契約交渉禁止のチェルシーから退団濃厚のリュディガー…ユベントスが今夏の獲得に関心か
2022.03.11 17:49 Fri
ユベントスがチェルシーのドイツ代表DFアントニオ・リュディガー(29)の獲得に関心を示しているようだ。『フットボール・イタリア』がイタリア『カルチョメルカート』の情報をもとに伝えている。
リュディガーには以前からレアル・マドリーやマンチェスター・ユナイテッドなどが興味を示していたが、伝えられるところによるとユベントスも獲得に関心を持っているようだ。ユベントスはDFジョルジョ・キエッリーニ(37)やレオナルド・ボヌッチ(34)が高齢となっており、即戦力のセンターバックを探しているという。
ただし、ユベントスはリュディガーの要求する給与を支払うことには難色を示しているとされており、夏に具体的な動きがあるかが注目されている。
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2017年夏にローマからチェルシーに加入したリュディガーは、これまで公式戦通算188試合に出場して10ゴール7アシストを記録。トーマス・トゥヘル監督の下では守備の柱としてプレーしており、チャンピオンズリーグ(CL)やクラブ・ワールドカップ(CWC)優勝に多大な貢献を果たした。一方で、リュディガーとチェルシーの契約は今夏までとなっており、長らく交渉が続いていたものの進展はなし。2月にはチェルシーがDFとしては史上最高額の給与をリュディガーに提示したという報道もあったが、3月10日にイギリス政府がロシアのウクライナ侵攻を受けて、ロマン・アブラモビッチ氏ら7名のオリガルヒに対する資産凍結などの制裁措置を発表。これにより、アブラモビッチ氏の資産に含まれるチェルシーは補強や契約更新が禁じられ、リュディガーとの交渉を進めることができなくなった。ただし、ユベントスはリュディガーの要求する給与を支払うことには難色を示しているとされており、夏に具体的な動きがあるかが注目されている。
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