UEFA、来季以降もロシアの大会締め出しを継続! 2028年と2032年のユーロ招致レース参加も除外
2022.05.03 07:10 Tue
欧州サッカー連盟(UEFA)は2日、ロシアの隣国ウクライナへの軍事侵攻による、同国への処分に関する今後の大会への対応を発表した。
サッカー界のカレンダーでは2021-22シーズンがもうまもなく終了を迎える中、今回UEFAは来シーズン以降の大会に向けたロシアに対する協議を実施。
この結果、UEFA執行委員会は男女のサッカー代表チームおよびフットサル代表チーム、ユースチーム、同国所属クラブに対する大会締め出しの処分を継続することを決定した。
さらに、クラブチームでは2022-23シーズンに行われるチャンピオンズリーグ(CL)、EL、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の出場資格が与えられない。
また、ロシアは2028年と2032年に開催予定のユーロの開催地に立候補していたが、これに関しても資格なしとの判断から除外することを決定している。
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ロシアは2月24日、隣国ウクライナに軍事侵攻を開始。幾度か停戦交渉を行ってきたものの、未だに合意に至らず。現在ではウクライナ全土に戦禍が広がっている。これを受け、国際サッカー連盟(FIFA)とUEFAは2月28日、ロシア代表チームおよび同国クラブの一時的な国際大会参加禁止を発表。この処分によってカタール・ワールドカップ(W杯)のプレーオフに進んでいたロシアは大会締め出しとなり、今シーズンのヨーロッパリーグ(EL)で決勝トーナメントに進出していたスパルタク・モスクワも同じく大会から締め出されていた。この結果、UEFA執行委員会は男女のサッカー代表チームおよびフットサル代表チーム、ユースチーム、同国所属クラブに対する大会締め出しの処分を継続することを決定した。
具体的には、男子のUEFAネーションズリーグ2022/23、女子のユーロ2022、FIFA女子ワールドカップ(W杯)2023への欧州予選への参加が不可能となる。
さらに、クラブチームでは2022-23シーズンに行われるチャンピオンズリーグ(CL)、EL、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の出場資格が与えられない。
また、ロシアは2028年と2032年に開催予定のユーロの開催地に立候補していたが、これに関しても資格なしとの判断から除外することを決定している。
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