ピオリ監督が長期離脱のケアーにエール「彼は強い人間であり、困難も乗り越えていく」

2021.12.04 18:04 Sat
Getty Images
ミランステファノ・ピオリ監督が、負傷したデンマーク代表DFシモン・ケアーや、来年1月の移籍市場について言及した。『フットボール・イタリア』が伝えている。

ミランは今シーズンのセリエAで開幕から好調を維持しており、現在2位の好位置につけている。また、久々の出場となったチャンピオンズリーグ(CL)では3連敗スタートとなったが、第5節のアトレティコ・マドリー戦で勝利を収めたことにより、最終節までグループステージ突破の可能性を残す状況となった。

さらに、1日に行われたセリエA第15節のジェノア戦では3-0の完勝を収めており、リーグの連敗をストップ。首位ナポリとの勝ち点差を「1」にまで詰めている。
一方で、ジェノア戦ではチームの守備を支え続けていたケアーがヒザを負傷。3日に手術が行われ、半年程度の離脱が予想されている。

4日にはセリエA第16節のサレルニターナ戦が控える中、ピオリ監督はケアーの長期離脱についてコメント。チームとして痛手であることを認めながらも、個人的にエールを送っている。
「我々はシモンのクオリティや、人としての深みを知っている。彼のカリスマ性、個性、そして適切なタイミングでの発言は、チーム内で非常に重要なものとなっているのだ」

「我々はシモンと非常に親密であり、彼のことを心配している。しかし、すべてがうまくいくことはわかっているよ。彼は強い人間であり、こうした困難であっても乗り越えていくだろう」

また、ピオリ監督は来年1月に開かれる移籍市場についても言及。冬の補強についてはテクニカルディレクター(TD)を務めるパオロ・マルディーニ氏が以前に消極的な発言をしていたが、負傷者が出た以上状況は変わる可能性があると語った。

「長期の負傷が確認された場合、市場への介入が必要になるとクラブが考えていることは明らかだ。とはいえ、我々はチームの改善が有効と判断した時のみにそれを行うだろう。チームを改善するため、必要であればクラブは準備をするはずだ」

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