルフ]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:12(先発:8)ゴール数:1 DFBポカール出場試合数:1(先発:1)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★★</span>☆☆☆ ◆徐々にチームの力に 昇格に貢献したデュッセルドルフに残留した宇佐美。W杯の影響で合流が遅れたために開幕当初はなかなか出場のチャンスが巡ってこなかったが、宇佐美の能力を勝手知ったるフンケル監督によって前半戦終盤に出場のチャンスが回り、期待に応えて見せた。課題の守備をこなしつつ、ゴールに絡むプレーを見せた宇佐美の活躍もあって、チームは最下位を脱出し、3連勝で前半戦を終えることに成功した。 ★久保裕也[ニュルンベルク]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:11(先発:9)ゴール数:0 DFBポカール出場試合数:1(先発:1)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★</span>☆☆☆☆ ◆ブンデス挑戦もノーゴール ヘントで結果を残し、ブンデスリーガの舞台に足を踏み入れた久保。ただ、これまでゴールを量産してきたスイスやベルギーとはリーグのレベルが違ったようだ。もちろん、ドイツでも久保のテクニックは十分通用するレベルにあるように思うが、相手に怖さを与えるプレーが少なく、脅威となっていなかった。最下位に沈むチームにあってそもそもゴール前でのプレー回数が限られているが、後半戦ではゴールにこだわったプレーを見せてほしい。 ★香川真司[ドルトムント]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:2(先発:1)ゴール数:0 チャンピオンズリーグ出場試合数:1(先発:0)ゴール数:0 DFBポカール出場試合数:1(先発:1)ゴール数:0 評価:☆☆☆☆☆ ◆戦力外 いよいよドルトムントでの時間は終わりに近づいているのかもしれない。開幕前からファブレ監督の構想外と見られていた中、その序列を覆すことができなかった。とりわけ、若手の台頭が凄まじく、香川にそもそもチャンスが巡ってこなかった。希望のスペイン移籍は実現するか。 ★吉田麻也[サウサンプトン]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>プレミアリーグ出場試合数:9(先発9)ゴール数:0 FAカップ出場試合数:0(先発: 0)ゴール数: 0 EFLカップ出場試合数: 3(先発:3)ゴール数: 0 評価: <span style="color:#ff3300">★★</span>☆☆☆ ◆新監督の信頼を掴み苦境脱出へ サウサンプトンでの7シーズン目はW杯での合流遅れが響き、厳しいスタートとなった。ただ、チームが結果を出せず12月にヒューズ監督が解任され、ハッセンヒュッテル監督が就任したことが吉田にとっては事態を好転させるキッカケとなった。新監督の就任によってスタメンの機会を得た吉田は、アーセナル戦で勝利に貢献すると、新年初戦のチェルシー戦ではマン・オブ・ザ・マッチ級の活躍で無失点に抑え、レギュラー定着をアピールしている。 ★武藤嘉紀[ニューカッスル]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>プレミアリーグ出場試合数:12(先発5)ゴール数:1 FAカップ出場試合数:0(先発:0)ゴール数:0 EFLカップ出場試合数:1(先発:1)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★</span>☆☆☆☆ ◆プレミアの壁 マインツで3シーズンを過ごした後、プレミアに活躍の場を移した武藤だったが、その壁は厚かった。守備的な戦術を敷くベニテス監督の下、個の能力で屈強な相手DFを突破しなければならず、前線で孤立する場面が目立った。結局、ユナイテッド戦で1ゴールを決めたのが前半戦での唯一のハイライトとなってしまった。 ★岡崎慎司[レスター・シティ]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>プレミアリーグ出場試合数:13(先発1)ゴール数:0 FAカップ出場試合数:1(先発: 1)ゴール数:0 EFLカップ出場試合数:3(先発:2)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★</span>☆☆☆☆ ◆屈辱のノーゴール レスターでの4シーズン目を迎えた岡崎だったが、前半戦は屈辱のノーゴールに終わってしまった。そもそもリーグ戦では先発の機会が1試合のみと、ピュエル監督の信頼を掴めず出場のチャンス自体もらえていなかった。試合終盤の数分に途中出場するだけではコンディションが上がってこないのも無理はない。 ★乾貴士[ベティス]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>リーガエスパニョーラ出場試合数:8(先発:5)ゴール数:0 ヨーロッパリーグ出場試合数:4 (先発:2)ゴール数:0 コパ・デル・レイ出場試合数:2 (先発: 2)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★</span>☆☆☆☆ ◆新天地で居場所見つけられず 他の日本代表選手たち同様、W杯での輝きをクラブチームに持ち込むことはできなかった。エイバルで過ごした3シーズンで攻守に働けるサイドプレーヤーに成長した乾だが、より攻撃色の強いベティスでは攻撃面で違いを生み出すことを求められた中、その期待に応えられていない。結局、ゴールはもちろん、アシストも記録できず前半戦を終えている。 ★柴崎岳[ヘタフェ]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>リーガエスパニョーラ出場試合数:3(先発:2)ゴール数:0 コパ・デル・レイ出場試合数:2(先発:1)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★</span>☆☆☆☆ ◆失敗だった残留の選択 W杯での活躍により市場価値が高騰した柴崎だったが、芳しいオファーがなくヘタフェに残留する決断を下してしまった。この判断が結果的に間違いだった。中盤を経由しないロングボールを多用するボルダラス監督と柴崎のプレースタイルは相入れず、リーガではわずか3試合の出場機会を得るに留まった。W杯で自信を掴んだ柴崎にとっては実にもったいない半年となってしまった。 2019.01.15 18:00 Tue5

