ACL史上初女性審判団が担当! 日本人トリオが務めた試合は元浦和FWナバウトのゴールでメルボルン・シティが勝利《ACL2022》

2022.04.22 11:52 Fri
©︎2022 AFC
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の歴史に新たな1ページが加わった。21日、ACL2022・グループG第3節のメルボルン・シティ(オーストラリア)vs全南ドラゴンズ(韓国)の一戦が行われ、2-1でメルボルン・シティが勝利した。

ここまで1勝1分けのメルボルン・シティと1勝1敗の全南ドラゴンズの一戦。この試合では、日本人の女性審判員である山下良美主審、坊薗真琴副審、手代木直美副審が試合を担当。ACLの歴史上で初めて女性審判員のトリオが試合を裁くこととなった。
歴史的な一戦、全南ドラゴンズのMF佐藤優平はベンチ入りするも、出番はなかった。また、メルボルン・シティのMF遠藤翼は63分から途中出場している。

試合は12分にボックス手前からアーセナルなどでもプレーしたカール・ジェンキンソンがミドルシュート。グラウンダーのシュートが左ポストを叩いてゴールに決まり、メルボルン・シティが先制する。
幸先良く先制したメルボルン・シティだったが、16分に全南ドラゴンズが反撃。大きなサイドチェンジを受けたイ・キュファンがトラップからそのままボックス内左へ侵入。ドリブルで持ち込み左足でシュート。DFの足に当たってディフレクトしたボールが、ニア上を撃ち抜いて同点に追いつく。

追いつかれたメルボルン・シティだったが、22分に勝ち越しゴール。右サイドからカットインしたアンドリュー・ナバウトが強引に持ち込み、ボックス内右からシュート。これがニアサイドに決まり、メルボルン・シティが勝ち越しに成功する。

リードを許した全南ドラゴンズは、後半に入ってよりメルボルン・シティのゴールに迫るが、フィニッシュ精度を欠いてゴールを奪えず。メルボルン・シティはGKトム・グローバーの好セーブもありなんとか凌ぎ、2-1で勝利を収めた。

主審の山下氏は、試合中にファウルを取った際にも選手たちから拍手を送られるなど、しっかりとしたジャッジで90分間を裁き、歴史に名を残した。

メルボルン・シティ 2-1 全南ドラゴンズ
【メルボルン・シティ】
カール・ジェンキンソン(前12)
アンドリュー・ナバウト(前22)
【全南ドラゴンズ】
イ・キュファン(前16)

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ACL史上初女性審判団が担当! 日本人トリオが務めた試合は元浦和FWナバウトのゴールでメルボルン・シティが勝利《ACL2022》

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の歴史に新たな1ページが加わった。 21日、ACL2022・グループG第3節のメルボルン・シティ(オーストラリア)vs全南ドラゴンズ(韓国)の一戦が行われ、2-1でメルボルン・シティが勝利した。 ここまで1勝1分けのメルボルン・シティと1勝1敗の全南ドラゴンズの一戦。この試合では、日本人の女性審判員である山下良美主審、坊薗真琴副審、手代木直美副審が試合を担当。ACLの歴史上で初めて女性審判員のトリオが試合を裁くこととなった。 歴史的な一戦、全南ドラゴンズのMF佐藤優平はベンチ入りするも、出番はなかった。また、メルボルン・シティのMF遠藤翼は63分から途中出場している。 試合は12分にボックス手前からアーセナルなどでもプレーしたカール・ジェンキンソンがミドルシュート。グラウンダーのシュートが左ポストを叩いてゴールに決まり、メルボルン・シティが先制する。 幸先良く先制したメルボルン・シティだったが、16分に全南ドラゴンズが反撃。大きなサイドチェンジを受けたイ・キュファンがトラップからそのままボックス内左へ侵入。ドリブルで持ち込み左足でシュート。DFの足に当たってディフレクトしたボールが、ニア上を撃ち抜いて同点に追いつく。 追いつかれたメルボルン・シティだったが、22分に勝ち越しゴール。右サイドからカットインしたアンドリュー・ナバウトが強引に持ち込み、ボックス内右からシュート。これがニアサイドに決まり、メルボルン・シティが勝ち越しに成功する。 リードを許した全南ドラゴンズは、後半に入ってよりメルボルン・シティのゴールに迫るが、フィニッシュ精度を欠いてゴールを奪えず。メルボルン・シティはGKトム・グローバーの好セーブもありなんとか凌ぎ、2-1で勝利を収めた。 主審の山下氏は、試合中にファウルを取った際にも選手たちから拍手を送られるなど、しっかりとしたジャッジで90分間を裁き、歴史に名を残した。 メルボルン・シティ 2-1 全南ドラゴンズ 【メルボルン・シティ】 カール・ジェンキンソン(前12) アンドリュー・ナバウト(前22) 【全南ドラゴンズ】 イ・キュファン(前16) <span class="paragraph-title">【動画】歴史的一戦の決勝ゴールは元浦和FWアンドリュー・ナバウトの強引弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> That&#39;s Andrew Nabbout for you!<a href="https://twitter.com/hashtag/ACL2022?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ACL2022</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/MCYvJND?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#MCYvJND</a> | <a href="https://twitter.com/MelbourneCity?ref_src=twsrc%5Etfw">@MelbourneCity</a> <a href="https://t.co/Yz4XxNRPF7">pic.twitter.com/Yz4XxNRPF7</a></p>&mdash; #ACL2022 (@TheAFCCL) <a href="https://twitter.com/TheAFCCL/status/1517190912773967872?ref_src=twsrc%5Etfw">April 21, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.04.22 11:52 Fri
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観客から金属バケツが投げ込まれ、選手が頭部負傷…Aリーグ メルボルン・ダービーで

オーストラリア、Aリーグ・メンの第8節、17日に行われたメルボルン・シティvsメルボルン・ビクトリーのダービーマッチは、観客席から投げ込まれたバケツによって選手が頭部を負傷し、試合が中断となった。 オーストラリア『ABC』などによれば、シティの1点リードで迎えた22分、ビクトリー側のサポーターがピッチへ乱入。さらに、互いのサポーターが発煙筒を投げ込む事態に発展し、カメラクルーも巻き込まれた。 シティのGKトム・グローバーがそのうち1つを投げ返したことで事態はさらにエスカレート。主審や警備員が彼を守ろうとしたものの、そこへ消火用の砂が入った金属製バケツが投げ込まれ、グローバーの頭部に命中した。 グローバーはこめかみから出血。治療のためにピッチをあとにしたが、脳震とうの疑いがもたれているとのことだ。 両選手や審判団もエスコートされながらピッチから引き上げ、治安当局が観客をフィールドから追い出すために一時中断の処置がとられていたが、最終的には試合中止の決定が下された。 オーストラリア・サッカー連盟(FA)は「このような行為はオーストラリアのサッカー界では許されず、フットボール・オーストラリアの完全な調査が直ちに開始され、強力な制裁が下される」との声明を発表している。 『ABC』によれば、この暴動はグランドファイナルの開催地に対する抗議が発端とみられている。 Aリーグ・メンはレギュラーシーズンの上位6チームがトーナメント方式のグランドファイナルへ進み、チャンピオンを決定する、プレーオフ形式を採用している。このグランドファイナルは、向こう3年間にわたってシドニーで開催されることが12日に決定。これが各所から大きな反発を招いていた。 <span class="paragraph-title">【動画】観客から金属バケツが投げ込まれ、選手が頭部を負傷…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="UCpMIqVDGnk";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.12.17 21:50 Sat
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甲府が“ホーム国立”で魂のドロー、メルボルンと壮絶撃ち合いの末に勝ち点「1」分け合う…GS突破は最終節に持ち越しへ【ACL2023-24】

29日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループH第5節のヴァンフォーレ甲府vsメルボルン・シティ(オーストラリア)が国立競技場で行われ、3-3のドロー決着となった。 2勝1分け1敗で勝ち点「7」どうしの甲府とメルボルン。得失点差でも並ぶ両者だが、総得点の差だけで甲府がグループ首位、メルボルンが2位となっている。 ◆グループH順位表(※1) 1.ヴァンフォーレ甲府|勝ち点8|得失点差+2 2.メルボルン・シティ|勝ち点8|得失点差+2 3.ブリーラム・ユナイテッド|勝ち点6|得失点差+1 4.浙江職業FC|勝ち点3|得失点差-5 (※1)浙江vsメルボルン開催前時点 J2リーグとの並行も終わり、この試合が今季日本国内でのラストゲームとなる甲府は、前日会見で「J1昇格を逃した悔しさをぶつけたい」と話したキャプテンの関口正大、三平和司、ピーター・ウタカらが先発。12日のJ2最終節・モンテディオ山形戦(1●2)からの変更は4人となった。 勢いよく試合に入った甲府だが、立ち上がりに失点。5分、メルボルンに右サイド(甲府の左サイド)から崩され、最後はボックス内でDFタルボットにシュートを打たれる。ACL初先発のGK渋谷飛翔が守るゴールを打ち破った。 それでもすぐさま同点に。甲府は8分、右サイドからのFKでセカンドボールを拾うと、ボックス左から三浦颯太が柔らかいマイナス気味のクロス。後方から走り込んだ井上詩音がヘディングシュートを叩き込んだ。 開始10分で互いに1点を取り合った試合は一進一退の攻防が続いていく。コンパクトに守る甲府、比較的強めのプレッシャーを前線からかけてくるメルボルン…ピッチ各所で激しいデュエルも繰り広げられる白熱の好ゲームだ。 甲府は24分、フルスプリントで左サイドを駆け上がった三浦がゴール前へクロス。フリーで走り込んだ2列目の鳥海芳樹が触れれば1点というシーンだったが、ほんのわずかに合わず…フィニッシュまで持ち込めずとも決定機だった。 33分、甲府はメルボルンに1分以上ポゼッションされた末、最後はオーストラリア代表の主力級FWマクラーレンにフリーでヘディングシュートを許す。かろうじてポストに救われたが、巧みな動き出しが光るストライカーをフリーにしてはいけない。 一方で、甲府のアタッキングで光るのが左サイドバック三浦。37分、左サイドのハーフウェイライン付近でボールを受けた三浦は、同サイドに流れて囮となったウタカを横目に中央へドリブル。ボックス内まで侵入して放ったシュートはGKにキャッチされたが、積極性と判断が光る。 すると、前半終盤に甲府が逆転。43分、関口が最終ラインから前線めがけてロングボールを入れると、相手DFと競り合いながらも必死にスプリントしたのが鳥海。最後はゴール正面でボールに追いつき、相手GKヤングの頭上を越すループシュートを流し込んだ。 甲府は1点リードで迎えた55分、自陣ボックス内で三浦のハンドがあったか否かについてVARチェックが入り、オンフィールドレビューの結果、メルボルンのPKに。59分、このPKをアルスランに沈められて同点とされる。 メルボルンはさらに64分、右ウイングのブラジル人FWレオ・ナテルがクロスを入れると、甲府は左ウイングのクロアチア人FWヤコリシュをフリーに。ヤコリシュに豪快な右足ダイレクト弾を叩き込まれ、逆転を許してしまった。 この十数秒前に林田滉也→松本凪生、ウタカ→クリスティアーノの2枚替えをしていた甲府。逆転を許すと今度は71分、三平→飯島陸、鳥海→宮崎純真の2枚替え。篠田善之監督が勝負に出る。 観衆1万5877人と場内でアナウンスされたなか、試合もいよいよ終盤へ。まずは同点といきたい甲府だが、カウンター主体に切り替えるわけでもないメルボルンに局面で“剥がされ”るシーンが多く、決して押し気味とは言えない。 それでも82分、右CKの流れからセカンドボールを拾い、ボックス手前から松本が強烈なミドル。しかし、メルボルンGKヤングの横っとびスーパーセーブでCKに逃げられる。ここで得たCKからも決定機。混戦の中から宮崎がバイシクルボレーを放つが、シュートは惜しくもゴール右へ。 そんな途中出場の宮崎が大仕事。85分、クリスティアーノが右サイドに流れてクロスを上げると、ゴール正面で合わせたのが宮崎。ジャストミートはしなかったが、結果的に巧みなバックヘッドとなり、甲府が終盤に来て再び同点とする。 これで勢いづいた甲府。しかし、4点目は奪えず3-3のドローに。この結果、グループステージ突破は第6節(最終節)まで持ち越すこととなった。それでも、“ホーム国立"に詰めかけたサポーターをたびたび沸かせた魂のドロー。J2勢の誇り、日本の誇りと呼ぶに相応しいゲームを今回も披露した。あっぱれ、甲府。 ヴァンフォーレ甲府 3-3 メルボルン・シティ 【甲府】 井上詩音(前8) 鳥海芳樹(前43) 宮崎純真(後40) 【メルボルン】 カラム・タルボット(前5) トルガイ・アルスラン(後14) マリン・ヤコリシュ(後19) 2023.11.29 20:53 Wed

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