人気博すチュアメニ、獲得レースは102.7億円以上の争いに?

2022.01.29 18:55 Sat
Getty Images
ビッグクラブから人気を博すフランス代表MFオーレリアン・チュアメニ(22)だが、モナコからの引き抜きはそう容易いものではないようだ。
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ボルドーでのプロ入りし、2020年1月からモナコに移ったチュアメニ。身長190cmに迫るサイズとボックス・トゥ・ボックスの動きが魅力的な中盤センターで、ヨーロッパ複数クラブの関心が取り沙汰されている。そんな注目株に興味を示すひとつに挙がるのがレアル・マドリーだ。現時点でマンチェスター・ユナイテッドチェルシーが争奪戦でリードしているともいわれるが、レアル・マドリーも1年ほど前から関心を抱く。
スペイン『マルカ』によると、チーフスカウトのジュニ・カラファット氏はモナコまで足を運び、選手の代理人と会談したが、昨年まで6000万ユーロ(約77億円)だったモナコの要求額がさらに高騰しているという。

『Transfermarkt』で4000万ユーロ(約51億3000万円)の市場価値が見込まれるチュアメニだが、現在のモナコは8000万ユーロから1億ユーロ(約102億7000万〜128億4000万円)の価格を設定している模様だ。
ちなみに、モナコのスポーツディレクターを務めるポール・ミッチェル氏は昨年12月、2024年まで契約を残すチュアメニについて、売却を迫られていないと主張している。

「彼はまだ若いが、すでに素晴らしい選手だ。我々がこの先、最高のクラブたちに割って入りたいのなら、彼を売るべきじゃない。野心はあるし、シーズンが終わってから状況を精査するつもりだ」

「彼とは2024年まで契約があるし、トップレベルのフットボーラーとしての価値もある。モンテカルロではすべてが高価。チュアメニはモナコにあるグランドカジノ並みに高価だと言っておこう」

それもこれも、昨年から現在にかけてリーグ・アン最優秀若手選手賞の獲得やフランス代表デビューもモナコの価格釣り上げに関係していそうなチュアメニ。マネーゲームは必至なのかもしれない。

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