エンポリ若手MFを巡ってミラン、インテルが争奪戦か?

2022.05.17 11:10 Tue
Getty Images
セリエAで躍動する若手ミッドフィルダーを巡って、ミラン、インテルのミラノ2強が争奪戦を繰り広げているようだ。イタリアの複数のメディアが報じている。

両クラブのターゲットとなっているのは、エンポリに所属するアルバニア代表MFクリシティアン・アスラニ(20)だ。

エンポリ下部組織出身のアスラニは、今シーズン晴れてファーストチームデビュー。序盤戦はわずかな出場時間しか与えられなかったが、第24節のボローニャ戦で初めてスタメンに名を連ねると、以降は中盤で定位置を確保し、ここまでリーグ戦で22試合1ゴール1アシストをマークしている。
そんなアスラニに対して、以前より関心が報じられてきたミランだが、『SempreMilan』によると、ミランのパオロ・マルディーニSD(スポーツ・ディレクター)はアスラニの家族とコンタクトをとっており、アスラニに対する一定の出場機会を約束するなど、すでに具体的なプランを提示しているという。

また、アスラニに対しては、インテルも本格的な調査に乗り出しているようだ。
『SempreInter』によると、シモーネ・インザーギ監督は、中盤アンカーの位置でプレーするクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチ(29)の負担の大きさを懸念しているとのこと。今シーズン、ブロゾビッチが欠場したリーグ戦は未勝利(2分け1敗)となっており、同ポジションを主戦場とするアスラニをスカッドに加え、選手層の拡充を図りたい考えだ。

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世界の年間最優秀選手に贈られる賞である「バロンドール」。今年は新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響により表彰が中止となっていた。 しかし、主催する『フランス・フットボール』はバロンドールの審査員選定の「バロンドール・ドリームチーム」を発表した。 <div id="cws_ad">◆C・ロナウド、100試合出場のユベントスで決めたゴール集!<div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJ2NXR1dUdmeiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 選定された11名はバロンドール受賞者に限らず、改めて『フランス・フットボール』の審査員が各ポジションから選出。[3-4-3]のシステムで選ばれている。 <span class="paragraph-title">GK:レフ・ヤシン(ソビエト連邦)</span> GKは唯一のバロンドール受賞者で“黒蜘蛛”の異名を誇った元ソビエト連邦代表GKレフ・ヤシンが選ばれた。1963年のバロンドールを受賞したヤシンは、GKとして唯一の受賞者。また、2019年からGK版のバロンドールと言われる「ヤシン・トロフィー」が創設され、唯一の受賞者として賞に命名されていた。 <span class="paragraph-title">CB:カフー(ブラジル)</span> 右のセンターバックはブラジル代表で活躍したカフー。バロンドールとは縁がないが、ローマやミランでプレーしセリエAで10年間プレー。1994年のアメリカ・ワールドカップ(W杯)、2002年の日韓W杯と2度のW杯制覇を成し遂げていた。 <span class="paragraph-title">CB:フランツ・ベッケンバウアー(ドイツ)</span> 中央のセンターバックはドイツのレジェンドであり“皇帝”と呼ばれたフランツ・ベッケンバウアーだ。1972年と1976年に2度バロンドールを受賞。DFとして3人しかいない受賞者のうちの1人であり、DFとして2度受賞した唯一の選手。最終候補にはさらに2度入ったこともある。 <span class="paragraph-title">CB:パオロ・マルディーニ(イタリア)</span> 左のセンターバックはイタリア代表として活躍し、ミラン一筋でキャリアを終えたパオロ・マルディーニ。バロンドールの受賞経験はないものの、ミランんで900試合以上プレーしたレジェンド。キャプテンとして長らくチームを牽引した。 <span class="paragraph-title">MF:ローター・マテウス(ドイツ)</span> ボランチの一角は“闘将”として知られる元ドイツ代表のローター・マテウス。1990年にバロンドールを受賞。ボランチ、そしてリベロとして活躍。ドイツ代表でも150試合に出場しているレジェンドだ。 <span class="paragraph-title">MF:チャビ・エルナンデス(スペイン)</span> もう1人のボランチはバルセロナで活躍した元スペイン代表のチャビ・エルナンデスだ。卓越したパスセンスを武器にバルセロナを長年支えるも、バロンドールの受章はなし。3位に3度選ばれた経験がある。 <span class="paragraph-title">MF:ディエゴ・マラドーナ(アルゼンチン)</span> 攻撃的なミッドフィルダーの1人は、先日他界し世界中が悲しみにくれたアルゼンチンのレジェンド、ディエゴ・マラドーナだ。言わずもがな、サッカー界のレジェンドだが、現役当時はバロンドールの受賞資格がなかったために受賞はなし。しかし、バロンドール60周年を迎えた2016年に再評価。1986年と1990年の2度受賞したことになっている。 <span class="paragraph-title">MF:ペレ(ブラジル)</span> 攻撃的なミッドフィルダーの1人は、同じくサッカー界のレジェンドである元ブラジル代表FWペレだ。サッカー界No.1のレジェンドでもあるペレだが、マラドーナ同様にバロンドールの受賞資格はなし。しかし、再評価により7度の受賞が認められ、史上最多になっていたこととなる。 <span class="paragraph-title">FW:リオネル・メッシ(アルゼンチン)</span> 右ウイングはバルセロナのエースであり、史上最多6度のバロンドール受賞を誇るアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだ。昨年のバロンドール受賞者であるメッシは、過去に4年連続受賞を誇るなど世界最高峰の1人。2位も5回経験がある。 <span class="paragraph-title">FW:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)</span> 左ウイングはメッシとともに現代サッカー界のトップに君臨するユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。メッシに次いで5度のバロンドール受賞歴があ理、2011年から9年連続最終候補3名に入っている。 <span class="paragraph-title">FW:ロナウド(ブラジル)</span> センターフォワードはバルセロナ、レアル・マドリー、インテル、ミランなどで活躍した元ブラジル代表FWロナウドだ。バロンドールは1997年と2002年の2度受賞。ケガに悩まされるキャリアだったが、“フェノーメノ”の愛称の通り、全盛期は誰も止められないプレーを披露し数多くのゴールを奪った。 ◆バロンドール・ドリームチーム GK:レフ・ヤシン DF:カフー、フランツ・ベッケンバウアー、パオロ・マルディーニ MF:ローター・マテウス、チャビ・エルナンデス MF:ペレ、ディエゴ・マラドーナ FW:リオネル・メッシ、ロナウド、クリスティアーノ・ロナウド 2020.12.15 10:40 Tue
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マルディーニもイブラを絶賛「ファン・バステンやバレージに匹敵する」

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トナーリ代理人が心境を吐露、ニューカッスル移籍の説得には気が引けるも… 「聡明な彼は理解を示してくれた」

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エンポリ、ユーべ構想外のDFデ・シリオをレンタル移籍で獲得

エンポリは29日、ユベントスから元イタリア代表DFマッティア・デ・シリオ(31)をレンタル移籍で獲得した。 ミランのプリマヴェーラで育ったデ・シリオは、2011年にマッシミリアーノ・アッレグリ監督の下でトップチームデビュー。2017年夏にはその恩師が率いるユベントスに5年契約で加入。 しかし、ユベントスではケガが絶えず、なかなか本調子が出せず。2020-21シーズンにレンタル移籍で加入したリヨンでは、ケガなく公式戦33試合に出場し、一定の評価を得ると、ユベントスに復帰した2021-22シーズンは公式戦29試合に出場し、概ね主力として活躍。 しかし、直近2年間は度重なるケガに悩まされると、2022-23シーズン終盤に右ヒザ前十字じん帯を損傷の重傷で長期離脱に。2023-24シーズンもシーズンの大部分をリハビリに充てられ、出場は復帰戦となった今年3月のラツィオ戦のみとなっていた。 デ・シリオとユベントスの契約は2025年まで残っていたが、チアゴ・モッタ新監督から構想外であることから、チームに移籍先を探すように伝えられていた。 2024.08.30 08:30 Fri

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