1年でのJ1復帰を目指す大分、10番の野村直輝が契約更新 「覚悟を持って1年間通して闘います!!」

大分トリニータは31日、MF野村直輝(30)との契約更新を発表した。日本経済大学出身の野村は横浜FC、徳島ヴォルティスを経て、2020年から大分に完全移籍加入。今季はチームとしてJ2降格の憂き目に遭ったが、明治安田生命J1リーグ15試合に出場して1得点をマークした。来季も大分に残る野村はクラブを通じて決意を新たにしている。
「スポンサーの皆様、ファンサポーターの皆様、トリニータに関わる皆様、2021シーズンも応援ありがとうございました。どんな状況でも最後まで熱く応援して下さった皆様に感謝しています。結果という目に見える形で恩返し出来ず申し訳ありませんでした」

「また副キャプテンという立場でありながら、何もチームの力になれず怪我もあり、立場と役割と自分の想いが複雑に交差し、多くの葛藤が生まれ、迷い、特徴を出しきれず自分らしさを見失ってしまう時間が多くありました。ただそんな時もサッカーの練習をしている時は真剣さの中に楽しさを感じ、チームメイトと、仲間とプレーする事の楽しさや、みんなで目標に向かって取り組む毎日が幸せなんだなと今振り返ると強く感じます」「試合に出る事が全て。結果が全て。プロの世界では特にそこも大切ですが、僕がいつも大切にしたいのは、仲間のことを想い、試合に出る時は出られない選手の分まで、出られない時は本気でチームの勝利を願える組織を作れるようになるとか、目に見えない部分。そういった部分を自分に問い続け、来季はさらに強く闘える集団になれるように働きかけたいと思います」

「そしてどうしても経験したかったJ1の舞台、素晴らしい景色を見せて経験させてくれたトリニータをまた1年でJ1に戻す為に、自分らしさをプレーで表現しながら、充実したシーズンになるように覚悟を持って1年間通して闘います!! 2022シーズンも熱い応援をよろしくお願いします!!!!!!!!!!! トリニータに関わる全ての皆様でやってやりましょう!! 良いお年を!!!!!!」