リーグ2試合ぶり先発の堂安律が前半で負傷交代…相手選手と衝突で顔面から出血も

2021.12.20 18:05 Mon
Getty Images
19日、エールディビジ第17節のRKCvsPSVの一戦が行われ、アウェイのPSVが1-4で勝利した。
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日本代表MF堂安律は右サイドで先発したものの、27分に相手選手と衝突し負傷。そのまま途中交代となった。15日に行われたKNVBベーカー2回戦のフォルトゥナ・シッタート戦で2ゴールの活躍を見せた堂安は、RKCで2試合ぶりの先発出場を果たした。
しかし、21分に堂安がヘディングシュートを試みた場面で、相手DFアレクサンデル・ビュットネルと衝突。右目辺りを押さえ、鼻筋から出血しているのが確認できた。堂安はそのままFWカルロス・ヴィニシウスと交代となった。

PSVはその直後にFWブルマも負傷交代。攻撃陣のうち2枚を失うこととなったが、ブルマとの交代でピッチに入ったFWヨルベ・ヴェルテッセンの2ゴールもあり、1-4で勝利。リーグ首位をキープしている。
オランダ『テレグラーフ』によると、堂安とブルマの離脱期間は現時点で明かされていないという。

PSVは、24日に行われる第18節のゴーアヘッド・イーグルス戦を終えると、次は年明け1月16日の第19節フローニンヘン戦まで試合がない状況だ。



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昨季バルサでプレーのL・デ・ヨング、自身の選択に後悔なし「誇りをもってキャリアを振り返れる」

PSVのオランダ代表FWルーク・デ・ヨングが、昨シーズンまで所属したバルセロナでの日々を振り返った。スペイン『アス』が伝えている。 昨夏にセビージャからバルセロナへ買い取りオプション付きのレンタルで加入したL・デ・ヨング。同胞であるロナルド・クーマン前監督の熱望によって実現した移籍だったが、ファンやメディアからは実力を疑問視する声もあった。 実際、序盤はパフォーマンスが安定せず批判を浴びる時期もあったが、昨年11月にチャビ・エルナンデス監督が就任すると徐々にスーパーサブとしての地位を確立。昨季公式戦29試合に出場して7ゴール1アシストと、まずまずの成績を残した。 しかし、財政難に陥っていたバルセロナはL・デ・ヨングの買い取りオプションを行使せず。シーズン終了後セビージャに帰還したL・デ・ヨングは、2日にPSVへの完全移籍が公式発表されている。 オランダ『De Gelderlander』のインタビューに応じたL・デ・ヨングは、セビージャ時代も含めスペインでの挑戦に後悔はなかったと強調。選手として、確かな足跡を残せたとキャリアを誇った。 「僕はバルセロナの選手だった。一時は、満員のカンプ・ノウで僕の名前が叫ばれたこともあったんだ。セビージャ時代にはヨーロッパリーグ優勝も果たせたし、決勝では2ゴールを決められた。だから、誇りをもってキャリアを振り返れるよ」 「バルセロナではタイトルを獲得できなかったけど、他の部分での満足感があった。退団したときには、監督やチームメイトだけでなく、役員も含めたクラブ全体からたくさんの素敵なリアクションを貰えたしね。僕の日頃の振る舞いに感謝していると言ってもらえた」 「バルセロナが健全な状態だったら、もう1年いられたか? それはわからない。シーズン終了後、僕たちはクラブに『状況はどう?』と尋ねた。僕はクラブで優先される選手ではなく、それは理解していたよ。そして、僕は自分の道を選んだんだ。バルセロナが健全ならもう1シーズンはプレーできたかもしれないが、それでもPSVを選んだ可能性はある」 「2019年にスペインにわたったときは、多くの懐疑的な意見があった。でも、僕はより成熟した選手となり、どのチームにとっても重要な存在になれると示せたと思う。どんなレベルの試合でも、たとえそれが試合終盤の途中交代であったとしてもね」 2022.07.06 18:05 Wed

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