FIFAがロシアに制裁措置…他国からは対応緩いと不支持の声も
2022.02.28 10:15 Mon
国際サッカー連盟(FIFA)がロシアに対する制裁措置を講じた。
24日、隣国ウクライナに軍事侵攻を開始したロシア。世界中で緊張感が高まるなか、チャンピオンズリーグ決勝の舞台がロシアからフランスに変更されるなど、フットボール界でも様々な形で影響が出始めている。
さらに、来月3月のカタール・ワールドカップ(W杯)欧州プレーオフでロシアと対峙するポーランド代表が対戦を拒否。勝ち進めば、ロシアと対戦する可能性があるスウェーデン代表とチェコ代表もボイコットを表明した。
そうしたなか、FIFAが27日、ロシアに対する対応を声明で発表。国際オリンピック委員会(IOC)などと下記内容の措置を講じることで全会一致したという。
・「ロシア領土で国際大会を開催しない。ホーム戦は中立地で無観客にて行う」
・「RFUが参加する試合ではロシアの国旗や国歌を使用しない」
ただ、上記内容は一次措置であり、今後もIOCらとの協議を継続。状況が改善されなければ、競技会からの除外など、さらなる制裁措置に動く可能性もあるようだ。
また、FIFAはポーランド、スウェーデン、チェコのカタールW杯欧州プレーオフ参加拒否に理解を示した上で、各協会と対話。今後も協議を続け、解決策を探るという。
しかしながら、3カ国はFIFAの対応に納得がいっていない様子。イギリス『BBC』によると、ポーランドサッカー協会のツェザリ・クレシャ会長はバッサリと斬り捨てた。
「まったく受け入れられない。我々は試合に参加する興味がない。スタンスは変わらない。ポーランド代表はチーム名が何であれ、ロシアと対戦しない」
24日、隣国ウクライナに軍事侵攻を開始したロシア。世界中で緊張感が高まるなか、チャンピオンズリーグ決勝の舞台がロシアからフランスに変更されるなど、フットボール界でも様々な形で影響が出始めている。
さらに、来月3月のカタール・ワールドカップ(W杯)欧州プレーオフでロシアと対峙するポーランド代表が対戦を拒否。勝ち進めば、ロシアと対戦する可能性があるスウェーデン代表とチェコ代表もボイコットを表明した。
・「ロシア領土で国際大会を開催しない。ホーム戦は中立地で無観客にて行う」
・「いかなる大会でも『ロシア』ではなく、『ロシアフットボール連合(RFU)』の名称で参加する」
・「RFUが参加する試合ではロシアの国旗や国歌を使用しない」
ただ、上記内容は一次措置であり、今後もIOCらとの協議を継続。状況が改善されなければ、競技会からの除外など、さらなる制裁措置に動く可能性もあるようだ。
また、FIFAはポーランド、スウェーデン、チェコのカタールW杯欧州プレーオフ参加拒否に理解を示した上で、各協会と対話。今後も協議を続け、解決策を探るという。
しかしながら、3カ国はFIFAの対応に納得がいっていない様子。イギリス『BBC』によると、ポーランドサッカー協会のツェザリ・クレシャ会長はバッサリと斬り捨てた。
「まったく受け入れられない。我々は試合に参加する興味がない。スタンスは変わらない。ポーランド代表はチーム名が何であれ、ロシアと対戦しない」
ロシアの関連記事
|
ロシアの人気記事ランキング
1
【超WS美女ワールドカップ】グループAはロシアが断トツ!ウルグアイが2位通過に
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)と連動して、超ワールドサッカーで企画がスタートした『超WS美女ワールドカップ』。今回はグループA最終節の結果発表です。 ▽『超WS美女ワールドカップ』もついに迎えたグループステージ最終節。グループAは全体の82%の票を集めたロシアがまたしても1位を獲得。これでグループステージ3連勝となりました。また、ここまでエジプトと接戦を見せているウルグアイが11%で2位に。一方でエジプトは1%しか集まらず今回は4位という結果に。3位には6%のサウジアラビアが入りました。 ▽この結果、全体で「1222」もの票を集めてロシアがぶっちぎりトップに。そして、接戦を制して見事2位に輝いたのは「199」票を集めたウルグアイに。エジプトは「172」票で惜しくも3位となりました。サウジアラビアは「132」票と迫りましたが4位に終わっています。 ◆超WS美女ワールドカップ・グループA最終結果 1.ロシア 1222票 2.ウルグアイ 199票 3.エジプト 172票 4.サウジアラビア 132票 総投票数:1725 ◆美女ワールドカップトップ <div id="cws_ad" style="text-align:center;"><a href="http://web.ultra-soccer.jp/index/index/c/WC2018_bijo/id/WC2018_bijo_top" target="_blank"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/bijo_wcup1.png" style="max-width: 100%;"></a></div> ◆ツイッター <div id="cws_ad" style="text-align:left;"><a href="https://twitter.com/ultrasoccer" target="_blank">https://twitter.com/ultrasoccer</a></div> 2018.06.28 02:30 Thu2
大会から排除のロシア代表、カルピン監督が声明「今、彼らの希望は無くなった」
ロシア代表のヴァレリー・カルピン監督が、声明を発表した。 現役時代はロシア代表として活躍し、2002年の日韓ワールドカップ(W杯)にも出場。クラブレベルでは、スパルタク・モスクワやレアル・ソシエダ、バレンシア、セルタで中心選手として活躍した。 引退後は指導者となると、古巣のスパルタク・モスクワで監督を務めると、マジョルカ、FKアルマヴィル、FCロストフを指揮。ロストフでは、日本代表MF橋本拳人を指導したことでも知られている。 ユーロ2020で早期敗退したロシアは、2021年7月にカルピン監督を招へい。カタールW杯欧州予選を戦うと、チームはプレーオフに進出していた。 しかし、2月24日にロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナへの軍事侵攻を決断。多くの犠牲者を出している。 そのロシアに対しては、世界各国が制裁を決定。サッカー界でも国際サッカー連盟(FIFA)が、ロシアでの試合開催やチーム名、国旗の使用を禁ずるなど制裁を科すと発表していた。 しかし、この対応には各国が反発。すると、FIFAと欧州サッカー連盟 (UEFA)は、追加措置としてロシアのチームに関して、代表チームとクラブチームのどちらも、FIFAとUEFAの大会参加を認めないという制裁を決定していた。 これを受け、カルピン監督は声明を発表。W杯出場が認められないことへの心境を述べた。 「FIFAが決定を下した後、我々がどのように失望したのかを言葉で説明することはできない」 「プレーオフの勝敗を決することになるというのが、我々の願いだった。私は選手たちのことを思うと、申し訳なく思う」 「彼らはワールドカップでのプレーを夢見ていた。今、彼らの希望は無くなった」 <span class="paragraph-title">【写真】カルピン監督の声明</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Head coach Valeri Karpin – about decision of FIFA and UEFA to suspend Russian clubs and national teams from all competitions <a href="https://t.co/ZZGV4DJ4pn">pic.twitter.com/ZZGV4DJ4pn</a></p>— Сборная России (@TeamRussia) <a href="https://twitter.com/TeamRussia/status/1498394478574551041?ref_src=twsrc%5Etfw">February 28, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.03.01 12:49 Tue3