ホジソン監督が今季限りでのワトフォード退任を明言

2022.05.05 07:00 Thu
Getty Images
ワトフォードロイ・ホジソン監督(74)が今シーズン限りでの退任を明言した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

今年1月に監督業勇退を撤回し、シスコ・ムニョス、クラウディオ・ラニエリの2人の指揮官の下で降格圏の19位に低迷していたワトフォードの新指揮官に就任したホジソン監督。

しかし、就任以降の戦績は2勝2分け10敗と厳しいものに。直近では残留争いのライバルであるバーンリーに敗れ、残り4試合で残留圏内の17位リーズとの勝ち点差は「12」と1年でのチャンピオンシップ(イングランド2部)降格は決定的だ。
そういった中、4日にこれまでのフットボール界への貢献が評価されて大英帝国勲章のコマンダー(CBE)を受勲したホジソン監督は、『スカイ・スポーツ』のインタビューで今シーズン限りとなっているワトフォードとの契約を更新することなく、今夏にクラブを去ることを認めた。

「明らかに短期的(な契約)である」
「確かに、私は(ワトフォードの取締役会に対して)今シーズン終了までの短期間である必要があることを明確にした。私はその仕事を引き受け、その特別な仕事をするために引退を撤回した」

「今、その仕事は残念ながら終わってしまった。私はその仕事を楽しんでいた。プレミアリーグの世界では、もう自分の名前を出して出撃することはないだろう。とても厳しい世界なので、一歩下がって自由な時間を楽しみ、妻や息子と過ごす権利を得たと思う」

なお、今後もフットボール界に関わっていく意向を示すホジソン監督だが、プレミアリーグで指揮を執るのはワトフォードが最後であると断言している。

「私は常にゲームに十分な情熱を持ち、ゲームに十分な関わりを持っているつもりなので、喜んでできるような仕事が来るかもしれない」

「ただ、プレミアシップのチームの指揮を執ることはないだろう。これが私の最後の仕事だと思っている」

ホジソン監督はこれまでインテル、ブラックバーン、コペンハーゲン、ウディネーゼ、フルアム、リバプール、WBAや、イングランド代表の指揮官などを歴任。2017年から指揮を執っていたクリスタル・パレスでは、4シーズンにわたってチームをプレミアリーグに残留させ続け、昨シーズン限りで退任していた。

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バカヨコ退場で10人のチェルシーが4失点大敗で連敗…デウロフェウ躍動のワトフォードはハビ・グラシア体制初勝利《プレミアリーグ》

▽プレミアリーグ第26節、ワトフォードvsチェルシーが5日にヴィカレージ・ロードで行われ、ホームのワトフォードが4-1で快勝した。 ▽前節、格下ボーンマス相手に0-3の惨敗を喫し、ホームで5カ月ぶりの黒星を喫した4位のチェルシー。ここ最近の不振でコンテ監督に解任報道も出ている中で迎えた今節は、リーグ5戦勝利がない11位のワトフォードとのロンドン・ダービーに臨んだ。前節からは先発3人を変更。負傷のクリステンセン、マルコス・アロンソ、バークリーに代わってダビド・ルイス、モーゼス、ウィリアンが起用された。また、移籍市場最終盤に獲得したジルーとエメルソン・パルミエリがベンチに入った。 ▽共に調子を落とす両者によるダービーだが、前線からの積極的なプレスと、デウロフェウ、リシャルソン、ディーニーの3トップが相手3バックとのスペースの走り合いを仕掛けるホームチームが序盤から圧倒する。開始9分にボックス右に抜け出したデウロフェウが際どいシュートを放つと、その後もリシャルリソンとデウロフェウを起点に相手ゴールへ迫る。 ▽一方、相手のハイプレスに苦戦しビルドアップがままならず、相手ボール時もパスの出し手にプレッシャーをかけられず、最終ラインが終始難しい対応を強いられ続けるチェルシー。12分にはボックス内でこぼれ球に反応したウィリアンに最初の決定機も、ここはシュートをふかしてしまう。 ▽相手に圧倒される時間が続く中、チェルシーにアクシデントが発生。立ち上がりから精彩を欠く場面が目立ったバカヨコが25分と30分に続けて2枚の警告を受けて退場に。60分を残して数的不利を背負ったチェルシーのコンテ監督は34分にウィリアンを下げてセスクを投入。この交代でアザールを最前線に残し、アンカーのカンテの前にセスクとペドロを配した[5-3-1]に近い布陣に変更。我慢して守備をしながら、アザールの個でカウンターを目指す。 ▽しかし、粘りのない不調の昨季王者は前半終了間際の最悪な時間帯に先制点を奪われる。42分、右サイドでヤンマートが出した縦パスに対してDFケイヒルがデウロフェウに走り負けてボックス内へ抜け出されると、遅れ気味の対応になったGKクルトワがデウロフェウを倒してしまいPK献上。これをキッカーのディーニーに決められた。 ▽数的不利に1点ビハインドと強い逆風の中で後半に臨んだチェルシーは、攻守に戦う姿勢は出てきたものの、数的不利をはね返すほどのパフォーマンスは見せられない。何とか流れを変えたいチェルシーは64分、左足を負傷したペドロに代わって新戦力ジルーを投入。この交代を機により攻撃的な4バックに変更した。 ▽その後も劣勢が続きながらも守護神クルトワの好守で追加点を許さないチェルシーは81分にボックス内でのセスクのシュートでようやくこの試合最初の枠内シュートを放つ。すると直後の82分にはボックス手前でD・ルイスからパスを受けたアザールが鋭い切り返しでDFを外し、ペナルティアーク付近から絶妙なコントロールシュートをゴール右隅に突き刺し、値千金の同点ゴールを奪った。 ▽エースのゴールで最低勝ち点1獲得の可能性が出てきたチェルシーだったが、憎らしいほどの昨季の勝負強さはどこに行ったのか、ここから連続失点という最悪な展開が待っていた。84分、右サイドでボールを持ったヤンマートに対して中途半端な対応を見せると、するすると内に切り込んだヤンマートにロベルト・ペレイラとのパス交換からゴール左隅へのシュートを決められ、再びビハインドを背負う。 ▽さらに、88分と91分にはいずれも強引に仕掛けたアザールのボールロストからカウンターを許し、ボックス付近での緩慢な守備対応も重なり、デウロフェウ、R・ペレイラにゴールを決められて万事休す。 ▽バカヨコの不用意な退場に加え、攻守に戦えない体たらくが目立ったチームは格下相手に痛恨の連敗。コンテ監督解任に待ったなしの状況となった。一方、新戦力デウロフェウを筆頭に3トップの活躍が目立ったワトフォードはハビ・グラシア新体制で初白星を手にした。 2018.02.06 07:18 Tue
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チェルシーファンに“中指立て”ジェスチャーのディーニー、抗議の意味を込めたと明かす

▽5日、プレミアリーグ第26節のチェルシー戦で4-1と勝利したワトフォード。先制ゴールを奪ったFWトロイ・ディーニーが見せた衝撃のパフォーマンスには理由があったようだ。 ▽チェルシーとの試合に臨んだワトフォードは、42分にディーニーのPKで先制。82分にエデン・アザールのゴールで同点とされるも、そこから怒涛の3連続ゴール。4-1で勝利していた。 ▽この試合で先制ゴールを決めたディーニーは、PKでのゴールを喜ぶ際に右手の中指をファンに向けて立てたパフォーマンスを披露。この理由を、イギリス『スカイ・スポーツ』でレポーターを務めるミシェル・オーウェンさんがディーニーに尋ね、その回答をツイッター(@MichelleOwen7)で明かした。 「トロイ・ディーニーにゴールセレブレーションについて尋ねると、彼はここ数週間の噂に対するリアクションだ。そして、まだ僕がここに居るということの反応と言ったわ」 ▽中指を立てるジェスチャーに関しては、今シーズン序盤にトッテナムのMFデレ・アリがイングランド代表の試合でマンチェスター・シティのDFカイル・ウォーカーへ中指を立てて処分。イングランドサッカー協会(FA)は、「選手がレフェリーに向けたものではないとしたが、チームメイトに向けられたかどうかに関わらず、規律に違反している」として処分を下していた。 ▽この前例を考えれば、ディーニーがどんな意図で中指を立てたかに関わらず、処分が下される見込み。ミシェル・オーウェンさんは4試合の出場停止になる可能性があるとしている。 2018.02.06 21:15 Tue
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ベルカンプの息子ミッチェルがワトフォード加入、先日はポチェッティーノ息子も獲得

チャンピオンシップ(イングランド2部)のワトフォードは1日、オランダ人MFミッチェル・ベルカンプ(22)の獲得を発表した。 ベルカンプはU-23チームに所属し、契約期間は6カ月間。契約延長オプションもついている。 ミッチェル・ベルカンプは、かつてアーセナルで活躍した元オランダ代表FWデニス・ベルカンプ氏の実の息子。オランダのアルメレ・シティの下部組織に所属していた。 U-17からU-21まで順調に昇格するも、2020年7月に退団。半年間の無所属状態を経て、ワトフォード加入が決定した。 ベルカンプは今回の移籍について「とても嬉しく、自分の将来に興奮している」とコメント。「このチャンスを得られたことは素晴らしいことです。ピッチに立ち、ハードワークを始めるのが待ちきれないよ。僕はトライアルを受け、ハードワークし、自分自身を証明するチャンスを得られて本当に嬉しい」と喜んだ。 ポジションについては「攻撃的なMFで、No.10だ」と語り、「ポゼッションを保ち、チャンスを作り、ゴールを決めることが好きだ」と攻撃に関わりたいと意欲を見せた。 ワトフォードはパリ・サンジェルマンで指揮を執るマウリシオ・ポチェッティーノ監督の息子であるスペイン人FWマウリツィオ・ポチェッティーノ(19)も獲得していた。 2021.02.02 10:40 Tue

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