マドリーが敵地でセビージャに圧巻レモンターダ! アンチェロッティ采配的中で2点差追いつき最後は大エースの劇的AT弾《ラ・リーガ》
2022.04.18 06:11 Mon
ラ・リーガ第32節、セビージャvsレアル・マドリーが17日にサンチェス・ピスフアンで行われ、アウェイのマドリーが2-3で逆転勝利した。3位のセビージャ(勝ち点60)と、首位のレアル・マドリー(勝ち点72)によるシーズン終盤の重要な上位対決。
セビージャは前節、後半アディショナルタイムにラファ・ミル、パプ・ゴメスが決めた2ゴールによってグラナダに競り勝ち、リーグ5戦ぶりの白星を奪取。わずかながら残る逆転優勝、トップ4フィニッシュへ向けて連勝を目指すホームゲームでは負傷離脱中のフェルナンドを除く主力を揃え、マルシャルを最前線に置き2列目にラメラ、パプ・ゴメス、ヘスス・コロナを並べた[4-2-3-1]を採用した。
対するマドリーは一部主力を温存して戦ったヘタフェ戦をカゼミロ、ルーカス・バスケスのゴールによって2-0の快勝。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)のチェルシー戦では初戦のアドバンテージを生かし切れずに一時逆転を許したが、ロドリゴのゴールで延長戦に持ち込むと、最後はヴィニシウスとベンゼマの両エース共演のゴールで勝ち切り、見事に準決勝進出を決めた。
その激闘から中4日で戦うセビージャとのアウェイゲームでは出場停止のカゼミロに加え、メンディとマルセロの左サイドバック2選手が負傷で不在に。これを受け、アンチェロッティ監督は左サイドバックにカルバハルを据えて右サイドバックにルーカス・バスケスを起用。また、ピボーテにクロース、カマヴィンガをモドリッチと共にインテリオールで起用した。
以降は120分を戦ったチェルシー戦の影響をやや感じさせるマドリーに対して、よりフレッシュなセビージャが球際のバトルで優位性を保ちながら右サイドを起点に攻め手を窺う。すると、21分にはモドリッチとのイーブンボールの競り合いでうまく身体を入れてファウルを誘ったパプ・ゴメスがペナルティアーク付近の好位置でFKを獲得。ここでキッカーのラキティッチが右足で直接狙うと、4枚の壁の中央に入っていたミリトンとバルベルデの間を抜けたシュートがゴール左隅に突き刺さった。
相手の壁の作り方の問題もあって以外な形から先制に成功したセビージャは動揺が見えるアウェイチームの隙を突いて畳みかける。
25分、後方でのビルドアップからクンデが左サイドへ対角のロングフィードを供給。高い位置を取っていたアクーニャがヘディングのパスを背後のスペースに落とすと、快足を飛ばしたコロナが遅れての対応となったDFミリトンを振り切ってボックス内に侵入。飛び出したGKクルトワの寸前で右へ折り返すと、ゴール前にフリーで走り込んできたラメラが無人のゴールへ左足のシュートを流し込んだ。
集中力を欠く連続失点で厳しくなったマドリーは、カマヴィンガとクロースの立ち位置を入れ替えるなど、細かい修正を施して立て直しを図る。また、ベンゼマやモドリッチといったベテランを中心に攻守のギアを一段階上げて反撃姿勢を見せる。34分にはボックス手前からベンゼマが強烈なシュートを枠に飛ばすが、これはGKブヌに正面で対応された。
37分には試合の行方に大きな影響を与えかねないシーンが。ハーフウェイライン付近でDFミリトンを背負ったマルシャルが完璧に入れ替わると、慌ててカバーに入ったカマヴィンガがスライディングタックル。ボールに触れずに同胞FWの足を刈る格好に。すでに1枚カードをもらっていたカマヴィンガの退場不可避かに思われたが、主審はノーファウルの判定。さらに、このプレーで痛めたマルシャルがプレー続行不可能となり、ラファ・ミルがスクランブル投入された。
判定に救われて数的同数を維持したマドリーは開き直って残り時間に攻勢を仕掛けたが、リーグ最高の堅守を誇るセビージャにうまく守られて前半を2点ビハインドで終えた。
迎えた後半、逆転に向けて大きな変化が求められるマドリーは退場のリスクがあるカマヴィンガを下げてロドリゴを右ウイングで投入。この交代でクロースが再びピボーテ、バルベルデがインテリオールにポジションを変えた。対するセビージャはコンディションの問題か、パプ・ゴメスを下げてオリベル・トーレスを投入した。
すると、不甲斐ない前半のパフォーマンスを払しょくしようと相手を上回る強度で入ったマドリーが猛攻を見せる。開始直後のモドリッチのスルーパスに抜け出したベンゼマの決定機は相手GKブヌの好守に阻まれるが、前半ほとんど機能していなかった左サイドの崩しから反撃の狼煙を上げるゴールが生まれる。
50分、相手陣内左サイドでボールを受けたカルバハルがヴィニシウスにボールを預けてインナーラップを仕掛ける。そして、ボックス内でカットインしたヴィニシウスのヒールパスを外側で受け直して絶妙なグラウンダークロスを入れると、DFジエゴ・カルロスの死角からニアに飛び出したロドリゴが右足ワンタッチで合わせ、公式戦連発となる今季のラ・リーガ初ゴールとした。
早い時間帯のゴールで完全に勢いづくアウェイチームは直後にもミリトンの強烈なミドルシュートで相手ゴールを脅かすと、左に移ったモドリッチとヴィニシウスが違いを生み相手守備を翻弄。さらに、ボールを失っても強度の高いプレスを敢行し、相手に攻撃の機会を与えない。
一方、前半とは打って変わって防戦一方の展開を強いられるセビージャは62分に2枚替えを敢行。アクーニャとコロナの左サイドのユニットを下げてグデリ、アウグスティンソンを投入。アウグスティンソンはそのまま左サイドバックに入り、グデリはドブレピボーテの一角、ラキティッチはトップ下、オリベルが左ウイングに立ち位置を変えた。
この交代によってセビージャが少しずつ試合を落ち着かせることに成功。試合は始めて拮抗した状況となる。そういった中、72分にはセビージャに後半最初の決定機。オリベルの鮮やかな個人技から左サイドで高い位置に飛び出したアウグスティンソンに繋ぐと、完璧なクロスがゴール前に供給される。だが、ゴール前にフリーで入ったラファ・ミルはヘディングシュートを大きくふかしてしまう。
すると、この直後にはマドリーにビッグチャンス。74分、右サイドでのコンビネーションからルーカス・バスケスが上げたクロスを中央で競ったモドリッチが頭で流すと、ファーサイドでフリーのヴィニシウスが肩口でトラップして右足のシュートを流し込む。当初、主審はハンドの判定を下したが、右肩と腕の微妙な位置でのトラップということでオンフィールドレビューに。カマヴィンガの退場見逃しの精神的な影響もあったか、最終的に当初の判定を支持することになった。
微妙な判定で絶好の同点機を逸したマドリーは、直前から準備していたアセンシオとナチョをモドリッチ、ルーカス・バスケスに代えて投入。すると、この交代策がまたしても嵌る。82分、右CKの二次攻撃からボックス右角でルーズボールを回収したカルバハルがそのままボックス右に持ち込んでグラウンダーのクロスを供給。これをゴール前のナチョが見事な右足インサイドのダイレクトシュートで流し込んだ。
アンチェロッティ采配的中でついに試合を振り出しに戻したマドリーは、気落ちするホームチームを相手にあくまで勝ち点3を奪いに行く首位チームの気概を見せる。そして、完全に流れを掴んだ中でやはり絶対的なエースが勝敗を決する重要な仕事を果たした。
7分が加えられた後半アディショナルタイムの92分にボックス付近でヴィニシウスがボールをキープ。ボックス右で背後を狙うロドリゴへ絶妙なパスを通すと、ゴールライン際で仕掛けたロドリゴからのプルバックを足元に収めたベンゼマが相手守備陣のブロックを冷静に外す右足のシュートをニアサイドに突き刺した。
ホームで2点差を引っくり返されて逆転を許したセビージャは、ここから形振り構わぬ猛攻に打って出たが、GKブヌも攻撃参加した最終盤のパワープレーも実らず。試合はこのままタイムアップ。
前後半で大きく主導権が入れ替わり、一部判定も大きな影響を与えた見どころ満載の上位対決は、前回対戦に続きマドリーが劇的なレモンターダを飾ることになった。
セビージャは前節、後半アディショナルタイムにラファ・ミル、パプ・ゴメスが決めた2ゴールによってグラナダに競り勝ち、リーグ5戦ぶりの白星を奪取。わずかながら残る逆転優勝、トップ4フィニッシュへ向けて連勝を目指すホームゲームでは負傷離脱中のフェルナンドを除く主力を揃え、マルシャルを最前線に置き2列目にラメラ、パプ・ゴメス、ヘスス・コロナを並べた[4-2-3-1]を採用した。
その激闘から中4日で戦うセビージャとのアウェイゲームでは出場停止のカゼミロに加え、メンディとマルセロの左サイドバック2選手が負傷で不在に。これを受け、アンチェロッティ監督は左サイドバックにカルバハルを据えて右サイドバックにルーカス・バスケスを起用。また、ピボーテにクロース、カマヴィンガをモドリッチと共にインテリオールで起用した。
システムの嚙み合わせによってマッチアップが明確となり、立ち上がりから主導権争いが続く。開始9分にはペナルティアーク付近でジョルダンのパスを足元で収めたマルシャルが鋭い反転シュートを狙うが、これはわずかに枠の左に外れる。
以降は120分を戦ったチェルシー戦の影響をやや感じさせるマドリーに対して、よりフレッシュなセビージャが球際のバトルで優位性を保ちながら右サイドを起点に攻め手を窺う。すると、21分にはモドリッチとのイーブンボールの競り合いでうまく身体を入れてファウルを誘ったパプ・ゴメスがペナルティアーク付近の好位置でFKを獲得。ここでキッカーのラキティッチが右足で直接狙うと、4枚の壁の中央に入っていたミリトンとバルベルデの間を抜けたシュートがゴール左隅に突き刺さった。
相手の壁の作り方の問題もあって以外な形から先制に成功したセビージャは動揺が見えるアウェイチームの隙を突いて畳みかける。
25分、後方でのビルドアップからクンデが左サイドへ対角のロングフィードを供給。高い位置を取っていたアクーニャがヘディングのパスを背後のスペースに落とすと、快足を飛ばしたコロナが遅れての対応となったDFミリトンを振り切ってボックス内に侵入。飛び出したGKクルトワの寸前で右へ折り返すと、ゴール前にフリーで走り込んできたラメラが無人のゴールへ左足のシュートを流し込んだ。
集中力を欠く連続失点で厳しくなったマドリーは、カマヴィンガとクロースの立ち位置を入れ替えるなど、細かい修正を施して立て直しを図る。また、ベンゼマやモドリッチといったベテランを中心に攻守のギアを一段階上げて反撃姿勢を見せる。34分にはボックス手前からベンゼマが強烈なシュートを枠に飛ばすが、これはGKブヌに正面で対応された。
37分には試合の行方に大きな影響を与えかねないシーンが。ハーフウェイライン付近でDFミリトンを背負ったマルシャルが完璧に入れ替わると、慌ててカバーに入ったカマヴィンガがスライディングタックル。ボールに触れずに同胞FWの足を刈る格好に。すでに1枚カードをもらっていたカマヴィンガの退場不可避かに思われたが、主審はノーファウルの判定。さらに、このプレーで痛めたマルシャルがプレー続行不可能となり、ラファ・ミルがスクランブル投入された。
判定に救われて数的同数を維持したマドリーは開き直って残り時間に攻勢を仕掛けたが、リーグ最高の堅守を誇るセビージャにうまく守られて前半を2点ビハインドで終えた。
迎えた後半、逆転に向けて大きな変化が求められるマドリーは退場のリスクがあるカマヴィンガを下げてロドリゴを右ウイングで投入。この交代でクロースが再びピボーテ、バルベルデがインテリオールにポジションを変えた。対するセビージャはコンディションの問題か、パプ・ゴメスを下げてオリベル・トーレスを投入した。
すると、不甲斐ない前半のパフォーマンスを払しょくしようと相手を上回る強度で入ったマドリーが猛攻を見せる。開始直後のモドリッチのスルーパスに抜け出したベンゼマの決定機は相手GKブヌの好守に阻まれるが、前半ほとんど機能していなかった左サイドの崩しから反撃の狼煙を上げるゴールが生まれる。
50分、相手陣内左サイドでボールを受けたカルバハルがヴィニシウスにボールを預けてインナーラップを仕掛ける。そして、ボックス内でカットインしたヴィニシウスのヒールパスを外側で受け直して絶妙なグラウンダークロスを入れると、DFジエゴ・カルロスの死角からニアに飛び出したロドリゴが右足ワンタッチで合わせ、公式戦連発となる今季のラ・リーガ初ゴールとした。
早い時間帯のゴールで完全に勢いづくアウェイチームは直後にもミリトンの強烈なミドルシュートで相手ゴールを脅かすと、左に移ったモドリッチとヴィニシウスが違いを生み相手守備を翻弄。さらに、ボールを失っても強度の高いプレスを敢行し、相手に攻撃の機会を与えない。
一方、前半とは打って変わって防戦一方の展開を強いられるセビージャは62分に2枚替えを敢行。アクーニャとコロナの左サイドのユニットを下げてグデリ、アウグスティンソンを投入。アウグスティンソンはそのまま左サイドバックに入り、グデリはドブレピボーテの一角、ラキティッチはトップ下、オリベルが左ウイングに立ち位置を変えた。
この交代によってセビージャが少しずつ試合を落ち着かせることに成功。試合は始めて拮抗した状況となる。そういった中、72分にはセビージャに後半最初の決定機。オリベルの鮮やかな個人技から左サイドで高い位置に飛び出したアウグスティンソンに繋ぐと、完璧なクロスがゴール前に供給される。だが、ゴール前にフリーで入ったラファ・ミルはヘディングシュートを大きくふかしてしまう。
すると、この直後にはマドリーにビッグチャンス。74分、右サイドでのコンビネーションからルーカス・バスケスが上げたクロスを中央で競ったモドリッチが頭で流すと、ファーサイドでフリーのヴィニシウスが肩口でトラップして右足のシュートを流し込む。当初、主審はハンドの判定を下したが、右肩と腕の微妙な位置でのトラップということでオンフィールドレビューに。カマヴィンガの退場見逃しの精神的な影響もあったか、最終的に当初の判定を支持することになった。
微妙な判定で絶好の同点機を逸したマドリーは、直前から準備していたアセンシオとナチョをモドリッチ、ルーカス・バスケスに代えて投入。すると、この交代策がまたしても嵌る。82分、右CKの二次攻撃からボックス右角でルーズボールを回収したカルバハルがそのままボックス右に持ち込んでグラウンダーのクロスを供給。これをゴール前のナチョが見事な右足インサイドのダイレクトシュートで流し込んだ。
アンチェロッティ采配的中でついに試合を振り出しに戻したマドリーは、気落ちするホームチームを相手にあくまで勝ち点3を奪いに行く首位チームの気概を見せる。そして、完全に流れを掴んだ中でやはり絶対的なエースが勝敗を決する重要な仕事を果たした。
7分が加えられた後半アディショナルタイムの92分にボックス付近でヴィニシウスがボールをキープ。ボックス右で背後を狙うロドリゴへ絶妙なパスを通すと、ゴールライン際で仕掛けたロドリゴからのプルバックを足元に収めたベンゼマが相手守備陣のブロックを冷静に外す右足のシュートをニアサイドに突き刺した。
ホームで2点差を引っくり返されて逆転を許したセビージャは、ここから形振り構わぬ猛攻に打って出たが、GKブヌも攻撃参加した最終盤のパワープレーも実らず。試合はこのままタイムアップ。
前後半で大きく主導権が入れ替わり、一部判定も大きな影響を与えた見どころ満載の上位対決は、前回対戦に続きマドリーが劇的なレモンターダを飾ることになった。
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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/C5ToehTqolh/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">⚒Alejandro del Mazo⚒(@delmazotattoo)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.11.04 20:24 Mon2
バロンドール初受賞ロドリの振る舞いが物議…受賞逃したヴィニシウス揶揄のチャントに批判
バロンドールを初受賞したマンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリだが、授賞式後のディナー中の振る舞いが物議を醸している。スペイン『エル・チリンギート』が伝えている。 昨シーズンはシティのプレミアリーグ4連覇、スペイン代表のユーロ2024の立役者となった世界最高峰のピボーテ。ここ数年の圧倒的なパフォーマンスと前述の実績によって有力なバロンドール候補に挙げられていた一方、対抗にはレアル・マドリーのチャンピオンズリーグ、ラ・リーガ2冠に貢献したブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール、スペイン代表DFダニエル・カルバハル、イングランド代表MFジュード・ベリンガムの3選手が挙げられていた。 当初はヴィニシウスの受賞が有力と見られたが、最終的にはシティズンズとラ・ロハの絶対的な司令塔が初受賞した。 この決定に対しては、事前に受賞を逃したことがリークされたか、授賞式参加をボイコットしたマドリー陣営から多くの憤りや不満の声が挙がっていた。 そんななか、ロドリは授賞後のスピーチで「今日は僕にとっての勝利ではなく、スペインフットボール界にとっての勝利」、「多くの友人がフットボールが勝ったと言ってくれた」と、マドリーを揶揄するような発言も行っていた。 一連の発言に関しては特に大きく取り上げられることはなかったが、授賞式後のディナー中の様子を映した動画における煽りが物議を醸すことになった。 一時マンチェスター・シティの公式SNSに投稿され、すぐさま削除された動画ではバロンドール初受賞で興奮するロドリが「ヴィニ、バイバイ!、ヴィニ、バイバイ!、バイバイ、バイバイ!」とのチャントを歌っている姿が映されていた。 これは受賞を逃したヴィニシウスを馬鹿にする意図があったと思われ、マドリディスタを中心にリスペクトを欠く振る舞いだと批判が殺到。そのネガティブな反応によって投稿削除に至った。 なお、マドリーの宿敵であるアトレティコ・マドリー出身のロドリは、今回の一件以外にもユーロ制覇後の祝賀会での「ジブラルタルはスペインのものだ」との発言が問題視され、1試合の出場停止を科された過去もあった。 授賞式前のマドリーサイドの振る舞いにフラストレーションを溜めたゆえの行動で、内輪だけであれば大きな問題とはならなかっただけに、動画を投稿した側に責任の大半はあるが、ユーロ後の反省を活かして自重したいところだった。 <span class="paragraph-title">【動画】ロドリの物議醸したチャント</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"> ¡RODRI SE ACUERDA DE VINICIUS celebrando el BALÓN DE ORO!<br><br> El Manchester City sube... y borra un vídeo del mediocentro festejando su galardón.<br><br> '¡Vini ciao, Vini ciao, ciao, ciao!' <a href="https://t.co/HOjd86eQ9K">pic.twitter.com/HOjd86eQ9K</a></p>— El Chiringuito TV (@elchiringuitotv) <a href="https://twitter.com/elchiringuitotv/status/1851402080600117536?ref_src=twsrc%5Etfw">October 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.31 06:30 Thu3
8時間で1年分の雨により死者多数…バレンシアを襲った暴風雨で試合延期に、レアルは練習前に1分間の黙祷と声明「あらゆる支援と愛情を」
スペインを襲った集中豪雨により試合の延期が決定した。スペイン『アス』が伝えた。 30日、コパ・デル・レイが行われる予定だったバレンシアだったが、パルラ・エスクエラ戦が中止となった。 スペインでは記録的な集中豪雨が続いており、街は洪水の被害に。バレンシア州は特に壊滅的な被害を受けており、8時間で1年分の雨が降るという衝撃の降水量を記録している。 死者も劇的に増加している状況の中、バレンシアは6部を戦うパルラとのアウェイゲームが中止に。また、週末に予定されているレアル・マドリーとのホームゲームも中止を要請する予定とのことだ。 バレンシアは2023年2月にはカンパナール火災が発生し、11名が犠牲に。グラナダとの試合の延期を要請していた。しかし、今回の豪雨は比較にならないほどの被害が出ており、すでに数十人が死亡。街は壊滅し、道路閉鎖され、公共交通機関もストップしている。 なお、バレンシアと対戦予定のレアル・マドリーは、30日のトレーニング前に1分間の黙祷を下げ、声明を発表した。 「レアル・マドリー、会長、理事会は、我が国の多くの地域、特にバレンシア州、アルバセテ州で被害を受け、暴風雨により亡くなった人々の家族と愛する人たちに哀悼の意を表する」 「レアル・マドリードは、この大惨事の影響を受けた全国民に深い驚きと連帯を表明し、あらゆる支援と愛情を伝える」 <span class="paragraph-title">【閲覧注意】甚大な暴風の被害を受けたバレンシア州…一夜明け車が道路で山積みに</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr">| AHORA: Enormes inundaciones en Valencia. <a href="https://t.co/6b7xG3nRwQ">pic.twitter.com/6b7xG3nRwQ</a></p>— Alerta News 24 (@AlertaNews24) <a href="https://twitter.com/AlertaNews24/status/1851416327069511790?ref_src=twsrc%5Etfw">October 30, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">INUNDACIONES EN VALENCIA <a href="https://t.co/mpEyh0axYi">pic.twitter.com/mpEyh0axYi</a></p>— Alerta News 24 (@AlertaNews24) <a href="https://twitter.com/AlertaNews24/status/1851591245983813935?ref_src=twsrc%5Etfw">October 30, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">INUNDACIONES EN VALENCIA <br><br>- Enormes lluvias y catastróficas inundaciones producto de la DANA.<br>- Al menos 51 muertos y no se descarta que continúe aumentando la cifra.<br>- Varios desaparecidos.<br>- Búsqueda de heridos y desaparecidos por parte de bomberos y militares. Pueden… <a href="https://t.co/BqyVv8H9Dx">pic.twitter.com/BqyVv8H9Dx</a></p>— Alerta News 24 (@AlertaNews24) <a href="https://twitter.com/AlertaNews24/status/1851570590857007166?ref_src=twsrc%5Etfw">October 30, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.30 22:50 Wed4
ムバッペが直面するヴィニシウスとの共存にレアル・マドリーならではのプレッシャー…元主砲ベンセマ「アンチェロッティがどうするかを見てみよう」
アル・イテハドFWカリム・ベンゼマがレアル・マドリーで本来の力を発揮できずにいるフランス代表での後輩FWキリアン・ムバッペについてを語った。スペイン『マルカ』が報じた。 今夏に長らくの相思相愛ぶりが実を結び、パリ・サンジェルマン(PSG)からレアル・マドリーにフリー加入したムバッペ。今季のここまで公式戦14試合で8得点2アシストだが、フィット感だけでなく、期待値の高さが故、サポーターを100%納得させるに至っていない。 かつてのレアル・マドリーでポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの陰に隠れる時期を経て、主砲として確固たる地位を築き、バロンドールも射止めたベンゼマはスペイン『EI Chiringuito TV』でここまでのムバッペについて、使われ方に問題があると話す。 「僕が思う問題はムバッペがセンターフォワードではないということ。9番としてプレーしたときはフランス代表でも良くないし、彼のポジションじゃない。問題は左サイドに彼と同じレベルの選手がいること。ヴィニを右サイドやセンターフォワードに置いたりなんてできないし、彼が違いを生み出せるのは左サイドだ。(カルロ・)アンチェロッティがどうするかを見てみよう」 そう同じく左サイドがメインポジションのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールと共存する術を見いだしていく必要性を説くと、こう自身の意見を続けた。 「アンチェロッティがヴィニシウスを動かすとは思わない。彼はそのポジションで現在の世界最高だ。ムバッペは自分が9番だと考えるべきだし、左サイドのことを忘れないといけない。彼も左サイドでとても優秀だけど、これからは他のポジションでもそうなる必要がある」 また、自身の1年目を振り返りながら、ゴールという結果で期待に応えつつ、レアル・マドリーならではプレッシャーと付き合っていく必要があるとアドバイスした。 「僕が1年目だったときの状況とキリアンの状況は異なる。僕は21歳で、彼は25歳だし、同じじゃない。でも、彼もレアル・マドリーで大きなプレッシャーがかかるのは理解している。ゴールを決めないとね。2、3試合でゴールなしだと殺される。それを付き合っていくのを学ばないと。そういうプレッシャーを自らかけていく必要もある。どの試合も新しく、そのなかでゴールを決めないとね。彼らはそのために獲得したわけだし、そのレベルにある」 2024.11.05 15:15 Tue5