スパーズが守護神ロリスと2024年まで契約延長!
2022.01.21 18:44 Fri
トッテナムは21日、フランス代表GKウーゴ・ロリス(35)の契約を更新したことを発表した。新契約は2024年6月30日まで。現行のものから2年半延長した格好だ。
2012年夏にリヨンから加入し、現在に至るまでスパーズの守護神として君臨してきたロリス。出場した公式戦は395試合を数え、35歳を迎えた今季も衰え知らずのパフォーマンスを披露している。
アントニオ・コンテ監督も「彼は我々のキャプテンであり、トップGKだ。素晴らしい経験を持っており、トッテナムについてもよく理解している。私にとっても、彼は重要な選手だ。だからこそ、彼がトッテナムでプレーを続けられるよう、クラブが解決策を見つけてくれると信じている」 と、守護神への信頼を口にしており、数週間前から契約延長に向けた交渉が行われていた。
昨年8月のウォルバーハンプトン戦で、トッテナムで初のプレミアリーグ300試合出場を達成したロリス。クリーンシートの数でもクラブで唯一100試合を数えるなど、様々な記録で名を刻んでいる。
また、2008年に初キャップを記録したフランス代表でも、リリアン・テュラムの142試合に次ぐ136試合に出場。2018年にはキャプテンとしてロシア・ワールドカップ優勝を果たした。
2012年夏にリヨンから加入し、現在に至るまでスパーズの守護神として君臨してきたロリス。出場した公式戦は395試合を数え、35歳を迎えた今季も衰え知らずのパフォーマンスを披露している。
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「あんな勝ち方は知らない」代表引退のウーゴ・ロリス、E・マルティネスの侮辱的行為を否定「僕にはできない」
フランス代表からの引退を発表したGKウーゴ・ロリスが、カタール・ワールドカップ決勝のパフォーマンスで物議を醸したアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスについて言及した。 フランス『レキップ』のインタビューでフランス代表からの引退を発表したロリス。結果的に涙を飲んだカタールW杯決勝のアルゼンチン代表戦がレ・ブルーでのラストマッチとなった。 この試合は120分間の死闘の末、PK戦で決着がつく激戦となったが、アルゼンチン代表の守護神エミリアーノ・マルティネスによる挑発行為が大会後まで尾を引く形に。多くの識者から非難の声が上がるなか、当事者であるロリスも否定的な意見を寄せた。 「僕にはできないことがある。ゴール前で馬鹿騒ぎすること、相手を怒らせること、ラインを越えること…僕には決してできないことだ」 「僕は合理的で正直な人間だから、そういうことはできない。あんな負け方はしたくなかったけど、あんな勝ち方は知らないよ」 <span class="paragraph-title">【写真】もらったトロフィーを股間に当て侮辱的な態度を取るマルティネス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="da" dir="ltr">Emi Martínez after winning the <a href="https://t.co/N5WspWTibf">pic.twitter.com/N5WspWTibf</a></p>— B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1604550414648631303?ref_src=twsrc%5Etfw">December 18, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.01.10 20:50 Tue5
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