チーム追放報じられたボアテングがチームに復帰! リヨン会長「我々は彼を頼りにしている」

2022.02.17 00:07 Thu
Getty Images
先日にチーム追放が報じられたリヨンの元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングだが、すでにチームに復帰したようだ。フランス『レキップ』が報じている。

昨夏、10シーズンを過ごしたバイエルンを退団し、リヨンへ新天地を求めたボアテング。ここまでリーグ・アンで17試合に出場し、ヨーロッパリーグでも2試合に出場していた。

しかし、今シーズンここまで7位に低迷するチームにおいてフラストレーションを募らせるボアテングは、チームメイトと度重なる衝突を繰り返したほか、先日のモナコ戦で敗戦した際にはピーター・ボス監督の戦術に疑問を呈し、直近のニース戦ではメンバーを外されていた。
そして、一時的にトップチームの活動から締め出される形となっていた同選手だが、ボス監督との話し合いを通じて和解に至り、チームトレーニングへの復帰を果たしたようだ。

クラブの財務状況に関する公式会見に出席したジャン=ミシェル・オラス会長は、ボアテングのチーム復帰を明かした。
「(ボス)監督は週明けにジェロームに会い、復帰させた。この1週間のトレーニングがうまくいけば、土曜日にランスでプレーするチームの一員となるだろう。リーグ戦の終盤戦とヨーロッパリーグ、クラブにとって素晴らしい形でキャンペーンを終えるために、我々は彼を頼りにしている」

「もちろん、決断するのは監督だ。彼の決断に関しては、毎試合勝てるわけではないし、時々間違うこともあるが、概ね非常に良いものだ。全体的に見れば、ニースにも勝ったので、先の決定はチームに影響を与えなかった」

ひとまずリヨンでの危機を脱したボアテングだが、今後はチームの一員としてクラブの目標達成のためピッチ内外でのハードワークが求められるところだ。

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