「誰もこの夜を忘れない」無敗でEL決勝に到達、フランクフルト指揮官は前日のシティの悪夢を思い出し「とても緊張していた」

2022.05.06 08:28 Fri
Getty Images
フランクフルトオリバー・グラスナー監督が、ヨーロッパリーグ(EL)決勝進出を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。

5日、EL準決勝2ndレグのウェストハム戦がコメルツバンク・アレーナで行われた。

1stレグは鎌田大地のゴールで2-1と先勝したフランクフルト。この試合も鎌田はフル出場を果たし、長谷部誠はベンチ入りも出番はなかった。
リードして迎えたフランクフルトだったが、開始早々にアクシデント。マルティン・ヒンテレッガーが太もも裏を痛めると、プレーを続行したがそのまま交代となる。

しかし17分、鎌田がロングボールを送ると、イェンス・ペッター・ハウゲが相手と入れ替わりボックス内侵入。これを倒したアーロン・クレスウェルが1発レッドで退場。フランクフルトは数的優位を得る。
すると26分にラファエル・サントス・ボレがゴール。2戦合計3-1とすると、数的不利な相手を寄せ付けず、そのまま勝利を収め、決勝進出を決めた。

見事な勝利で決勝進出を掴んだグラスナー監督は、チームを誇りに思うと共に、競合相手に勝利を続けてきたことを誇りに語った。

「ウェストハムは、我々にとって難しい相手だった。彼らは全てをかけて、とてもフィジカル的にプレーした」

「我々は(相手の)レッドカードでゲームに上手く入れ、素晴らしいゴールを決めた。彼らがセカンドボールから入り、フィジカルを出してプレーすることは分かっていた。そこに対応することが重要だった」

「選手たちが情熱を持ってそれを守ったやり方、ケビン(・トラップ)が我々のサポートをしてくれた方法は素晴らしかった。チームへの賛辞を送り、無敗で決勝に進むこととなる。素晴らしい夜だった。誰もこの夜を忘れることはないだろう」

一方で、前日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグのレアル・マドリーvsマンチェスター・シティの一戦の二の舞にならないかを緊張して見ていたと明かした。

「昨日のマンチェスター・シティの経験から、最後の笛が鳴るまで私はとても緊張していた。彼らは終了直前までリードしていたのに、2分でビハインドとなった」

「終了した後、私は自分たちの選手を見つけて祝いたかった。すでに素晴らしい感動があったが、それが焼き付いている」

「私はそれを楽しみ、選手たちは私と一緒にいた。クラブと街の雰囲気が、魅了する。これにより選手たちはトップレベルでプレーができるのだ」

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