劇的弾でポルトガル撃破のセルビア、ミッション達成で大統領から1億3000万円のボーナスも全額寄付
2021.11.16 22:40 Tue
カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選の最終節で劇的な勝利を収めたセルビア代表の面々だが、大統領からのボーナスが約束されていた。
しかし、その後はなかなかゴールが奪えず。1-1のまま引き分けになるかと思われたが、90分にアレクサンダル・ミトロビッチが劇的ゴール。土壇場で勝ち越したセルビアが逆転で1位となり、カタールW杯出場権を獲得。ポルトガルは失意の中プレーオフに向かうこととなった。
見事にW杯への切符を手にしたセルビアだったが、ポルトガルへと移動する飛行機の中、セルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領が約束。W杯出場権を獲得したが100万ユーロ(約1億3000万円)のボーナスを提供するとしていた。
なお、『ESPN』によると、選手たちが受け取った100万ユーロに関しては、セルビア国内の病気の子供たちの治療に寄付されるという。
PR
セルビアは14日、ポルトガル代表との予選最終節を戦った。首位のポルトガルは引き分け以上でW杯出場が確定する状況。セルビアは勝利が必須だった。試合は、開始2分でレナト・サンチェスのゴールが決まりポルトガルが先制。しかし、33分にドゥシャン・タディッチのゴールでセルビアが追いつく。見事にW杯への切符を手にしたセルビアだったが、ポルトガルへと移動する飛行機の中、セルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領が約束。W杯出場権を獲得したが100万ユーロ(約1億3000万円)のボーナスを提供するとしていた。
大統領の提案が最後のゴールに繋がったかは分からないが、セルビア代表は見事に大統領が求めるポルトガル撃破を成し遂げていた。
なお、『ESPN』によると、選手たちが受け取った100万ユーロに関しては、セルビア国内の病気の子供たちの治療に寄付されるという。
PR
1
2
レナト・サンチェスの関連記事
記事をさがす
|
レナト・サンチェスの人気記事ランキング
1
「ローマは一連の行動を問題視」 モウリーニョとマティッチの関係破綻、10年来の師弟コンビに何が起きた?
元セルビア代表MFネマニャ・マティッチ(34)のローマ退団およびスタッド・レンヌ移籍には、やはりジョゼ・モウリーニョ監督との関係破綻があったようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。 サッカー界を代表する師弟コンビは?と問われて名前を浮かべるファンも多いであろうモウリーニョ監督とマティッチ。チェルシーで始まったこの関係性はマンチェスター・ユナイテッドにローマと今夏まで約10年間続いた。 ところが、8月に入ってマティッチのスタッド・レンヌ行きが急浮上すると、トントン拍子で話が進み、14日に移籍が発表された。また、マティッチはモウリーニョ監督との関係性に亀裂が生じており、ローマも放出を躊躇しないと報じられていた。 強い信頼関係で結ばれたこの両者に一体何が起きたのか。ローマの地元紙『イル・テンポ』のフィリッポ・ビアフォーラ記者によると、マティッチは「チーム練習を投げ出し、モウリーニョだけでなくチームメイトとも問題を抱えた。ローマも一連の行動を問題視し、彼は損得勘定抜きで除外された」という。 酸いも甘いも経験してきたはずのベテランが身勝手な行動をとったなどとは信じたくないが、モウリーニョ監督は19日、セリエA第1節・サレルニターナ戦の前日会見でマティッチ退団の影響を問われ、長年の関係性を考えれば悲しくなるほどにあっさりとコメントした。 「レンヌと1カ月ほど協議していたのだろう。私が付け加えることは何もない」 一方で、ローマが後釜として獲得したレアンドロ・パレデス、レナト・サンチェスについては「パレデスが来てくれて嬉しいよ。彼のことがとっても好きだ。偉大な選手はもういないが、パレデスにサンチェスまで契約できた。街を歩いていて、そうそうお目にかかれる選手ではない」と期待を寄せる。 モウリーニョ監督とマティッチ。何が発端となったかは地元の記者ですら把握できていないようだが、決別したことは間違いない模様。それでも、これからも両者のサッカーキャリアは続いていく。 2023.08.20 15:00 Sun2