老将ヴェントゥーラ氏が引退を発表!イタリア代表では60年ぶりのW杯出場逃す失態…

2021.11.13 00:10 Sat
Getty Images
イタリア人指揮官のジャンピエロ・ヴェントゥーラ氏(73)が、イタリア『Tuttomercatoweb』で監督業を引退することを発表した。

1976年にサンプドリアユースで指導者キャリアをスタートさせたヴェントゥーラ氏。長い監督歴の中で、サンプドリアやカリアリ、ウディネーゼ、ナポリ、トリノなど、イタリアで数多くのクラブを率いてきた。

また、2016年7月からは前任のアントニオ・コンテ氏を引き継ぐ形でイタリア代表に就任。しかし、ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフに回ると、そのプレーオフでスウェーデン代表に敗れ本大会行きを逃し解任。1962年大会から14大会連続で本大会に出場し続けていたアズーリにとっては、60年ぶりに予選敗退となる大失態となった。
直近では、2019年7月から当時セリエBに所属していたサレルニターナの指揮官を務めたが、2019-20シーズンでのセリエA昇格に失敗。クラウディオ・ロティート会長との確執もあり、翌年8月に辞任していた。

『Tuttomercatoweb』のインタビューの中で、ヴェントゥーラ氏は次のように語っている。
「私は(監督業を)引退することに決めた。もう現場の話はしたくないからね。37年間のサッカー人生で、多くの満足といくつかの失敗を経験し、引退する時が来たと思っている」

「最も残念だったのはアッズーリで2018年ワールドカップの出場権を得られなかったことだ」

「私はマンチーニのアッズーリがワールドカップ出場を決めて、優勝できるように祈っているよ」

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