【ラ・リーガ第31節プレビュー】久保が今季初ゴール奪ったアトレティコと再戦! 欧州戦控える上位陣は格下と対戦
2022.04.08 19:00 Fri
先週末に行われたインターナショナルマッチウィーク明けの第30節ではセビージャとの上位対決を制したバルセロナ、レアル・マドリー、アトレティコ・マドリー、ベティスといった上位陣が勝ち点3を積み上げた。
なお、ヘタフェ戦では代表戦帰りのコンディション、数的不利を考慮されて試合終盤の途中出場となった久保だが、今回の対戦相手のアトレティコは今季リーグ戦初ゴールを挙げて劇的勝利に導いた相性の良い相手だ。そのため、スタートからの起用を期待したいところだ。
対するアトレティコは前節、アラベスを相手にFWフェリックスとFWルイス・スアレスのドブレーテの共演で4-1の大勝。リーグ連勝を「6」に伸ばした。ただ、直近に行われたチャンピオンズリーグ(CL)では敵地でマンチェスター・シティを相手に一時[5-5-0]の超守備的布陣でホームチームを苦しめたが、最終的に0-1で敗戦。ほぼ決定機0に終わった攻撃に大きな課題を残した。13日にはホームでのリターンレグを控えるため、ターンオーバーが見込まれるが、降格圏脱出を目指す相手に隙を見せれば、屈辱のシーズンダブルを喫する可能性もある。
CLベスト4進出に圧倒的優位な立場にいるアンチェロッティ率いるチームだが、昨季の準決勝で見せつけられた前大会王者の底力を考えれば、決して油断できない。そのため、今回のヘタフェ戦では2位以下に大きな勝ち点差があることもあり、大幅なターンオーバーを行う可能性もある。その中でFWロドリゴやFWアセンシオ、MFルーカス・バスケス、MFカマヴィンガといった準主力選手たちのパフォーマンスに期待したいところだ。
その首位チームを暫定12ポイント差で追う2位のバルセロナ(勝ち点57)は、最下位に沈むレバンテ(勝ち点22)を相手に7連勝を狙う。前節のセビージャ戦をMFペドリのスーペルゴラッソで1-0と勝ち切ったチャビ率いるチームだったが、ミッドウィークのヨーロッパリーグ(EL)では敵地でフランクフルト相手に1-1のドロー。相手のハイパフォーマンスはあったものの、全体的に身体の重さが目立った上、DFピケが負傷交代するアクシデントにも見舞われた。
これにより、カンプ・ノウで行われるリターンレグにより力を注ぐ必要があり、レバンテとのアウェイゲームでは再びターンオーバーを行う可能性が高そうだ。フランクフルト戦で精彩を欠いたFWアダマ・トラオレや出番がなかったMFニコ・ゴンサレスらの活躍に期待したい。
ヨーロッパのコンペティションを戦う上位チームとの差を詰めたい3位のセビージャ(勝ち点57)と、5位のベティス(勝ち点53)のセビージャ勢はいずれも降格圏手前の16位グラナダ(勝ち点29)と、17位カディス(勝ち点28)と対戦する。
バルセロナ相手の敗戦によって4戦白星から遠ざかるロペテギ率いるチームは、FWオカンポスやFWエン=ネシリら湿りがちな攻撃陣の奮起が求められる。一方、オサスナ相手に4-1の快勝を収めたベティスはトップ4争いに踏み止まる上で勝ち点3奪取が必須。そのオサスナ戦で7試合ぶりのゴールを含め2ゴール2アシストの圧巻のパフォーマンスを見せたFWフアンミの2戦連発に期待したいところだ。
また、CLでバイエルン相手に先勝するサプライズを起こした7位のビジャレアル(勝ち点45)は、8位のアスレティック・ビルバオ(勝ち点44)と対戦。来シーズンのヨーロッパの戦いに出場するためには勝ち点3を積み上げる必要があるが、エメリ監督はこの一戦にどんなメンバーを送り込むことになるのか。
最後に、降格圏の19位に沈むアラベスでは今季途中就任のメンディリバル監督を解任し、今節から過去にベティスやビジャレアルを率いたフリオ・ベラスケス新監督を招へいしており、その初陣となるオサスナ戦で浮上のキッカケを掴めるか。
《ラ・リーガ第31節》
▽4/8(金)
《28:00》
セビージャ vs グラナダ
▽4/9(土)
《21:00》
カディス vs ベティス
《23:15》
マジョルカ vs アトレティコ・マドリー
《25:30》
ビジャレアル vs アスレティック・ビルバオ
《28:00》
レアル・マドリー vs ヘタフェ
▽4/10(日)
《21:00》
オサスナ vs アラベス
《23:15》
エスパニョール vs セルタ
《25:30》
エルチェ vs レアル・ソシエダ
《28:00》
レバンテ vs バルセロナ
▽4/11(月)
《28:00》
ラージョ vs バレンシア
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痺れるヨーロッパの戦いの間に開催される今節では、MF久保建英を擁する18位のマジョルカ(勝ち点26)と、4位のアトレティコ(勝ち点57)の一戦に注目が集まる。マジョルカは前節、ハビエル・アギーレ新監督の初陣でヘタフェと対戦。共に[5-3-2]の守備的な布陣を採用し、ロングボールが飛び交うクローズな展開となった中、DFルッソの退場が響き0-1の敗戦。新体制での初陣を飾れず、リーグ7連敗となった。初勝利を目指す新体制初のホームゲームでは指揮官の古巣アトレティコという強敵と対戦。ヘタフェ戦では守備の整備を重視した采配を見せたメキシコ人指揮官だが、格上相手の一戦ではそのスタイルを継続するのか。対するアトレティコは前節、アラベスを相手にFWフェリックスとFWルイス・スアレスのドブレーテの共演で4-1の大勝。リーグ連勝を「6」に伸ばした。ただ、直近に行われたチャンピオンズリーグ(CL)では敵地でマンチェスター・シティを相手に一時[5-5-0]の超守備的布陣でホームチームを苦しめたが、最終的に0-1で敗戦。ほぼ決定機0に終わった攻撃に大きな課題を残した。13日にはホームでのリターンレグを控えるため、ターンオーバーが見込まれるが、降格圏脱出を目指す相手に隙を見せれば、屈辱のシーズンダブルを喫する可能性もある。
そのアトレティコとは異なり、CLでは敵地でチェルシーを相手にFWベンゼマの圧巻のハットトリックで3-1と先勝したリーグ首位のレアル・マドリー(勝ち点69)。12日にサンティアゴ・ベルナベウでのリターンレグを控える中、今節は前回対戦で敗れた14位のヘタフェ(勝ち点32)とのリベンジマッチに臨む。
CLベスト4進出に圧倒的優位な立場にいるアンチェロッティ率いるチームだが、昨季の準決勝で見せつけられた前大会王者の底力を考えれば、決して油断できない。そのため、今回のヘタフェ戦では2位以下に大きな勝ち点差があることもあり、大幅なターンオーバーを行う可能性もある。その中でFWロドリゴやFWアセンシオ、MFルーカス・バスケス、MFカマヴィンガといった準主力選手たちのパフォーマンスに期待したいところだ。
その首位チームを暫定12ポイント差で追う2位のバルセロナ(勝ち点57)は、最下位に沈むレバンテ(勝ち点22)を相手に7連勝を狙う。前節のセビージャ戦をMFペドリのスーペルゴラッソで1-0と勝ち切ったチャビ率いるチームだったが、ミッドウィークのヨーロッパリーグ(EL)では敵地でフランクフルト相手に1-1のドロー。相手のハイパフォーマンスはあったものの、全体的に身体の重さが目立った上、DFピケが負傷交代するアクシデントにも見舞われた。
これにより、カンプ・ノウで行われるリターンレグにより力を注ぐ必要があり、レバンテとのアウェイゲームでは再びターンオーバーを行う可能性が高そうだ。フランクフルト戦で精彩を欠いたFWアダマ・トラオレや出番がなかったMFニコ・ゴンサレスらの活躍に期待したい。
ヨーロッパのコンペティションを戦う上位チームとの差を詰めたい3位のセビージャ(勝ち点57)と、5位のベティス(勝ち点53)のセビージャ勢はいずれも降格圏手前の16位グラナダ(勝ち点29)と、17位カディス(勝ち点28)と対戦する。
バルセロナ相手の敗戦によって4戦白星から遠ざかるロペテギ率いるチームは、FWオカンポスやFWエン=ネシリら湿りがちな攻撃陣の奮起が求められる。一方、オサスナ相手に4-1の快勝を収めたベティスはトップ4争いに踏み止まる上で勝ち点3奪取が必須。そのオサスナ戦で7試合ぶりのゴールを含め2ゴール2アシストの圧巻のパフォーマンスを見せたFWフアンミの2戦連発に期待したいところだ。
また、CLでバイエルン相手に先勝するサプライズを起こした7位のビジャレアル(勝ち点45)は、8位のアスレティック・ビルバオ(勝ち点44)と対戦。来シーズンのヨーロッパの戦いに出場するためには勝ち点3を積み上げる必要があるが、エメリ監督はこの一戦にどんなメンバーを送り込むことになるのか。
最後に、降格圏の19位に沈むアラベスでは今季途中就任のメンディリバル監督を解任し、今節から過去にベティスやビジャレアルを率いたフリオ・ベラスケス新監督を招へいしており、その初陣となるオサスナ戦で浮上のキッカケを掴めるか。
《ラ・リーガ第31節》
▽4/8(金)
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《23:15》
マジョルカ vs アトレティコ・マドリー
《25:30》
ビジャレアル vs アスレティック・ビルバオ
《28:00》
レアル・マドリー vs ヘタフェ
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《23:15》
エスパニョール vs セルタ
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エルチェ vs レアル・ソシエダ
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