バルセロナのレベルテルCEOが辞任…“家族の事情”と説明もラポルタ会長との確執影響か…

2022.02.08 23:09 Tue
Getty Images
バルセロナは8日、クラブの最高経営責任者(CEO)を務めるフェラン・レベルテル氏の辞任を発表した。

2021年7月1日にバルセロナの新CEOに就任したレベルテル氏は、クラブの再構築プロジェクトと2021-2026戦略計画を主導し、債務の再構築、クラブメンバーによる資金提供の承認などの成果を上げてきた。また、“エスパイバルサ”、給与の削減、新しいパートナーとの合意などの案件を担ってきた。

しかし、レベルテル氏は“家族の事情”を理由にわずか半年あまりでクラブを離れることになった。
「家族のためにドイツを離れてバルセロナに戻り、ジョアン・ラポルタ会長から受けたCEO就任のオファーを受け入れてから、もうすぐ1年が経とうとしています」

「この数カ月は情熱的で、会長の信頼と、何よりも彼の熱意とリーダーシップの能力に感謝しています。個人的には、この数カ月間、多くの努力と献身をしましたが、これからは、バルセロナに戻った理由、つまり、個人と家族のプロジェクトにもっと時間を割くことに集中したいと思います」
なお、前述のコメントのようにレベルテル氏は辞任理由を一身上の都合と説明しているが、スペイン『ESPN』によると、その背景にはジョアン・ラポルタ会長との度重なる意見の相違があったという。

就任以降、ラポルタ会長と幾度となく衝突していたレベルテル氏が、最終的に辞任という結論に至ったのは、バルセロナと『Spotify』のメインスポンサー契約締結の一件にあるという。

スペイン『RAC1』によると、バルセロナと『Spotify』は3年間のメインスポンサー契約締結で合意。この契約は総額2億8000万ユーロ(約369億円)と言われる高額なものになるようだ。

レベルテル氏はこの交渉を主導していたものの、直前になって『Spotify』が大幅に修正した契約条件に不満を示し、マイアミに本拠地を置く暗号通貨を専門とする企業との提携の可能性を含め、代替案を模索していたようだ。

しかし、最終的にラポルタ会長が契約締結を押し切ったことで、関係修復は困難との判断から今回の辞任に至った模様だ。

なお、過去にドイツの欧州最大の家電量販チェーン『メディア・マルクト』でも辣腕を振るっていたレベルテル氏の辞任は、バルセロナの財政立て直しにおいて大きな痛手になると見られている。

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