5試合で20失点…大敗続きの4連敗、リーズがビエルサ監督の退任を発表

2022.02.27 20:31 Sun
Getty Images
リーズ・ユナイテッドは27日、マルセロ・ビエルサ監督(66)の解任を発表した。

アルゼンチン人指揮官のビエルサ監督は、現役引退後に指導者のキャリアをスタート。古巣でもある母国のニューウェルズ・オールドボーイズで監督キャリアをスタートさせた。

その後、メキシコのアトラスで監督となると、アルゼンチンのベレス・サルスフィエルド、スペインのエスパニョールで指揮。1998年10月からはアルゼンチン代表を率い、2002年の日韓ワールドカップに出場するなど2004年まで指揮を執った。
その後、チリ代表、アスレティック・ビルバオ、マルセイユ、ラツィオ、リールと指揮。2018年7月からリーズを率い、170試合を指揮。長らく下部リーグにいたチームを2019-20シーズンにプレミアリーグ昇格へ導いていた。

稀代の戦術家として知られ、格上クラブにも物おじせずにスタイルを貫く戦術をとり、カルト的な人気を誇る指揮官。今シーズンは、調子が上がらずに残留を争うことになると、直近の5試合で20失点。エバートン(0-3)、マンチェスター・ユナイテッド(2-4)、リバプール(0-6)、トッテナム(0-4)と大敗続きの4連敗でクラブは決断した。
リーズでは3年半指揮し、公式戦170試合で81勝30分け59敗の成績だった。

リーズのアンドレア・ラドリザーニ会長は監督の退任についてコメントしている。

「マルセロをヘッドコーチとして、3つの素晴らしいシーズンを送り、楽しい時間をエランドロードに取り戻しました。彼はクラブの文化を変え、我々全員に勝利の精神をもたらしました。特に2019-20シーズンにプレミアリーグへの昇格を勝ち取った瞬間は、もちろん、私自身とファンを含むすべての思い出の中で長く生き続けます」

「しかし、私はクラブの最善の利益のために行動しなければならず、プレミアリーグに残留するために今すぐ変更が必要だと思います。最近の結果とパフォーマンスは我々の期待に応えていません」

「我々は不安定なリーグの順位にいることに気づきました。今シーズンの決定的なステージに影響を与えるために、新しいヘッドコーチを迎えるのに今が適切な時期だと感じています」

「当然のことながら、私自身、そしてクラブの他の全ての人たちと一緒に、マルセロの努力と成果に感謝したいと思います。彼が将来のために最善を尽くすことを願っています」

なお、後任監督は28日に発表されるとのことだ。

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今夏もエバートンがイタリア代表FWニョント獲得目指す…リーズは約51億円以下での売却意思なし、ニューカッスルも注目

リーズ・ユナイテッドのイタリア代表FWウィルフレッド・ニョント(20)にプレミアリーグの2クラブが目をつけているようだ。イギリス『TEAMtalk』が報じた。 2023-24シーズンはプレミアリーグ昇格プレーオフ決勝でサウサンプトンに敗れ、1年での復帰にあと一歩及ばずのリーズ。アカデミー育ちの逸材でU-21イングランド代表のMFアーチー・グレイ(18)がトッテナムに移籍するなど、主力の大量流出がほぼ確実となっている。 2022年夏に加わったニョントもその1人。イタリア期待の若手はリーズがチャンピオンシップ(イングランド2部)に降格した2023年夏に移籍を希望し、エバートンなど複数クラブからオファーが届いた。 エバートンは今夏も獲得を望み、すでにリーズとの交渉を開始。パラグアイ代表FWミゲル・アルミロン(30)にサウジアラビア行きの可能性があるニューカッスルも獲得を検討しているようだ。 リーズは2500万ポンド(約51億4000万円)以下でニョントを売却することはない模様。それでも、エバートンはニョント陣営と良好な関係を築いていることもあり、契約に自信をうかがわせるという。 ニョント自身も今度こそのプレミアリーグ個人昇格を希望。しかし、1年前にリーズファンの反感を買った経緯も踏まえ、移籍を強行するつもりはないとみられる。 リーズ2年目の2023-24シーズンは前線の複数ポジションをこなしながらチャンピオンシップで36試合に出場。8ゴール2アシストを記録し、昇格プレーオフ進出に貢献していた。 2024.07.16 14:05 Tue

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