ギュンドアンが最も嫌だった相手はカンテ「彼はヤバイよ」

2021.11.28 21:53 Sun
Getty Images
マンチェスター・シティのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが、対戦相手の中で最もタフだった選手にチェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテを挙げた。イギリス『メトロ』がコメントを伝えている。

互いにプレミアリーグを牽引するクラブの主力として鎬を削るギュンドアンとカンテ。昨季はチャンピオンズリーグ決勝でも相見え、カンテはギュンドアンの目の前で圧巻のパフォーマンスでチェルシーをビッグイヤーに導いた。

フランス代表を絶賛する声は後を絶たないが、ギュンドアンもそんなカンテを最も手強い相手だったと認めている模様。対峙した時の印象を交えながら、その異常っぷりを語った。
「同じポジションで比較するなら、おそらくエンゴロ・カンテだね。彼は抜き去ったと思ったら数秒後に目の前にいるんだ。一瞬のうちに少しのスペースに顔を出すんだよ」

「本当に信じられないよ。彼の仕事量は凄まじいね」

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「冷静さを保つ能力が足りない」グアルディオラ監督が100億円を出して獲得したMFに見切り、サイドバックとして再生中「良い右SBになれる」

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、大金を投じて獲得した選手にダメ出しをした。 今シーズンは近年稀に見る低迷ぶりを見せており、プレミアリーグ5連覇は潰えた状況。チャンピオンズリーグ(CL)、EFLカップ(カラバオカップ)も敗退しており、タイトルの可能性はFAカップのみとなっている。 ケガ人に泣いた部分もあるシティだが、これまで以上にチームがうまく機能していないシーズンに。なかなか解決策が見つかっていない。 そんな中、グアルディオラ監督はポルトガル代表MFマテウス・ヌネスについて言及。本職は中盤でありながら、右サイドバックでの出番が増えていることについて語った。 「彼はそのフィジカルの強さから、良い右サイドバックになれる。問題は、冷静さを保つ能力が足りないため、中央でプレーできないことだ」 「彼は多くのことを学んでいる。サイドバックはファーポストにクロスを上げるときにミスを犯すし、油断する」 「ただ、彼はブルーノ・フェルナンデスがファーポストのドルグに送ったクロスを2、3回防いだ。彼はそれができるフィジカルがある。彼はあそこでプレーできるし、我々を大いに助けてくれた」 「シーズンが始まったとき、もしマテウスを右サイドバック、ニコ・オライリーを左サイドバックで起用すると言われたら、私は何を言っているんだと言うだろう。だが、シーズンはシーズンだ」 マテウス・ヌネスは2023年9月に6200万ユーロ(約100億円)でウォルバーハンプトンから完全移籍で加入。セントラルミッドフィルダーとしてのプレーが続いていたが、前述の通り向いていないというグアルディオラ監督の判断でサイドバックでのプレーが続いている。 獲得した当初には考えられなかったコンバート。高い買い物になった感も否めないが、中盤に戻った際にサイドバックでのプレーが生きればプラスと捉えられるかもしれない。 2025.04.08 22:50 Tue

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