セリエAでプレーできないエリクセン、古巣アヤックス帰還の可能性
2021.11.03 00:16 Wed
インテルのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(29)にアヤックス復帰の可能性が出てきているようだ。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。
今夏行われたユーロ2020のフィンランド代表戦で、試合中に卒倒したエリクセン。意識を失い、ピッチ上で心肺蘇生が行われるなどしたが、無事に一命を取り留め、その後回復した。
エリクセンは手術により心臓発作の再発を防ぐための植え込み型除細動器(ICD)を装着。しかし、イタリアではICDを装着したままではプロスポーツは行えない決まりがあり、インテルも「イタリアの医療機関からエリクセンのスポーツ活動が認められないと報告があった」と声明を発表していた。
これにより、インテルは現状国内でプレーできないエリクセンに対して、他国のリーグでキャリアを継続させることを容認する構えだ。また、750万ユーロ(約9億9000万円)と言われる年俸を節約できることもあり、移籍金の支払いを要求しない可能性が高い。
そういった中、『コッリエレ・デッロ・スポルト』はエリクセンの古巣であるアヤックスが元司令塔の復帰に関心を示していると主張している。
今夏行われたユーロ2020のフィンランド代表戦で、試合中に卒倒したエリクセン。意識を失い、ピッチ上で心肺蘇生が行われるなどしたが、無事に一命を取り留め、その後回復した。
エリクセンは手術により心臓発作の再発を防ぐための植え込み型除細動器(ICD)を装着。しかし、イタリアではICDを装着したままではプロスポーツは行えない決まりがあり、インテルも「イタリアの医療機関からエリクセンのスポーツ活動が認められないと報告があった」と声明を発表していた。
そういった中、『コッリエレ・デッロ・スポルト』はエリクセンの古巣であるアヤックスが元司令塔の復帰に関心を示していると主張している。
アヤックスでは同選手の元同僚でもあるオランダ代表DFデイリー・ブリントがICDを装着してプレーしており、過去の関係性やメディカル部門が同疾患への理解が深いことも、復帰を後押しする材料となるはずだ。
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