元リバプールのダウニング氏が“同期”のヘンダーソン称賛 「彼の姿勢は評価しなければ」

2022.03.25 16:51 Fri
Getty Images
かつてリバプールに所属した元イングランド代表MFのスチュワート・ダウニング氏がMFジョーダン・ヘンダーソンを称えた。

ダウニング氏は2011年夏にアストン・ビラからリバプールへ加入。即戦力としての期待がかけられていたが、初年度は36試合に出場しながら無得点に終わると、翌シーズンから就任したブレンダン・ロジャーズ監督の下では出場機会を減らし、2013年夏にウェストハムへ移籍した。その後はミドルズブラ、ブラックバーンでプレーし、2021年に引退を発表している。

今週末に開催されるバルセロナとのレジェンド同士によるチャリティーマッチに「LFCレジェンズ」として出場する予定のダウニング氏は、クラブ公式サイトのインタビューに応じた際、自身と同じく2011年夏にクラブに加入して現在はチームの主将を務めるヘンダーソンを称賛。ひたむきに努力を続ける姿勢があったからこそ、現在の地位を築いていると称えた。
「毎年、コツコツと上達していく彼の姿勢は評価しなければならないね。そうした姿勢があるからこそ、彼はこの先もやっていけると思う」

「彼は何人かの監督の下で、多くの異なる選手と共にプレーしてきた。それでも彼は、毎週常にプレーできているように思う。監督たちは頼りにしているんだよ。それは彼の姿勢や能力があるからこそだね」
「毎週プレーしていることこそが、最大の褒め言葉だろう。彼の周りにはワールドクラスの選手たちがいて、そのうちの何人かは試合に出られない。それが、私が彼に与えられる最大の称賛になる」

また、ダウニング氏は自身も所属したブラックバーンに昨シーズンレンタル移籍していたMFハーヴェイ・エリオットにも言及。今季序盤に大ケガを負ってしまったものの、その前にはチームで先発の座をつかんでいたことを称えている。

「彼は自分が中盤の位置でプレーできると気づいた。ブラックバーンでは、1回か2回くらいしかそこでプレーしていなかったと思う。それでも彼は今季の最初から何人かのトップ選手より優先されて起用され、ポジションを得ていたと思う」

「リバプールでクロップの指導を受けることは、彼にとって大きな意味があるだろう。彼はワールドクラスの選手たちと毎日プレーしており、そのレベルは本当に信じられないほど高い」

「スタート時のケガがなければ、彼はチーム内でより大きな役割を担っていただろう。だからその点で、彼を称えるべきだ。間違いなく高い能力を持っているのだからね」

スチュワート・ダウニングの関連記事

元イングランド代表MFスチュワート・ダウニング(37)が現役引退を発表した。 ダウニングはミドルズブラの下部組織出身で、2003年7月にファーストチームへ昇格すると10月にサンダーランドへと短期レンタル移籍。12月に復帰していた。 2009年7月にアストン・ビラへと移籍すると、2011年7月にはリバプールへ 2021.08.02 21:35 Mon
チャンピオンシップ(イングランド2部)のブラックバーンは21日、元イングランド代表MFスチュワート・ダウニング(34)の加入を発表した。契約期間は1年間となっている。 レフティーのウインガー兼攻撃的MFのダウニングはミドルズブラでプロデビュー。その後、アストン・ビラやリバプール、ウェストハムでプレー後、2015年 2019.06.22 00:34 Sat

リバプールの関連記事

リバプールのアルネ・スロット監督が、去就が注目されるイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドについて語った。 プレミアリーグで首位を快走するリバプール。追いかける2位のアーセナルが勝ち点を取りこぼしている隙に差を広げ、29試合を終えて勝ち点差「12」という状況だ。 そのリバプールは2日にプレ 2025.04.01 23:30 Tue
リバプールの日本代表MF遠藤航が、プレシーズンツアーで来日するにあたり、インタビューに応えた。 リバプールは3月31日、2025-26シーズンに向けたプレシーズンツアーをアジアで行うことを発表。香港と日本を訪れることが決定した。 香港ではすでにミランと対戦することまで発表されている一方で、日本での対戦相手は 2025.04.01 21:30 Tue
インターナショナルマッチウィーク前に行われた前節は2位のアーセナル、3位のノッティンガム・フォレストがいずれも勝利。一方、第2集団ではマンチェスター・シティvsブライトン&ホーヴ・アルビオンがドローに終わるなど引き続き混戦模様だ。 代表戦明けの先週末はFAカップ準々決勝が開催されたなか、ミッドウィーク開催となる第 2025.04.01 20:00 Tue
リバプールの日本代表MF遠藤航(32)に対してフランクフルトが問い合わせを行ったとのこと。ただ、問題もあるようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。 2023年8月にシュツットガルトからリバプールに完全移籍した遠藤。ユルゲン・クロップ監督の下では、徐々にその存在感を発揮すると、中盤の底でポジションを確保し、大き 2025.04.01 14:40 Tue
ウェイン・ルーニー氏がリバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(26)のレアル・マドリーへの移籍を支持した。イギリス『BBC』のインタビューで答えている。 ルーニー氏は自身の現役時代を振り返りながら、今夏にマドリーへ移籍することが濃厚なアレクサンダー=アーノルドを支持した。 「も 2025.04.01 13:00 Tue

プレミアリーグの関連記事

トッテナム・ホットスパーは2日、U-18イングランド代表MFカラム・オルセシ(18)との契約延長を発表した。新契約は2029年夏までとなる。 スパーズの下部組織出身のオルセシは、1月に行われたヨーロッパリーグ(EL)のホッフェンハイム戦でファーストチームデビューを果たした。 プレミアリーグでのデビューはまだ 2025.04.02 19:15 Wed
ノッティンガム・フォレストのヌーノ・エスピリト・サント監督が、マンチェスター・ユナイテッド戦の勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 1日、プレミアリーグ第30節でフォレストはホームにユナイテッドを迎えた。 チャンピオンズリーグ(CL)出場権を争うフォレストと、低迷が続くユナイテッドの一戦。試合はユナ 2025.04.02 13:45 Wed
ノッティンガム・フォレストのスウェーデン代表FWアンソニー・エランガが1日に行われ、1-0で勝利したプレミアリーグ第30節マンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。 12歳から所属した古巣との一戦。開始5分にCKを跳ね返した流れからエランガがロングカウンターを発動すると、FWアレハンドロ・ガルナチョのスライディ 2025.04.02 12:30 Wed
アーセナルのミケル・アルテタ監督が1日にホームで行われ、2-1で勝利したプレミアリーグ第30節フルアム戦後にコメントした。 代表ウィーク明けの一戦で約3カ月半ぶりの復帰となるFWブカヨ・サカがベンチ入りしたアーセナルは、前半終盤の37分にMFミケル・メリーノが先制ゴールを奪うと迎えた後半、67分から出場したサカが 2025.04.02 09:30 Wed
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が1日にアウェイで行われ、0-1で敗れたプレミアリーグ第30節ノッティンガム・フォレスト戦を振り返った。 開始5分にFWアンソニー・エランガにロングカウンターから恩返し弾を許して早々に追う展開となったユナイテッドは堅守フォレスト相手にセットプレー以外でなかなか好機 2025.04.02 08:45 Wed

記事をさがす

スチュワート・ダウニングの人気記事ランキング

1

ミドルズブラやリバプールで活躍した元イングランド代表ウインガーのダウニングが現役引退

元イングランド代表MFスチュワート・ダウニング(37)が現役引退を発表した。 ダウニングはミドルズブラの下部組織出身で、2003年7月にファーストチームへ昇格すると10月にサンダーランドへと短期レンタル移籍。12月に復帰していた。 2009年7月にアストン・ビラへと移籍すると、2011年7月にはリバプールへと完全移籍。その後、ウェストハムを経て2015年7月にミドルズブラへと復帰した。 2019年7月にはブラックバーンへと完全移籍すると、2020年7月に一度退団。11月に再契約するも、2021年6月をもって退団していた。 キャリアを通じてはプレミアリーグで408試合に出場し37ゴール48アシスト、チャンピオンシップ(イングランド2部)で182試合に出場し10ゴール23アシストを記録していた。 左サイドを主戦場に、右サイドや中央、ウイングでもプレーしたダウニング。クロス精度には定評があり、多くのアシストを創出。やリア終盤はトップ下でもプレーしていた。 世代別のイングランド代表を経験すると、A代表でも35試合に出場。2006年のドイツ・ワールドカップでは途中出場ながら3試合でプレーした。そこからしばらくのブランクがありながらも再び代表に復帰すると、2012年のユーロでもメンバー入り。再び代表から離れたが2014年11月に1試合出場したのが最後だった。 ダウニングが育ったミドルズブラは引退のコメントを発表している。 「夏の間、家族とリラックスして塾考した結果、プロサッカー選手を辞める時が来たと思った」 「何よりもまず、キャリアを通してサポートしてくれた、母と父、姉妹、そして妻と2人の子供達に大いに感謝したい」 「僕のキャリアに最も大きな影響を与えた父には特別にメッセージを送りたい。彼が僕にしてくれたことの全てに対して感謝している」 「僕のキャリアでプレーした全てのクラブとその素晴らしいファン、スタッフの全てに感謝したい。また、プレーした全ての素晴らしい監督にも感謝したい」 「子供の頃、僕は自分がプレーしたチームのためにプレーすること、そしてピッチを共にした選手たちと共に戦うことを夢にしか見ていなかった。何年にもわたり、信じられない選手たちと対戦した」 「イングランド代表として35試合プレーしたことを誇りに思って振り返り、一生続く素晴らしい思い出を作った。自分のキャリアを積めたことは、とても幸運なことだ」 「それがメディアであれ、指導者であれ、クラブのフロントであれ、将来にはワクワクしかない。長年にわたって試合から多くのことを学び、他の人に伝えられることを願って、多くの経験を積んできたんだ」 「全てに感謝する」 2021.08.02 21:35 Mon
2

元リバプールのダウニング氏が“同期”のヘンダーソン称賛 「彼の姿勢は評価しなければ」

かつてリバプールに所属した元イングランド代表MFのスチュワート・ダウニング氏がMFジョーダン・ヘンダーソンを称えた。 ダウニング氏は2011年夏にアストン・ビラからリバプールへ加入。即戦力としての期待がかけられていたが、初年度は36試合に出場しながら無得点に終わると、翌シーズンから就任したブレンダン・ロジャーズ監督の下では出場機会を減らし、2013年夏にウェストハムへ移籍した。その後はミドルズブラ、ブラックバーンでプレーし、2021年に引退を発表している。 今週末に開催されるバルセロナとのレジェンド同士によるチャリティーマッチに「LFCレジェンズ」として出場する予定のダウニング氏は、クラブ公式サイトのインタビューに応じた際、自身と同じく2011年夏にクラブに加入して現在はチームの主将を務めるヘンダーソンを称賛。ひたむきに努力を続ける姿勢があったからこそ、現在の地位を築いていると称えた。 「毎年、コツコツと上達していく彼の姿勢は評価しなければならないね。そうした姿勢があるからこそ、彼はこの先もやっていけると思う」 「彼は何人かの監督の下で、多くの異なる選手と共にプレーしてきた。それでも彼は、毎週常にプレーできているように思う。監督たちは頼りにしているんだよ。それは彼の姿勢や能力があるからこそだね」 「毎週プレーしていることこそが、最大の褒め言葉だろう。彼の周りにはワールドクラスの選手たちがいて、そのうちの何人かは試合に出られない。それが、私が彼に与えられる最大の称賛になる」 また、ダウニング氏は自身も所属したブラックバーンに昨シーズンレンタル移籍していたMFハーヴェイ・エリオットにも言及。今季序盤に大ケガを負ってしまったものの、その前にはチームで先発の座をつかんでいたことを称えている。 「彼は自分が中盤の位置でプレーできると気づいた。ブラックバーンでは、1回か2回くらいしかそこでプレーしていなかったと思う。それでも彼は今季の最初から何人かのトップ選手より優先されて起用され、ポジションを得ていたと思う」 「リバプールでクロップの指導を受けることは、彼にとって大きな意味があるだろう。彼はワールドクラスの選手たちと毎日プレーしており、そのレベルは本当に信じられないほど高い」 「スタート時のケガがなければ、彼はチーム内でより大きな役割を担っていただろう。だからその点で、彼を称えるべきだ。間違いなく高い能力を持っているのだからね」 2022.03.25 16:51 Fri

リバプールの人気記事ランキング

1

「もう1試合もプレーさせるな」「副キャプテンを降ろすべき」マドリー行き濃厚となったアレクサンダー=アーノルドにリバプールファンは猛反発

リバプール退団が報じられるイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドに対して、ファンの怒りが爆発しているようだ。 6歳からリバプールの下部組織に所属するアレクサンダー=アーノルドは、2016-17シーズンにファーストチームで出番を得るとその後はチーム不動の右サイドバックに定着。傑出したキック精度を武器として、チャンピオンズリーグ(CL)やプレミアリーグ優勝に大きく貢献した。 一方で、アレクサンダー=アーノルドとリバプールの契約は今季までとなっていながら延長に向けた交渉に進展はなし。去就が注目される中で、25日には有力メディアなどから一斉にかねてより獲得に動いていたレアル・マドリー行きが濃厚になったと報じられた。 イギリス『デイリー・メール』はこの報道を受けてのリバプールファンの猛反発を紹介。SNS上では「彼にもう1試合もプレーさせるな。我々がタイトルを獲得した時でさえ、アンフィールドに入れないでくれ」、「彼は全てを勝ち取ったが、フリーでマドリーへ移籍するのは納得できない。反発が起きるのは目に見えていただろう。シーズンの初めにはキャプテンになりたいと言っていたんだ」など、その決断を非難する声が目立つ。 また、「真剣な話として、アルネ・スロットは副キャプテンの座を他の誰かに渡すべきだろう。そしてトレントは残りのシーズン、ベンチに座るべきだと思う」 、「今やコナー・ブラッドリーが先発だ。もうリバプールのシャツを着ないと決めたなら、プレーすべきではない。それだけだ」といった声もあり、クラブでキャリアを続ける意思がない人物を副キャプテンとすることに疑問を感じるファンもいるようだ。 最近ではチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16敗退やEFLカップ決勝敗退など失速が目立つリバプールだが、それでもプレミアリーグは残り9試合で首位を独走中。最後の仕上げに入る段階で、アルネ・スロット監督としては頭の痛い事態となりそうだ。 2025.03.26 18:45 Wed
2

リバプールがレアル移籍に近づくDFの後継者獲得に動く? シティ育ちのオランダ代表

イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(26)の移籍が噂されているリバプール。イギリス『PA通信』によれば、後任候補との交渉をスタートさせたという。 予てからレアル・マドリー行きの噂が出ていたアレクサンダー=アーノルド。リバプールとの契約は今シーズン限りとなっている中、今週に入ってマドリー行きが濃厚になったと報じられている。 リバプールのアカデミー育ちでもあるアレクサンダー=アーノルドに対しては、ファンから猛烈な反発が出ており、移籍すること以上にフリーでの移籍を許せないという声が多く出ている。 そんな中、『PA通信』によればリバプールはすでに後任に目を向けているとのこと。レバークーゼンのオランダ人DFジェレミー・フリンポン(24)との初期交渉をスタートさせたという。 フリンポンはマンチェスター・シティのアカデミー出身で、2019年9月にセルティックに完全移籍。2021年1月からレバークーゼンでプレーしている。 左右のサイドバックでもプレーするフリンポンは、現在は右サイドハーフが主戦場。レバークーゼンでは公式戦182試合に出場し29ゴール40アシストを記録している。 また、オランダ代表としても12試合に出場し1ゴールを記録。2023-24シーズンはブンデスリーガの無敗優勝やヨーロッパリーグ(EL)準優勝、DFBポカール優勝に大きく貢献していた。 フリンポンには、古巣のシティの他、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーも関心を寄せているとのこと。オランダ人が指揮するリバプールがどこまで割って入れるのか気になるところだ。 2025.03.28 22:35 Fri
3

「リバプールもターンオーバーでうまくいかない試合がある」0-0ドローに遠藤航「決め事が多すぎるとそれに固執してしまう」

25日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第8節の日本代表vsサウジアラビア代表が行われ、0-0のドロー決着に。キャプテンのMF遠藤航が試合を振り返った。 日本 0-0 サウジアラビア すでに本大会へのストレートインを決めていたなか、この結果を悲観する必要はどこにもないわけだが、固く守るサウジを崩しきれず、なんともモヤモヤの残るゴールレスドローである。 「難しい試合展開でしたね。相手があれだけブロックを敷いて、僕らとしては新しいチャレンジになりました。かなりタフに守られたなかで、最後ボックス内でいかに崩すかっていうところで課題が生じたのだと思います」 「ボックス近辺まで運んだ過程、ボールの動かし方はイメージしていた通りでした。ただ、そこからシンプルにクロスを上げるだけではなくて、上げ方の工夫だったり、他に決め事を作るべきなのか、単純に選手の特性を活かすべくフレキシブルにやったほうがいいのかとか…サッカーにおいて難しい部分ですね。最後の崩し方を次に向けて修正していく感じです」 「リバプールでは監督が攻撃時の立ち位置をかなり細かく決めている。なので、選手がフリーで動きすぎるってことはなくて、決められたポジションでどう崩すかっていう感覚です」 「でも、(攻撃面で)決め事が多すぎるというのは、それに固執してしまうので良くない。リバプールでもターンオーバーして上手くいかないことがあるわけですし、日本代表には日本代表の形がある。その正解はないですね」 「リスクマネジメントがしっかりできた点、無失点に抑えた点はポジティブ。サウジ相手にこれだけポゼッションすることがなかったなか、課題が出れば、良い側面もあった試合でした」 <span class="paragraph-title">【動画】日本vsサウジアラビア ハイライト動画</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="6Cclma1MS1I";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.26 00:02 Wed
4

アレクサンダー=アーノルドのレアル・マドリーへの今夏フリー加入、契約交渉は最終段階へ

リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(26)が今夏、レアル・マドリーへフリーで加入する契約交渉の最終段階に入っているようだ。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏や、イギリス『BBC』、『スカイ・スポーツ』など複数メディアが報じている。 今季終了後にリバプールとの契約が満了するアレクサンダー=アーノルドには今冬の移籍市場でもマドリーが獲得に乗り出していたが、プレミアリーグ優勝を見据えるリバプールは2500万ユーロと報じられた移籍金を断り、残留させていた。 なお、年俸1500万ユーロ(約24億円)の5年契約を締結するとのこと。 リバプールの下部組織出身であるアレクサンダー=アーノルドはこれまで公式戦349試合に出場。22ゴール87アシストを記録し、2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ優勝、2019-20シーズンのプレミアリーグ優勝に貢献。今季はプレミアリーグ28試合2ゴール6アシストを記録し、5季ぶりの優勝へ邁進するチームを牽引している。 2025.03.26 07:30 Wed
5

「パニックになる必要はない」リバプールとの契約延長進まぬファン・ダイク、自身の去就については「わからないが…」

リバプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクが、今季までとなるリバプールとの契約について言及した。イギリス『デイリ・メール』が伝えている。 リバプールの絶対的な守備の柱として、加入以来多くのタイトル獲得にも貢献してきたファン・ダイク。今シーズンも指揮官がユルゲン・クロップ前監督からアルネ・スロット監督に代わる中で、ここまでプレミアリーグ全試合に出場するなど相変わらず存在感は絶大だ。 しかし、そんなファン・ダイクとリバプールの契約は今季まで。数カ月にわたって延長に向けた交渉が続けられているが、同じく契約切れが迫るエジプト代表FWモハメド・サラーやDFトレント・アレクサンダー=アーノルドと同様、現在まで進展はない状況が続いている。 シーズンも残り3カ月を切る中で、流石にファンからも不安の声が聞こえるが、ファン・ダイク自身はパニックになる必要はないと強調。ただし、契約延長するか退団となるかはまだ不明だとも語っている。 「僕がみんなに対して落ち着いている限り、将来何が起ころうともパニックになる必要はない。僕が将来について心配していたら、プレーでも少しその様子が見えるようになるだろう。でも、実際にはそうではない」 「ひょっとして、完全に走り終えた後でもニュースがなければそうなるかもしれない。現段階でも、何が起こるかは不明だ。だが、不安などを引き起こしたいわけではない。ただ落ち着き、次の10試合で勝てるよう願うことに集中しているよ」 「そこに向けてフルフォーカスしている。監督、選手、ファンのため、僕はそこにいるんだ。そして、何が起こるか様子を見たい。シーズンの終わりまでにはニュースが出ると確信している。どんなニュースになるかはわからないけどね」 「僕が言える唯一のこと、そして何度も言ってきたことだが、僕にとっても家族にとってもとても大切な、そして美しいこのクラブで、キャプテンを務められることをとても誇りに思っている」 2025.03.15 15:20 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly