過密日程嘆くガスペリーニ、ローテーション失敗で落胆「もっと良い結果を期待していた」

2022.04.11 11:05 Mon
Getty Images
アタランタジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督がローテーションで臨んだ試合の結果に肩を落とした。『フットボール・イタリア』が伝えている。
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10日に行われたセリエA第32節でサッスオーロと対戦したアタランタ。3日に第31節のナポリ戦、7日にはヨーロッパリーグ(EL)でRBライプツィヒとのアウェイゲームを戦ったため、今節はメンバーを大幅に入れ替えて臨んだ。しかし、24分に先制されると、後半にも1失点。後半アディショナルタイムに途中出場のFWルイス・ムリエルが1点を返すも、2-1で敗れた。
試合後の会見でガスペリーニ監督は、ローテーションで起用したメンバーのクオリティと決定力が欠けていたことを悔やんだ。

「木曜日にヨーロッパリーグのアウェイゲームを戦い、日曜日に再び試合をこなすことは簡単ではない。だから、今節はメンバーをローテーションさせた」
「フレッシュな選手を求めていたが、必要なクオリティと精度を備えていなかった。前半はオープンな展開であり、カウンターアタックでゴールに迫ることもあったが、ゴール前でミスを犯してしまった。正直なところ、もっと良い結果を期待していた」

「セリエAのシーズン後半は、ケガやインターナショナルマッチなど、様々な理由で悪い結果になってしまった。数多くの試合があるなかで、その競争力をほとんど維持することができなかった」

また、14日にEL準々決勝2ndレグでライプツィヒとのホームゲームを控えるイタリア人指揮官は、ELの結果次第ではリーグ戦で動きを見せなければならないと語った。

「岐路は木曜日だ。もし、EL準決勝に進出することができれば、今シーズンは良い結果になる。だが、もしそうでなければ、セリエAの残り7試合でヨーロッパの主要大会への出場権を得るために何か特別なことをしなくてはならない」

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