終盤15分で4ゴール! 手倉森誠監督率いるBGパトゥム・ユナイテッドが5発快勝《ACL2022》
2022.04.21 22:52 Thu
21日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループG第3節のBGパトゥム・ユナイテッド(タイ)vsユナイテッド・シティFC(フィリピン)の一戦が行われ、5-0でBGパトゥム・ユナイテッドが勝利した。
手倉森誠監督が率いるBGパトゥム・ユナイテッドは、ここまでの2試合を1勝1分け、ユナイテッド・シティは2連敗で第3節を迎えた。
自力に勝るBGパトゥム・ユナイテッドが押し気味に試合を進めていく展開に。ホームの後押しもあり攻め込むと、13分にビッグチャンス。細かいパス交換からボックス内に攻め込むと、最後は左からのグラウンダーのクロスをチェンロップ・サンファオディが合わせるが、GKがセーブする。
対するユナイテッド・シティFCはミドルシュートなどでゴールを脅かすが、こちらもゴールを奪えない。
すると42分についに均衡が破れる。ボックス内左でパスを受けたカノクポン・プスパコムがダイレクトシュート。これが狭いニアサイドに決まり、BGぱトゥむ・ユナイテッドが先制する。
前半を1点リードで終えたBGパトゥム・ユナイテッドだったが、手倉森監督はハーフタイムで3枚替えを敢行。しかし、なかなかペースを握りきれず、攻め込みながらも追加点を奪えない。
ユナイテッド・シティも強度高く戦ってくる中、どちらもスコアが動かないと、BGパトゥム・ユナイテッドはティーラシン・デーンダーを下げてジオゴを投入する。
互いにアタッキングサードの精度が低く、徐々に集中を欠いた展開となった中、BGパトゥム・ユナイテッドが一瞬の隙を突いて追加点を奪う。
75分、FKのリスタートから前線にボールを送ると、ユナイテッド・シティのGKピントゥスが前に出て処理をしようとボックスを出るが、ヘディングが届かず。これをウォーラチット・カニッシーバンペンが落ち着いて無人のゴールへと流し込み、待望の追加点を奪う。
この失点でより前に出る必要が出てきたユナイテッド・シティだったが、80分にスローインのボールをラインギリギリでマイナスのパス。これをボックス手前で待ち構えたジオゴがダイレクトシュート。ゴール右隅に決まり、BGパトゥム・ユナイテッドがリードを3点に広げる。
さら82分にはカウンターで攻め込むと、ジオゴの落としをボックス左からパタムポール・チャロエンラタナピロムがクロス。これをアラン・ロバートソンがクリアしきれずオウンゴール。87分にはジオゴのスルーパスを受けたチャロエンラタナピロムがGKとの一対一を制してダメ押し。BGパトゥム・ユナイテッドが終盤のゴールラッシュで5-0と勝利した。
BGパトゥム・ユナイテッド 5-0 ユナイテッド・シティFC
【BG】
カノクポン・プスパコム(前42)
ウォーラチット・カニッシーバンペン(後30)
ジオゴ(後35)
オウンゴール(後37)
パタムポール・チャロエンラタナピロム(後42)
手倉森誠監督が率いるBGパトゥム・ユナイテッドは、ここまでの2試合を1勝1分け、ユナイテッド・シティは2連敗で第3節を迎えた。
自力に勝るBGパトゥム・ユナイテッドが押し気味に試合を進めていく展開に。ホームの後押しもあり攻め込むと、13分にビッグチャンス。細かいパス交換からボックス内に攻め込むと、最後は左からのグラウンダーのクロスをチェンロップ・サンファオディが合わせるが、GKがセーブする。
すると42分についに均衡が破れる。ボックス内左でパスを受けたカノクポン・プスパコムがダイレクトシュート。これが狭いニアサイドに決まり、BGぱトゥむ・ユナイテッドが先制する。
先制したBGぱトゥム・ユナイテッドは45分にもチャンス。ロングフィードを受けたプスパコムが抜け出すと、GKと一対一になるところだったが、相手DFが先に戻ってシュートは打てない。
前半を1点リードで終えたBGパトゥム・ユナイテッドだったが、手倉森監督はハーフタイムで3枚替えを敢行。しかし、なかなかペースを握りきれず、攻め込みながらも追加点を奪えない。
ユナイテッド・シティも強度高く戦ってくる中、どちらもスコアが動かないと、BGパトゥム・ユナイテッドはティーラシン・デーンダーを下げてジオゴを投入する。
互いにアタッキングサードの精度が低く、徐々に集中を欠いた展開となった中、BGパトゥム・ユナイテッドが一瞬の隙を突いて追加点を奪う。
75分、FKのリスタートから前線にボールを送ると、ユナイテッド・シティのGKピントゥスが前に出て処理をしようとボックスを出るが、ヘディングが届かず。これをウォーラチット・カニッシーバンペンが落ち着いて無人のゴールへと流し込み、待望の追加点を奪う。
この失点でより前に出る必要が出てきたユナイテッド・シティだったが、80分にスローインのボールをラインギリギリでマイナスのパス。これをボックス手前で待ち構えたジオゴがダイレクトシュート。ゴール右隅に決まり、BGパトゥム・ユナイテッドがリードを3点に広げる。
さら82分にはカウンターで攻め込むと、ジオゴの落としをボックス左からパタムポール・チャロエンラタナピロムがクロス。これをアラン・ロバートソンがクリアしきれずオウンゴール。87分にはジオゴのスルーパスを受けたチャロエンラタナピロムがGKとの一対一を制してダメ押し。BGパトゥム・ユナイテッドが終盤のゴールラッシュで5-0と勝利した。
BGパトゥム・ユナイテッド 5-0 ユナイテッド・シティFC
【BG】
カノクポン・プスパコム(前42)
ウォーラチット・カニッシーバンペン(後30)
ジオゴ(後35)
オウンゴール(後37)
パタムポール・チャロエンラタナピロム(後42)
手倉森誠の関連記事
BGパトゥム・ユナイテッドの関連記事
AFCチャンピオンズリーグエリートの関連記事
|
手倉森誠の人気記事ランキング
1
来日前のドルトムント、手倉森誠監督率いるBGパトゥムに4失点大敗…野津田岳人も先発出場【国際親善試合】
今夏来日するドルトムントは、日本の前にタイを訪問。21日にBGパトゥム・ユナイテッドとフレンドリーマッチを行った。 来日しセレッソ大阪と対戦するドルトムント。ドイツ代表MFマルコ・ロイス、ドイツ代表DFマッツ・フンメルスなど、主軸が退団。エディン・テルジッチ監督も退任し、クラブOBであるヌリ・シャヒン監督が指揮を執るシーズンとなる。 チームは手倉森誠監督率いるBGパトゥム・ユナイテッドと対戦。サンフレッチェ広島から移籍したMF野津田岳人もボランチで先発出場。ティーラシン・デーンダー、チャナティップ・ソングラシンとJリーグでもプレーした選手も出場した。 対するドルトムントは、ユーロ2024に出場していた選手らは遠征に帯同しておらず。それでも、DFニクラス・ジューレやMFユリアン・ブラント、FWユスフ・ムココなどが先発出場した。 気温は35度前後、湿度55%という中での試合。気候の問題もあり序盤からペースを握ったのはホームのBGパトゥムだった。立ち上がり1分、チャナティップがドリブルを仕掛けて突破。しかし、ボックス内でパスを受けたメルヴィン・ロレンツェンはシュートが打てない。 それでも14分、自陣ボックス内からカウンター。ハーフウェイライン付近でパスを受けたティーラシンが広大なスペースにスルーパスを送ると、反応したメルヴィンが抜け出し、GKとの一対一を冷静に決めてBGパトゥムが先制に成功した。 先生を許したドルトムントだったが18分にビッグチャンス。スルーパス一本で完全に抜け出したブラントがボックス内左から折り返し。完全にフリーだった カリム・アデイェミは足がもたつき、まさかのシュートミス。絶好機を逸してしまう。 37分には野津田がチャンス。横パスを受けると、ボックス手前で得意の左足一閃。しかし、これは枠を越えて行ってしまう。 ドルトムントは41分にもビッグチャンス。ブラントが背後を狙うと、自陣から浮き球のパス。胸トラップし、ボックスに入ったところですぐにシュートを狙うが、浮き球のシュートはミスとなりGKを越えない。 すると44分、BGパトゥムはボックス右からメルヴィンがクロス。これをドンピシャのタイミングでティーラシンがヘッド。リードを2点に広げる。 BGパトゥムが2点リードで迎えた後半、両チーム共に選手を入れ替えていく。ドルトムントはコートジボワール代表FWセバスティアン・アラーや若手選手など10名を入れ替えた。 アラーをターゲットに攻め込んでいくドルトムント。クロスが増え、アラーが合わせにいくという攻撃が続いていく。 それでも時間の経過とともに徐々にBGパトゥムが盛り返していくと、65分にはラース・フェルトヴァイクが中央をドリブルで持ち上がり、2-3の状況からパス。これをジャロンサック・ウォンゴーンが落ち着いて流し込み、リードを3点とする。 さらに88分にも、動きが鈍ったドルトムントの隙を突き、ロングスルーパス1本のカウンターからウォンゴーンがゴール。4-0でBGパトゥムが圧勝を収めた。 BGパトゥム・ユナイテッド 4-0 ドルトムント 1-0:14分 メルヴィン・ロレンツェン(BGパトゥム) 2-0:44分 ティーラシン・デーンダー(BGパトゥム) 3-0:65分 ジャロンサック・ウォンゴーン(BGパトゥム) 4-0:14分 メルヴィン・ロレンツェン(BGパトゥム) <span class="paragraph-title">【動画】ドルトムントがBGパトゥムに4失点惨敗…野津田岳人も先発出場</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ukWZx2eXCl0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.22 12:20 Mon2
J3参入のFC大阪、八戸を率いた志垣良氏が新監督就任…昇格に導いた塚原真也監督はS級ライセンス無く強化部ダイレクターに就任
FC大阪は15日、新監督に志垣良氏(42)が就任することを発表した。 なお、塚原真也監督(37)は退任し、強化部ダイレクターに就任することとなる。 志垣氏は、マンチェスター・ユナイテッドのサッカースクールでコーチを務めた他、名古屋グランパス、アビスパ福岡、大分トリニータ、ジェフユナイテッド千葉、ガイナーレ鳥取、ジュビロ磐田でトップチームのコーチや通訳、下部組織のコーチを歴任。京都サンガF.C.ではU-18の監督を務めていた。 また、U-16シンガポール代表の監督や、今シーズンは手倉森誠監督の下でBGパトゥム・ユナイテッドでコーチを務めていた中、6月にヴァンラーレ八戸の監督に就任していた。 シーズン終了後に八戸の監督を退任。新シーズンはJ3に参入するFC大阪で指揮を執ることとなる。 志垣氏はクラブを通じてコメントしている。 「この度、FC大阪の監督に就任することになりました志垣良です。Jリーグ初参入ですが、風雲之志を持ったクラブのビジョンに共感致しました」 「人間が財産。若くフレッシュなエネルギーを活かし、選手、スタッフみんなが成長できるチームを作りたいと思います」 「日々の練習から1分、1秒、ワンプレーにこだわり、個々の成長、価値を上げること、また、プレーのインテンシティーを上げることがチームの発展に繋がり、世界に通用するクラブになるための第一歩となります」 「FC大阪に関わる全ての方々と多くの喜びを共有できる様に、真摯な姿勢で、実直に、誠実に、そして、観ていただく皆様の心を動かすダイナミックな試合展開を毎試合届けられる様にクラブ一丸となって突き進んでいきたいと思います。東大阪の花園から、日本のスポーツ界を盛り上げていきましょう!」 また、退任する塚原監督は、2020年から監督を務めていた中、見事にチームをJ3に昇格させる手腕を見せていた。しかし、監督ライセンスをA級しか持っておらず、Jリーグでは指揮が執れないことに。そのため強化部ダイレクターに就任する。 塚原氏はクラブを通じてコメントしている。 「いつもご声援いただき、ありがとうございます。今季で監督を退任し、来季より強化部ダイレクターを務めることになりました」 「2022シーズンはFC大阪のJリーグ入会という歴史的な瞬間を迎える事が出来、これ以上無い最高の1年になりました。監督に就任し、3年。吉澤ファウンダー、近藤社長、岡崎GMの支え、理解があってこそ監督業に邁進することが出来ましたし、何よりクラブチームスタッフ、選手たちの協力無しに達成出来なかった結果だと思っております」 「指導はリレーのようなものです。育成年代から前所属の指導者の皆様が育てて下さった選手たちが集結し、チームスタッフ、フロント、サポーターが一枚岩となり、FC大阪ファミリーとして闘うことが出来ました」 「サポーターの皆様には選手に【大阪魂】を入魂していただき、どのチームにも負けない熱い応援でサポートしていただきました。心強かったです。本当にありがとうございました」 「Jリーグ入会がゴールではなく、ここがスタートとなります。Jリーグの舞台でも、FC大阪ファミリーが一丸となり、高みを目指して、共に闘って行きましょう。引き続き熱い応援宜しくお願い致します」 「3年間ありがとうございました。そして最後に…この3年間を死に物狂いでサポートしてくれた妻と家族に感謝します。本当にありがとう」 2022.12.15 17:25 ThuBGパトゥム・ユナイテッドの人気記事ランキング
1
C大阪がタイ代表FWジャルンサック・ウォンコーンをレンタルで獲得! 過去には浦和の練習にも参加「常に100%以上の気持ちで準備していきます」
セレッソ大阪は6日、BGパトゥム・ユナイテッドFC(タイ)のタイ代表FWジャルンサック・ウォンコーン(27)が期限付き移籍で加入することを発表した。 移籍期間は2025年1月5日~6月30日までとなる。 ジャルンサック・ウォンコーンは、エアフォース・ユナイテッドやパタヤ・ユナイテッドFC、サムットプラーカーン・シティFC、BGパトゥム・ユナイテッドFC、ムアントン・ユナイテッドFCとタイ国内でプレーを続けた。 タイ・リーグでは通算149試合22ゴール31アシストを記録。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも2試合に出場していた。 世代別のタイ代表も経験しており、A代表でも17試合1得点を記録。2023年5月にはエカニット・パンヤらとともに浦和レッズの練習にも参加していた。 ジャルンサック・ウォンコーンはクラブを通じてコメントしている。 「セレッソ大阪の一員になれることをとてもうれしく思います。日本でプレーをすることが夢だったので、迷わず決めました。ビッグクラブのセレッソ大阪に加入でき興奮しています」 「私は日本のプレースタイルが好きなので、チームメイトから学び、新しい環境に浸りながら、日々自分自身を向上させ、ピッチ上で全力を尽くします。常に100%以上の気持ちで準備していきます。セレッソ大阪、そしてタイサッカーファンの皆様、応援よろしくお願いします」 2025.01.06 23:00 Mon2
鳥栖退団のDF丸橋祐介が現役引退、C大阪には下部組織から20年在籍…J1通算311試合出場
サガン鳥栖は21日、DF丸橋祐介(34)の現役引退を発表した。 丸橋は2024年から鳥栖でプレー。1年間の在籍で明治安田J1リーグの21試合に出場。天皇杯でも2試合に出場したが、チームは最下位でJ2に降格。契約満了が発表されていた。 丸橋はクラブを通じてコメントしている。 「2024年シーズンをもって引退する事に決めました。サガン鳥栖に関わる全ての関係者の皆様、ファン・サポーターの皆様、そして監督、スタッフ、チームメイトの皆さん本当にありがとうございました!」 「自分自身あまりチームに貢献出来ませんでしたが、このチームにこれてすごく感謝しています。サガン鳥栖がJ1の舞台に戻ってくるのを応援しています!」 大阪府出身の丸橋は、U-15からセレッソ大阪でプレー。そのまま2009年にトップチームに昇格すると、2023年にタイのBGパトゥム・ユナイテッドFCに期限付き移籍するまでC大阪一筋でプレー。2024年に鳥栖へ完全移籍した。 C大阪ではJ1通算311試合18得点を記録。J2でも79試合1得点を記録していた。 J1通算では332試合17得点、J2通算79試合1得点。リーグカップ通算37試合4得点、天皇杯通算28試合1得点。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)通算24試合1得点を記録。タイ・リーグ1で14試合、カップ戦で6試合に出場していた。 2025.01.21 14:55 Tue3
奈良がBGパトゥムのU-23タイ代表DF2人が期限付きで獲得! タイキャンプで合流へ
奈良クラブは6日、BGパトゥム・ユナイテッドFCのDFタワットチャイ・インパコーン(21)、DFチャナパット・ブァパン(20)が期限付き移籍で加入することを発表した。 移籍期間は両選手とも2025年12月31日まで。タイキャンプで合流するとのことだ。 タワットチャイ・インパコーンは、ブリーラム・ユナイテッドFC、ポリステロFCでもプレー。U-23タイ代表としてもプレーしていた。 チャナパット・ブァパンはラパチャFC、ランプーン・ウォーリアー、BGパトゥム・ユナイテッドFCでプレー。同様にU-23タイ代表でのプレー経験がある。 両選手はクラブを通じてコメントした。 <h3>◆DFタワットチャイ・インパコーン</h3> 「チームに加入できることを光栄に思っています。チームとサポーターの皆様のために全力を尽くしていきたいと思います」 <h3>◆DFチャナパット ブァパン</h3> 「この度、奈良クラブに加入でき嬉しい気持ちです。 今回は私にとって素晴らしい経験であり、最善を尽くし、自分の最高のパフォーマンスを発揮したいと思います」 2025.01.06 23:10 Mon4