レンジャーズ相手にドローもポステコグルー監督「彼らが勝たなければいけなかった」とチームの粘りを評価

セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が、レンジャーズとの“オールド・ファーム”を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

セルティックは1日、スコティッシュ・プレミアシップ第35節でレンジャーズとホームで対戦した。

6ポイント差で2位につけるレンジャーズとの一戦。リーグ優勝のために、レンジャーズとしては勝たなければいけない試合。セルティックは敗戦だけは避けたい試合となった。
FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央の日本代表トリオが揃って先発した試合。21分に前田が左サイドからクロス。これをジョタがワンタッチで決めた。しかし、その後に追いつかれると、1-1のドロー。それでも勝ち点6を保ち、優勝へまた一歩近づいた。

試合後、ポステコグルー監督は難しい試合だったとコメント。ただ、どうしても勝たなければいけなかった相手に対し、しっかりと対処して戦えたことを喜んだ。「かなりタイトな戦いだったと思う。前に出た後は、2度、3度とチャンスがあったが、そのチャンスをものにできなかった」

「明らかに彼らは勝たなければいけない試合だったので、彼らは体を投げ出し、できるだけダイレクトに攻めてきた。我々は最後まで耐えなければいけなかった」

「ジョー(・ハート)は2つ、3つの素晴らしいセーブを行った。最終的には負けなかったことを嬉しく思う」

「以前にも話したことはあるが、どんな場面でもリードしていれば、試合終盤になると失うものは何もないのだからということ攻めてくることがある。そういう試合だった」

「彼らが勝たなければいけなかった試合だ。我々はそれを知っていたので、ある程度のプレッシャーに直面する必要があることを知っていた。彼らがゴールをした時、彼らは少し自信を得て、我々はポゼッションしなければいけなかった」

「それが、強いチームとして成功するための要素であり、そのような状況に対処しなければならず、それができたと思う」