ヒザの大ケガ乗り越え代表復帰のFW清家貴子、こだわる個の力「大事にしていきたい」
2022.04.05 18:25 Tue
なでしこジャパン候補メンバーが4日からトレーニングキャンプをスタート。5日は合宿2日目を迎えた。
昨年10月に新体制がスタートしたなでしこジャパン。1月から2月にかけてはAFC女子アジアカップを戦ったものの、目指した大会3連覇を逃していた。
それでも2023年に開催されるFIFA女子ワールドカップ(W杯)の出場権を確保。そこに向けた強化がスタートする。
2日目のトレーニングを前に、FW清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)がメディアのオンライン取材に応対した。
久々のなでしこジャパン招集となった清家。池田太監督が率いるチームについての印象は「監督も代わって、雰囲気もちょっと違うというのはありますが、それぞれ個性があります」とコメント。「まだプレーはしていない段階ですが、みんなのプレーが見てみたい、その中で自分がどれだけやれるかを知りたいと思います」と、これからの合宿が楽しみであると語った。
FW登録だが浦和レディースではサイドバックでプレーしている清家。スピードと思い切りの良い飛び出しが武器だが、「受ける前のポジショニングやボールが来る直前の判断。ワンタッチで前に出したりスルーしたり、ワンツーだったりのアイデアは、自分が持っているところかなと思います」と、自分の特徴についてコメント。代表でのプレーイメージについては「右サイドバックをやるつもりでは来ていますが、監督にもどこでやるか決まっていないと言われたので、どこでも準備はできています」と、どのポジションでもアピールしたいと語った。
高倉監督時代にも招集されたことがある清家。なでしこジャパンを知って変わったところについては「守備の仕方です。自チームでは個の力が大きくて、代表ではそれに加えて組織で守ることを大事にしています」とコメント。「世界で戦う上ではとても大切なので、合宿でものにしていきたいと思います」と語り、チームとして連動して守ることを見せていきたいとした。
その清家は2020年12月の皇后杯決勝で負傷。左ひざ前十字じん帯損傷という重傷を負い、手術を行った。
その影響もあり東京オリンピックも逃すことになったが、「オリンピックを見ていて、自分がこの舞台でプレーできるチャンスがあったと思うと悔しいですが、サッカー人生が続いて、W杯、オリンピックがあるので、そこに向けて良い準備をしようと思いました」と、気持ちを切り替えて、先のキャリアを見るようにしたと語った。
一方で、自分がプレーしていたらという想像については「自分の場合は攻撃力、スピードが武器なので、速い相手に対して自分だったらこういうプレーができたな、仕掛けられたな、相手をひっくり返すプレーができたなと見ていました」とし、出ていることをイメージして試合を観ていたという。
その後、リハビリを行い現在は復帰。WEリーグでも14試合に出場し2得点を決めるなど、復活した姿をピッチで見せている。
清家はリハビリについて「自分の中でリハビリの期間はそんなに早くなくて、12月にケガをして9月からリーグが始まるので、ゆっくり時間をかけて治せました」とコメント。「リーグが始まってからも経過は良かったです。W杯予選に行く準備もできていたと思います」と、WEリーグ開幕までしっかりと時間をかけて治したことが良かったとした。
その清家だが、やはり個の部分では勝負したい様子。アピールポイントとしても「組織で守る、攻めるを前提として、攻撃の部分では他の人と違う部分、シュートやアシストなど得点に絡む部分を見てもらいたいと思います」とコメント。「ここ数年欧米のチームと対戦していないので、実際に対面した時の差はわからないですが、個の部分はチームで磨けていると思います」と、浦和レディースで個の力を上げられているとし、「チームでは個が強くて常に一対一なので、そこが通用するのかを見ていきたいと思います」と、攻守で個の力を見せたいとした。
そこには自分でもこだわりがあるとし、「個の力という部分は大事にしていきたいですし、縦への推進力、クロス、シュートという部分は見せていきたいと思います」とコメント。「それを練習でアピールして、試合で出すことが日本のためになると思うので、そこは見せていきたいと思います」と、サイドバックとしてのアピールもしていきたいとした。
昨年10月に新体制がスタートしたなでしこジャパン。1月から2月にかけてはAFC女子アジアカップを戦ったものの、目指した大会3連覇を逃していた。
2日目のトレーニングを前に、FW清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)がメディアのオンライン取材に応対した。
久々のなでしこジャパン招集となった清家。池田太監督が率いるチームについての印象は「監督も代わって、雰囲気もちょっと違うというのはありますが、それぞれ個性があります」とコメント。「まだプレーはしていない段階ですが、みんなのプレーが見てみたい、その中で自分がどれだけやれるかを知りたいと思います」と、これからの合宿が楽しみであると語った。
池田監督のサッカーについては「監督のイメージとしては、守備の部分で規則を持っているというか、守備的な部分のイメージが強いです」とコメント。「そこに関しては、代表のやり方に合わせたいですし、攻撃の部分は代表の中でも個性として出していきたいと思います」と、自身の攻撃力を見せたいとした。
FW登録だが浦和レディースではサイドバックでプレーしている清家。スピードと思い切りの良い飛び出しが武器だが、「受ける前のポジショニングやボールが来る直前の判断。ワンタッチで前に出したりスルーしたり、ワンツーだったりのアイデアは、自分が持っているところかなと思います」と、自分の特徴についてコメント。代表でのプレーイメージについては「右サイドバックをやるつもりでは来ていますが、監督にもどこでやるか決まっていないと言われたので、どこでも準備はできています」と、どのポジションでもアピールしたいと語った。
高倉監督時代にも招集されたことがある清家。なでしこジャパンを知って変わったところについては「守備の仕方です。自チームでは個の力が大きくて、代表ではそれに加えて組織で守ることを大事にしています」とコメント。「世界で戦う上ではとても大切なので、合宿でものにしていきたいと思います」と語り、チームとして連動して守ることを見せていきたいとした。
その清家は2020年12月の皇后杯決勝で負傷。左ひざ前十字じん帯損傷という重傷を負い、手術を行った。
その影響もあり東京オリンピックも逃すことになったが、「オリンピックを見ていて、自分がこの舞台でプレーできるチャンスがあったと思うと悔しいですが、サッカー人生が続いて、W杯、オリンピックがあるので、そこに向けて良い準備をしようと思いました」と、気持ちを切り替えて、先のキャリアを見るようにしたと語った。
一方で、自分がプレーしていたらという想像については「自分の場合は攻撃力、スピードが武器なので、速い相手に対して自分だったらこういうプレーができたな、仕掛けられたな、相手をひっくり返すプレーができたなと見ていました」とし、出ていることをイメージして試合を観ていたという。
その後、リハビリを行い現在は復帰。WEリーグでも14試合に出場し2得点を決めるなど、復活した姿をピッチで見せている。
清家はリハビリについて「自分の中でリハビリの期間はそんなに早くなくて、12月にケガをして9月からリーグが始まるので、ゆっくり時間をかけて治せました」とコメント。「リーグが始まってからも経過は良かったです。W杯予選に行く準備もできていたと思います」と、WEリーグ開幕までしっかりと時間をかけて治したことが良かったとした。
その清家だが、やはり個の部分では勝負したい様子。アピールポイントとしても「組織で守る、攻めるを前提として、攻撃の部分では他の人と違う部分、シュートやアシストなど得点に絡む部分を見てもらいたいと思います」とコメント。「ここ数年欧米のチームと対戦していないので、実際に対面した時の差はわからないですが、個の部分はチームで磨けていると思います」と、浦和レディースで個の力を上げられているとし、「チームでは個が強くて常に一対一なので、そこが通用するのかを見ていきたいと思います」と、攻守で個の力を見せたいとした。
そこには自分でもこだわりがあるとし、「個の力という部分は大事にしていきたいですし、縦への推進力、クロス、シュートという部分は見せていきたいと思います」とコメント。「それを練習でアピールして、試合で出すことが日本のためになると思うので、そこは見せていきたいと思います」と、サイドバックとしてのアピールもしていきたいとした。
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